紙の本
きたきた捕物帖 (PHP文芸文庫)
著者 宮部 みゆき (著)
江戸は深川、親分の跡を継いで岡っ引きたらんとする北一が、相棒・喜多次やおかみさんの力を借りて成長し、事件や不思議なできごとを解き明かす。謎解き×怪異×人情の捕物帖シリーズ...
きたきた捕物帖 (PHP文芸文庫)
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商品説明
江戸は深川、親分の跡を継いで岡っ引きたらんとする北一が、相棒・喜多次やおかみさんの力を借りて成長し、事件や不思議なできごとを解き明かす。謎解き×怪異×人情の捕物帖シリーズ、第1弾。【「TRC MARC」の商品解説】
宮部みゆき、新シリーズ第一巻、待望の文庫化!
二人の「きたさん」が事件に翻弄されつつ成長していく物語で、著者が「生涯、書き続けたい」と願う捕物帖。
舞台は江戸深川。一人目の「きたさん」こと北一は、亡くなった岡っ引き・千吉親分の本業だった文庫(本や小間物を入れる箱)売りで生計を立てている。いつか自前の文庫をつくり、売ることができる日を夢見て。
本書では、ちょっと気弱で岡っ引きとしてはまだ見習いの北一が、やがて相棒となるもう一人の「きたさん」こと喜多次と出逢い、亡き親分のおかみさんなど周りの人たちに助けられ、事件や不思議な出来事を解き明かしていく。
北一が住んでいるのは、『桜ほうさら』の舞台になった富勘長屋。さらに『<完本>初ものがたり』に登場した謎の稲荷寿司屋も、本書の中でその正体が明らかになるという、宮部ファンにとっては見逃せない仕掛けが満載。
宮部ワールドの要となる痛快・人情時代ミステリー。【商品解説】
著者が生涯書き続けたいと願う新シリーズ第一巻の文庫化。北一と喜多次という「きたきた」コンビが力をあわせ事件を解決する捕物帖。【本の内容】
収録作品一覧
ふぐと福笑い | 9−70 | |
---|---|---|
双六神隠し | 71−157 | |
だんまり用心棒 | 159−292 |
著者紹介
宮部 みゆき
- 略歴
- 作家
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いやいや、面白かった!
2022/03/16 11:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだろ。やっぱり、面白いし読みやすいし、さすがだなぁ。続きは発売される予定だと知りながら、待ちきれずに掲載誌の文蔵を買ってしまった!
登場人物の個性が際立っていて、哀しいくらいの悪とか、待ってましたの爽快感とか、詰め込まれてましたよ。
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捕物帳シリーズ
2022/03/16 11:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い、楽しめる、時代物語でした。江戸中期の江戸の街・本所深川を舞台に、北一という岡っ引きの手下が、多くの人に支えながら、独り立ちしていく様が描かれる。江戸に暮らす人々の人生や思い、生き様、生活感が楽しく味わえる。4つの短編に現れる不思議や事件は、人間の業を背景に生じている気がする。このシリーズも、楽しみである。
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中身ですよ
2023/03/31 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
見た目も弱々しくてパッとしない北一だけれど、人相を忘れなかったり、物の通りをわきまえていたりで、応援してくれる人々の力を借りたら、岡っ引になれるかも。今後の活躍が楽しみ。
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早く続きが読みたいなぁ
2022/08/21 00:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の日常で発生する事件を二人のきたさんが解決していく話。
事件の解決方法がどれも気持ちが良い。意地悪な文庫屋の問題も、周りの力を借りながらきっと解決できるだろうと信じられる。既刊の「初ものがたり」とも少しリンクしていて、ずっと知りたかった謎の親父の正体も、今後の展開でわかるかも、とちょっと楽しみ。早く続きが読みたいなぁ。
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待望の新シリーズ(文庫版)
2022/07/24 14:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナP - この投稿者のレビュー一覧を見る
それにしても江戸期のこども達はたくましくて立派、現代の子等に爪の垢を煎じて飲ませたい。
それにしてもおかみさん恐るべし。
北一と喜多次の今後の活躍が楽しみ
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まちがいない
2022/05/30 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部みゆきさんの時代もの、青年になりかけの主人公、おもしろくないわけがない。北一はもちろんおかみさん、おみつ、富勘さん、喜多次など登場人物のキャラクターも魅力的で、それぞれの展開もおもしろかった。新シリーズということでこれからも楽しみ!
