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天皇家の恋愛 明治天皇から眞子内親王まで (中公新書)
著者 森 暢平 (著)
政治家、法律、そして社会に縛られる皇族たち。天皇家の恋愛を通して、皇室という家族を、明治以降の150年余の長いスパンで描き、日本の近代化と皇室の家族の近代化を並行して見る...
天皇家の恋愛 明治天皇から眞子内親王まで (中公新書)
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商品説明
政治家、法律、そして社会に縛られる皇族たち。天皇家の恋愛を通して、皇室という家族を、明治以降の150年余の長いスパンで描き、日本の近代化と皇室の家族の近代化を並行して見ることにより新しい皇室像を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
明治天皇まで多妾が容認された天皇家は、いま一夫一婦制、子どもを家庭で養育する近代家族へと大きく変わった。これは、恋愛から家族をつくった戦後の明仁皇太子・美智子妃によるとされる。だが、それ以前から天皇家は、三代の皇后を始め多くの皇族たちが、近代家族を目指し、その時代なりの恋をしていた。本書は、明治以降、上皇夫妻や眞子内親王まで、天皇家一五〇年に及ぶ歴史を、数々の恋愛から描き出す。【商品解説】
西洋流の一夫一婦制を求められた明治期から、明仁親王・美智子妃や眞子内親王まで、天皇家一五〇年の歴史を数々の恋愛から描き出す。【本の内容】
著者紹介
森 暢平
- 略歴
- 〈森暢平〉1964年埼玉県生まれ。国際大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。成城大学文芸学部教授。博士(文学)。専攻は日本近現代史、歴史社会学、メディア史。著書に「近代皇室の社会史」など。
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ワイドショーみたいな内容で中公新書?
2022/04/30 23:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
天皇家の恋愛について、明治天皇から上皇さま、そしてラストは眞子さんについて取り上げた1冊です。
特に、上皇さまと美智子妃についてに最も紙幅が充てられています。
明治天皇の頃から、歴代天皇はどんな恋愛をしてきたかについて言及したのは、読んでいて新鮮でした。
ですが、特に上皇さまと美智子妃の文章については、結局テレビの皇室ワイドショー番組レベルの内容では、と思いました。「この軽い内容で中公新書になるの?」と正直引きました。また、他の部分でも、「こんなの書いていいの?」と不快に思う文章がありました。
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期待外れ
2022/03/25 00:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
参考文献目録にある「昭和天皇拝謁記」1巻を読めば分かるように、貞明皇后がこだわりを見せている浅野家の御曹司は貞明皇后にとっては産褥熱で薨去した姉の菊麿王妃範子の忘れ形見の息子なので孝宮和子内親王とは又従兄弟なのに触れていないが、順宮の夫君は朝彦親王の王女の息子で又従兄弟だと言及して、恣意的な記述を感じる。自称「皇室ジャーナリスト」河原敏明の「天皇家の五〇年」を仰々しく使っているのに、河原が再三興味本位で取り上げた李鍵公と松平誠子の離婚には言及しないから、著者は王公族には関心がないらしい。