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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/25
- 出版社: 集英社
- サイズ:19cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-786135-8
紙の本
エブリシング・バブルの崩壊
著者 エミン・ユルマズ (著)
コロナ禍の金融緩和が終わる。米国はインフレが止まらず利上げが始まる。世界経済は転換期を迎える−。バブルができあがった背景から国際情勢の動きが相場に与える影響、最新の地政学...
エブリシング・バブルの崩壊
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商品説明
コロナ禍の金融緩和が終わる。米国はインフレが止まらず利上げが始まる。世界経済は転換期を迎える−。バブルができあがった背景から国際情勢の動きが相場に与える影響、最新の地政学リスクまで、幅広い話題を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
コロナ禍で空前の金融緩和が行われて3年。インフレ懸念、利上げの必要性を叫ばれてきたが、いよいよ2022年は、FRB(米国の連邦準備理事会)の方針大転換で、3月から利上げが始まり、世界経済のフェーズが変わる。
米国のインフレ率は、2022年1月で前年比8.6%に達し、食料や生活用品が値上げされているばかりか、賃金も上昇している。
しかし日本では、思うように賃金が上がらず、物価の上昇だけが先行する不況下のインフレ、すなわちスタグフレーションが懸念されている。
また米国が撤兵したアフガニスタンの混乱や、ウクライナへのロシア侵攻の懸念など、地政学リスクが増大することによって、原油や天然ガス、小麦などのコモディティ価格が上昇し、ますます世界のインフレに拍車をかける状況となった。
一方、世界経済の牽引車だった中国は、恒大集団の実質的な破綻など不動産バブルの崩壊がささやかれ、景気の後退が懸念されている。
こうした様々な世界経済のほころびが明らかになった2022年、上昇しすぎた世界の株式市場や不動産市場はどうなるのか?
今後の世界経済はどのように展開していくのか?
すべてがバブルと思われるほど価格が上昇したいま(2022年春)、リーマンショック以上の世界経済の崩壊(!)が近づいていることを、著者は深く懸念している。
さらにサイバーセキュリティーへの懸念や暗号通貨の広がりなど、グローバル化、デジタル化した世界経済ならではの、新しい問題についても警鐘を鳴らしている。
著者は、こんなときだからこそ、日本に世界の資金が集まるチャンスとも言う。
投資をする人も、そうでない人も、世界経済の大転換期に入った今、是非読んでおきたい一冊である。
( 目 次 )
第1章 エブリシング・バブルはFRB緩和バブル
第2章 キャリーバブルとキャリークラッシュ
第3章 難儀きわまるインフレがやってきた!
第4章 日本経済の今後を考える
第5章 中国で全開する習近平ワールド
第6章 ウクライナ、アフガニスタンなどの地政学リスクの変化
第7章 世界標準に比して無防備に近い日本のサイバーセキュリティー
第8章 暗号通貨の正体
[著者] Emin・Yurumazu (エミン・ユルマズ)
トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。
一年後に東京大学理科一類に合格、2004年に東京大学工学部を卒業。2006年に同大学新領域創成科学研究科修士課程を修了し、生命工学修士を取得。
2006年野村證券に入社。投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後、2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任。【商品解説】
コロナ禍で空前の金融緩和が行われて3年。インフレ懸念、利上げの必要性を叫ばれてきたが、いよいよ2022年は、FRB(米国の連邦準備理事会)の方針大転換で、3月から利上げが始まり、世界経済のフェーズが変わる。
米国のインフレ率は、2022年1月で前年比8.6%に達し、食料や生活用品が値上げされているばかりか、賃金も上昇している。
しかし日本では、思うように賃金が上がらず、物価の上昇だけが先行する不況下のインフレ、すなわちスタグフレーションが懸念されている。
また米国が撤兵したアフガニスタンの混乱や、ウクライナへのロシア侵攻の懸念など、地政学リスクが増大することによって、原油や天然ガス、小麦などのコモディティ価格が上昇し、ますます世界のインフレに拍車をかける状況となった。
一方、世界経済の牽引車だった中国は、恒大集団の実質的な破綻など不動産バブルの崩壊がささやかれ、景気の後退が懸念されている。
こうした様々な世界経済のほころびが明らかになった2022年、上昇しすぎた世界の株式市場や不動産市場はどうなるのか?
今後の世界経済はどのように展開していくのか?
すべてがバブルと思われるほど価格が上昇したいま(2022年春)、リーマンショック以上の世界経済の崩壊(!)が近づいていることを、著者は深く懸念している。
さらにサイバーセキュリチィーへの懸念や暗号通貨の広がりなど、グローバル化、デジタル化した世界経済ならではの、新しい問題についても警鐘を鳴らしている。
著者は、こんなときだからこそ、日本に世界の資金が集まるチャンスとも言う。
投資をする人も、そうでない人も、世界経済の大転換期に入った今、是非読んでおきたい一冊である。
( 目 次 )
第1章 エブリシング・バブルはFRB緩和バブル
第2章 キャリーバブルとキャリークラッシュ
第3章 難儀きわまるインフレがやってきた
第4章 日本経済の今後を考える
第5章 中国で全開する習近平ワールド
第6章 ウクライナ、アフガニスタンなどの地政学リスクの変化
第7章 世界標準に比して無防備に近いサイバーセキュリティー
第8章 暗号通貨の正体
【本の内容】
著者紹介
エミン・ユルマズ
- 略歴
- 〈エミン・ユルマズ〉トルコ出身。東京大学新領域創成科学研究科修士課程修了。野村證券勤務を経て、複眼経済塾取締役・塾頭。著書に「コロナ後の世界経済」など。
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時機を得た本
2022/05/22 13:24
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年くらいから米国株に投資したら年4%は固い等という絵空事が飛び交っていましたが、5月世界の株価が暴落してきた現在、この本の話の精度が高まっています。
紙の本
エミンさんの最新本
2022/06/06 07:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はらお - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の経済、政治の状況を分析して未来の世界情勢をしっかりと分析している本です。コロナで行き過ぎた金余り経済を作り、バブルとなった世界が今後どうなっていくかよくわかりました。そんな中でも日本の復活を信じてやまないエミンさん。岸田政権の舵取り一つで日本の重要な将来が決まる分岐点を迎えていると思います。今年は世界も日本も正念場。バブル崩壊は致し方ないけどより良き未来の礎を作るスタートになっていってほしいです。
紙の本
読みやすくわかりやすいです。
2023/09/04 13:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に書かれたものですが、振り返っても当たっていることが多いような気がしました。
ちょいちょい書かれている著者の経歴をみて、いろいろな引出しを持っている方なんだなと改めて思いました。
電子書籍
当たり
2022/09/28 20:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
この書籍は、おおよそ今年の2月ないし3月頃に書かれたものと思われる。
それから半年以上経って初めて読んだが、予想が当たっているものが多い。