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「名探偵」は誰
2022/05/20 15:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
捕物帖とか探偵ものだと、ホームズや平次といった凄腕が鮮やかに事件・トラブルを解決していくイメージがあります。でも、本作の主人公北一は、岡っ引きの元手下(てか)。先代亡き後、その後継者に指名されることもありませんでした。先代に認められていなかったってこと?
そんな北一ですが、彼を中心に事件が解決し謎解きがなされます。本作の「名探偵」は誰?
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長屋事件簿
2022/04/29 13:57
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸の長屋で繰り広げられる事件と解決に走る若者の話。主人公の北一が事件を解決してゆくことになるまでの北一の身の上話から始まる。よくある時代劇事件簿のようで、一番の違いは、文書の言葉の丁寧さ。うわっぺらの言葉の並びではなくて、思わず読みふけってしまう達筆力に、内容もしかり、夢中になった。これからの北一の活躍ぶりが楽しみです
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宮部さんの新シリーズ
2022/03/10 21:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
河豚にあたって亡くなった千吉親分に育てられた一番下っ端の手下、北一の成長物語。
長屋の面々、千吉親分のおかみさん、差配さんなど魅力的な登場人物たちが生き生きと描かれていて、
宮部さんの江戸ものにハズレはないです。
政五郎親分も名前だけですが登場します。
きたきたというからもう一人、喜多さんが出てくるのですが
2人の関係性もこれからなので楽しみなシリーズです。
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期待の新シリーズ
2022/03/21 09:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「初ものがたり」から少し時間は流れ、岡っ引き千吉親分の急死から物語が始まる。末子分の北一は親分の生業だった文庫の棒手振りで糊口をしのぐが、何故か不思議な事件に巻き込まれる。主人公の他、未亡人・松葉、差配人・富勘、悪役に至るまで人物造形が豊かで、深川を闊歩してそうな人物ばかり。何より語り口が巧みで季節感、人情味溢れた文体で、心地良い読書を味わえる。お人好しの北一が嫌なこと面倒なことも厭わないことで正体不明な男・喜多次と出会うまでが本巻は終わる。この二人なら面白い物語が期待できそう。刊行が待ち遠しい。
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きたきた捕物帖
2023/07/19 10:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
千吉親分の元で文庫売りをしながら岡っ引きの見習いもする北一。しかし突然その親分が亡くなってしまう。残されたおかみさんの世話をしながら、文庫売りを続ける北一だが、何故かいろいろな厄介事が持ち込まれる。ある日、事件を調べているときに死体を発見する。そしてその死体が岡っ引き見習いの北一に新たな道を与えてくれることに・・・・・。
宮部さんの時代作品はどれも面白いですね。安心して読めました。
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新捕物帖シリーズスタート
2022/11/23 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
バディものの捕物帖新シリーズ。
文庫売りの北一が亡くなった岡っ引き・千吉親分の後を追うように、事件に取り組んでいく。若いながら、時に鋭く、時には千吉親分のおかみさんの力を借りながら、事件を解き明かしていく様が面白いし、文庫売りとしても成長していく様を見守りたいと思わされる。また、とある事件で出会うもう一人のきたさんとのコンビの進展にも目が離せない。
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江戸下町の人情・捕物話を背景にした若者2人の成長物語。
2022/05/29 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸下町の人情・捕物話を背景にした若者2人の成長物語。新シリーズだけに一・二話は登場人物の紹介のためやや平凡だが十分に楽しめる。三話以降は単独の作品としても成り立つほどしっかりした構成と謎解きで楽しめる。ほぼ主役が出揃った今後、北一と喜多次という2人の主役を取り巻く優しい人々と、江戸下町の人情・捕物話とが如何に展開していくのか今から楽しみ。著者の魅力はスリリングな展開の中に人情味をしっかりと描いていくところ。期待してまっせ。
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謎は解けるか
2022/05/14 14:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。さすがの安定感!
生まれ変わりの話はちょっと後味が悪かった。
風呂屋の青年は何者だ?「初ものがたり」からの因縁は?
謎が解ける日が楽しみ。
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人間味あふれる物語にほっこり
2022/04/07 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
皆から愛されていた岡っ引きの千吉親分が亡くなり、その文庫屋で文庫売りをする北一が親分に変わり、怪奇で、時には物騒な事件を様々な人の力を借りながら解決していく物語。
本所深川の下町で繰り広げらる事件に、ドキドキわくわくし、あっという間に読めた。
謎が多い登場人物もいるし、北一の今後の活躍も気になるしで続きが楽しみだ。