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きれいになりたい
2022/11/18 18:09
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投稿者:たぬぱん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分は小さい頃からキレイなど言われたことがなく、モテとは?という人生でした。
年を重ね、外見じゃなく自分らしいキレイさとは、と思い手にしました。
答えはまだわかりませんが気持ちが前をむきました。
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2022/02/25リクエスト 6
「どうせ生きるなら、好きな自分で生きていきたい」
「誰に遠慮する人生じゃなし、自分のための美ですもの」
「四十代も終わりかけになって、ようやく女が楽しくなってきた」
「人にはそれぞれ事情があって、みんなが少しずつ不満と不足を抱えて生きている。それでも、明日も生きていかなければなりません。どうせ生きるなら、好きな自分で生きていきたい。私もそう思います。きれいになったって、いいじゃないか」
そのとおり!わかります!
私はスーさんの大ファンなので、ラジオもポッドキャストも何度も聞き返すヘビーリスナーです。
先日、ブクログで自分の著書のレビューを確認することがある、と話していたので、読んでもらえるかも、と張り切って書きます。
とってもよかった!
自分に手をかける、その行為が恥ずかしい。私なんかがそんなことするのは、恐れ多い、いけないこと、のような。
自分のできる範囲で、できることをする、お金をかけられる人はそのように、そうでなければ自分で首掘りしたらいい。
私を慈しむ。
大切ですね。
先日、できる範囲で、骨盤ダイエットコース入会しました。ダイエットというより、人に手をかけてもらう下さいその時間を買いたいと思って。
相談は踊る、でも時々そういう回答が出てきますよね。
美容院でもエステサロンでもネイルでも、自分を労る時間を何とか捻出して、って。
私もこの5年、子どもを抱え、死ぬ気で働いてきました。体調も崩し、持病の難病認定されない病は悪化し、浪人させ、私美大に無事に入学させたら…
それでも、毎日欠かさずスーさんのラジオを聴き、励まされてきました。美しくなることも大切ですが、自分を労る、慈しむことを、今後の人生では大切にしていきたい、と強く思います。
骨だけは持って帰れるように、今後も何とか、ぼちぼちやっていこうと思えた、本当に今の私にピッタリの本でした!
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このサイトで紹介されていた。
ジェーン・スーが雑誌「美ST」に連載していたものをまとめたもの。50を前にして、メイクやダイエット、健康、生き方などについて改めて考えることを書いている。
50前になると、人生も健康も顔を含む見た目も、個人差が大きい。それはもう自分の生きてきた人生の結果なので受け容れるしかないのだけど、女性は若い方が、美しい方が価値があるという世間の価値観は昔から変わらず、何だかなあと思う。
現代は選択肢があり過ぎて、年齢に抗うでもなく、諦めて何もしないでもなく、自分にとってちょうどいい歳の取り方を見つけられれば心が楽になるけど、なかなか難しい。とりあえず、いつまでも昔のままでアップデートしないのが一番歳をとっていく気がするので、情報とか機器とかきちんと取り入れていこうと思う。
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ジェーンスーさんの本は、女同士雑談してる感じで気楽に読めるところがいい。
以下、一番共感した部分
~ 精神の入れ物としての肉体が自分好みだと、とりあえずその場はしのげる。~
確かにそう。だから、美容とか体のメンテナンスって全く気にしないってわけにはいかない。かといって、それに凄く力をいれるのも自分の理想とは違う。歳を重ねるごとに、目指すところにもよるだろうけど、そういったものに時間とお金はかかってくるだろうし、自分でいいバランスを考えていきたいなと思った。
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雑誌「美ST」2018.7月号~2022.3月号の連載をまとめた一冊。スミマセン、美ST読んだことなくて。
タイトルや掲載雑誌から連想して美容の話だけかと思いきや、加齢に伴うボディ変化・時代の変遷に伴ってアップデートが必要な思考やメンタルの保持などなど。
本の装丁で帯部分が透かしレースみたいになっていてカワイイ。
今回の文章は、何となくスーさんの著書「貴様女子~」やPodcast番組「over the sun」を彷彿とさせる雰囲気を感じた。なぜだろう。
ノー・ペイン ノー・ゲイン…「とにかく痛い。痛すぎる。でも、効いてる気がする!だって、痛いから。」ゴメン、ちょっと笑ってしまったw
女の価値はなにで決まる?…スーさんより一回り下の私には、まだ完全にはこの心境にはならないけど「打ちのめされる」気持ちはほんのりわかる気がする。
幸せのバリエーション…いくつになっても、自分も他者も尊重しながら生きていくのは難しいけど気を付けたい。
悪しきシステムをぶっ壊せ…スーさんやアルテイシアさんといった先輩方が教えてくれたから、システムの歪みがわかった。飲み込まれないぞ。
他人の恋だって苦い…ドラマみたいだ。
誰に遠慮して生きる人生か…それな!
