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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/02/26
- 出版社: ひつじ書房
- サイズ:22cm/413p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-8234-1109-0
- 国内送料無料
紙の本
横光利一と台湾 東アジアにおける新感覚派の誕生 (ひつじ研究叢書)
著者 謝 惠貞 (著)
日本統治期台湾の文学に大きな影響を与えた横光利一。日本統治期において台湾人作家がいかに横光を受容したかを解明し、台湾文学史の中にこれまで看過されてきた「台湾新感覚派」の誕...
横光利一と台湾 東アジアにおける新感覚派の誕生 (ひつじ研究叢書)
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商品説明
日本統治期台湾の文学に大きな影響を与えた横光利一。日本統治期において台湾人作家がいかに横光を受容したかを解明し、台湾文学史の中にこれまで看過されてきた「台湾新感覚派」の誕生を文学史に正しく位置づける。【「TRC MARC」の商品解説】
日本統治期台湾の文学において、横光利一の「純粋小説論」や作品が与えた影響は大きく、また、その影響は中国や韓国など東アジアに広がる。本書は、日本統治期において台湾人作家がいかに横光を受容したかを解明し、台湾文学史の中にこれまで看過されてきた「台湾新感覚派」の誕生を文学史に正しく位置づける。更に、韓国の李箱や中国に渡った劉吶鴎の横光受容や、新発見された横光の随筆「台湾の記憶」を通して台湾の表象を論じる。【商品解説】
目次
- 序章 日本統治期台湾における新感覚派
- 1 なぜ台湾における「新感覚派」か
- 2 東アジアにおける新感覚派の誕生のために
- 第一章 一九三二年−一九三六年横光利一受容の概観−楊逵と「純粋小説論」を中心に
- 1 文芸復興の台湾への波及
- 2 文芸大衆化との交差−「純文学・芸術派」の位相
- 3 台湾における「純粋小説論」論争と楊逵による受容
- 第二章 明治大学での師事−横光利一「頭ならびに腹」と巫永福「首と体」
- 1 文体模写の必要
- 2 新形式の主張−「頭ならびに腹」との「象徴」の類似
著者紹介
謝 惠貞
- 略歴
- 〈謝惠貞〉1982年台湾生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。台湾・文藻外語大学日本語学科准教授。
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