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商品説明
AI研究や言語資源を活用した研究、また日本語学習者や発達障害児に焦点を当てた研究等で、言語とコミュニケーションの関係などをまとめた論文集。2020年10月開催の国立国語研究所主催NINJALシンポジウムの成果。【「TRC MARC」の商品解説】
本書はAI研究におけるコミュニケーションの現状や、様々なコーパス及び在外資料を活用したコミュニケーションの実態の把握と検討、また日本語学習者や発達障害児の言語とコミュニケーションの関係などをまとめた論文集である。
■「まえがき」より
中島氏の論考は「AI and 対話」と「AIを相手として対話する」の2つの視点からAI研究の歴史と現状を検討し、人間とAIシステムの違いを解説したものである。続く5つの論考は、国立国語研究所が構築してきた方言コ ーパス、歴史コーパス、日常会話コーパス、学習者コーパス、在外資料など言語資源を活用して、配慮の表現・行動の観点からコミュニケーションの実態を探り、そこに潜む問題点を検討している。
後半の4つの論考は、「健常な成人の母語話者によるコミュニケーション」を対象にした旧来のコミュニケーション研究から、外国語として日本語を学ぶ人(日本語学習者)や障害を持つ人、さらには外国語との比較などに視点を広げ、言語とコミュニケーションの関係を考察したものである。
本書の刊行を通じて、言語とコミュニケーションの研究がさらに深まることを期待したい。【商品解説】
目次
- 第1章
- AIと対話
- 中島秀之
- 第2章
- 丁寧表現形式「デス」の地域差―日本語諸方言コーパス(COJADS)から―
- 木部暢子
- 第3章
- 対人配慮の歴史をどう捉えるか―『平家物語』の〈受諾〉〈断り〉表現をめぐって―
収録作品一覧
AIと対話 | 中島秀之 著 | 1−14 |
---|---|---|
プロソディーの多様性と音声コミュニケーション | 窪薗晴夫 著 | 183−203 |
丁寧表現形式「デス」の地域差 | 木部暢子 著 | 15−35 |
著者紹介
窪薗 晴夫
- 略歴
- 〈窪薗晴夫〉エディンバラ大学大学院博士課程修了。PhD(言語学)。国立国語研究所理論・対照研究領域教授。
〈朝日祥之〉大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国立国語研究所言語変異研究領域准教授。
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