ニューノーマルと女友達…over the sunでよく話しているような互助会があれば…。
逃げ恥ランドは何処?…どんな人生を送りたいか、自分で決めないと。
傷ついてこその超回復…わかる!特に結婚してからは「痛い」「ツライ」を口に出して向き合うようになった。その方が楽。
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美をたのしむ
誰に遠慮する人生じゃなし
自分のための美ですもの
人生の舵を自分から放さないために
美は必須なのだ♡
ジェーン・スーさんが最近すきで
読んだ本。
おもしろいエッセイ☺︎
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「幸せは、冷たい川の中で、砂金を探すように見つけるものではない」(抜粋)
僕は「幸せは、瞬間の中にしか見つからない」と思って生きてきた。でも、最近それじゃあ寂しいよね、なんて事も感じ始めている。
何が正解かなんてまだ分からないけれど、自分を幸せにしないといけないよね、と改めて思われた本書です。
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美魔女のメッカ「美st」で連載されていたジェーン・スーさんのコラムをまとめた1冊。
私はこれを読む直前に山崎ナオコーラさんの「ブスの自信の持ち方」を読んでいて続いてこれを読もうと心に決めていました。(ずっと容姿の話してるやんけ)
ラジオやポッドキャストでもご本人が言っている通り彼女は自分の容姿については幼少期から自信がない模様。
その著者が年を重ねるごとに「きれいになりたい気がしてきた」と
あーでもないこーでもないと試行錯誤する。
文字の作品なので「こーんなに綺麗になりました!」という話ではなく
ちょっと露悪的に自虐的に面白く書かれているものの
「あら、私ったらこれ似合うじゃん!」
「よっしゃ!人の手を借りて美しくなってやる!」
と重ねていく思いや行為は楽しい。
昔(若い頃)に比べて綺麗になった。
っていう中高年、今多い気がするんですよね。
自分の親世代ならどんなに綺麗な人もおばさんになったら漏れなくおばさんになっていた。
その次はずーっと綺麗な人は綺麗を保つけれどそうでもない人はそうでもないまま(
(別にそれが悪いわけではない)
という感じだったのに今は
昔に比べて綺麗な人増えた気がする。
それは「私なんて・・・」の呪いを脱いで
「きれいになってみたかったんだよ!」って気持ちを自分で肯定することろから始まるのだと思う。
きれいであることの価値観は私の中で優先順位低いなと思う人も良し!
きれいになりたい気持ちを受け入れてちょっとばかり気を付けてみるも良し!
