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商品説明
競争社会を駆動している無際限な私有化をやめて、本来、社会の共有物であるべきものを元のとおり共有物に戻そう−。現代社会を隘路に追い込んでいる「私有制」を論理的に批判し、非私有的な生き方への可能性を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
私有財産なしで、機嫌よく生きてゆく
銭湯、食堂、喫茶店、縁側……
誰のものでもあり、誰のものでもなく。
『小商い』の終着点を描いた私小説的評論
ミシマ社創業15周年記念企画
『小商いのすすめ』から十年。
消費資本主義がいよいよ行き詰まる中、
「小商いの哲学」を実践するすべての人に贈る。
この社会を安定的に持続させてゆくためには、社会の片隅にでもいいから、社会的共有資本としての共有地、誰のものでもないが、誰もが立ち入り耕すことのできる共有地があると、わたしたちの生活はずいぶん風通しの良いものになるのではないか――本文より【商品解説】
目次
- 第一章 欲望の呪縛から逃れる
- 第二章 非私有的生活への足掛かり
- 第三章 リナックスという共有地
- 第四章 共同体のジレンマ
- 第五章 家族の崩壊
- 第六章 消費資本主義から人資本主義へ
- 第七章 共有地をつくる
著者紹介
平川 克美
- 略歴
- 〈平川克美〉1950年東京生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。文筆家。「隣町珈琲」店主。著書に「小商いのすすめ」「移行期的混乱」等。
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