っていう流れになりつつあるの、すごくいいぞ。
と思ったのでした。
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コロナになってover the sunを聞くようになって、すっかりジェーン•スーさんのファンに。スーさんの背伸びをしない、ありのままの言葉一つ一つが、色々あるけど、自分らしく生きていこうという気持ちにさせてくれます。どの世代の男性にも女性にも、勇気づけられるメッセージがこめられているエッセイです。
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"若者からババアと後ろ指をさされることもあるでしょう。しかし、うろたえたり怒ったりしてる場合ではない。他人に気に入られるために無理をするよりも、自分で自分を気に入るほうが何倍も幸せだと、乙女たちに早く気付いてもらわなきゃ。 この悪しきシステムを、さっさとぶっ壊さなきゃ。
誰かが作った地獄から、彼女たちを解放してあげられるのは我々です。守ってやりましょうよ、昔の自分を。"(p.70)
"人の手を借りることに罪悪感を持たず、気前よく助けたり助けられたりしながら、 健やかに生きていきたいものです。"(p.219)
"女であることに間違いはなく、自分であることを誇りたいのに、自分の一部を否定しないといられなかっためんどくさい私。しかし、記号を排除することで偏見や決めつけを回避できたのも、悔しいかな事実です。 皮肉なもので、女とみなされる機会が減ってきた中年期になってから、私は女の記号をどんどん取り入れられるようになりました。"(p.223)
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雑誌、「美ST」に連載されているコラム。書かれている話題は美容だけではない。中年の老い方、暮らし方、時代とともに女性の生き方も変わってきたこと。全編に通じているのは、自分の本心や遠慮にしっかり向き合うことの大事さ。時代の中で常識、通年と思われていることでも、フェアじゃないと思ったら声に出してみることも。核になっているのはこれまでの作品に一貫しているけど、今作はだいぶソフトな感じがした。だから、老若男女のジェーン本未読の方におすすめです。
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ジェーン・スーさんの文章が大好き。的を得ていて、時々辛辣だけど、温かくて。自虐だけど、自己受容されていて。うなずいたり、クスクス笑えたり、表現が忙しい。
最後に「自分で自分を好きでいられるような、自分のためのきれいを求めているってこと」。
自分の中のきれいを私も求めていきたい。それにはやっぱり努力も必要なんだよね。
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書いてること全てに同意することは無いんだけど、好きなんだなー、スーさんが。
「あの子もうしたのかしら…」から、「あの子まだしてるのかしら…」に声出して笑いましたw
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それなりにかわいいとか言われて生きてきた。
けど、全然自分に自信がなかったし、自分のことが嫌いだった。
わりとかわいいとか褒められる事も多かったのに、言われるたびにお世辞でしょ、とかそんな事思ってないくせにって思ってた。
読んでたらふとフラッシュバックするようにおもいだしたよ。
小学生の卒業アルバム用の写真を撮る日の事。
クラスメイトが「かわいくしてあげるよ〜!」っていって私の髪をセットし出した事。
櫛で私の髪を両側の上の方にまとめていき、前髪も含めた高めのツインテール。
「できた!」「わ〜!かわいい〜!」
と周りの女子達がもてはやす声の中鏡を見た瞬間。
え、誰?このブス?
え、かわいいとか嘘だろ?
え、わたしいじめられてた?
それなりに、悪くはない関係をクラスで築いて来たと思ってたんだけど、あれ、恨まれてたの?
本当に鏡の中の自分の姿がショックで、誰も信じられなくなった。
結局そのまま髪を下ろせずに、今まで見たことのないブサイクな自分が卒業アルバムには刻まれた。
そうだ、そこからじゃないか。
私の中学時代は一番暗黒時代だった。
人と目を合わせず、前髪を伸ばし、田舎なので流行り物にも疎く。
キラキラしてる周りの同級生女子達の輪に入れず、自分はダメだと思い込んでいた。。。
そこから十数年が経ち、自分の好きな服を選ぶ事も出来るし、メイクも楽しくなってきた。
無造作ヘアを自分でつくるのは難しくて、夏なんか汗だくになりながらやり直す事が何度もあった。
でも自分だけじゃなかったんだな。
"ちょっとひき出す"って難しくて良かったんだな。
みんな努力して手に入れてるんだな。
いつもスニーカーばかりだったけど、ハイヒールにも挑戦してみたい。
歳はとっていくから、年相応のおしゃれに移行していきたい。
目の前を楽しそうに生きている先輩達がいるから、きっとわたしも大丈夫だ。
わたしもこんなふうに楽しく、綺麗になることを諦めずに歳をとっていこう。
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さくさく読めた。心に残った一文。
・私は若く美しかったではなく、「私は歳を重ね今も美しい」
・周囲のために自己犠牲を払った人は周りにも同じ犠牲を要求するからよくない。自分の欲望や理想に正直に誰にも遠慮しないで生きる
・他者や社会に自分のことをジャッジさせない