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商品説明
ロシアの暗殺者の身元を特定し、シリアの戦争犯罪を暴き出す−。大手メディアもかなわぬスクープを続々とあげ、世界中から注目を集める調査報道ユニット〈ベリングキャット〉。その活動の実態を創設者みずから語る。【「TRC MARC」の商品解説】
国家は平然と嘘をつく。その虚偽を真っ先に暴いたのは大手メディアではなく、オンラインに集う無名の調査報道集団だった。世界中が注目する彼らの活動を初公開。
平然とウソをつく権力者に
ふつうの市民がいかにして立ち向かうか。
大手メディアも驚くほどの速さと正確さで次々にスクープを飛ばし、いまや世界中から注目される調査報道ユニット〈ベリングキャット〉。シリア政府の戦争犯罪をあばき、ロシアの暗殺者の身元を特定し、ウクライナで民間機を撃墜した黒幕をも突き止める。いったいかれらは何者なのか? なぜそんなことが可能なのか?
始まりは、キッチンテーブルで見た〈アラブの春〉の現地動画だった。ここはどこだ、映っているのは本物なのか。オンラインゲームにはまっていた著者は、ネット上に集った仲間とともに、独学でまったく新しい調査手法を作り上げてゆく。
かれらが使うのは、SNSの投稿や流出した名簿など公開された情報のみ。フェイクもプロパガンダも混在するウェブ情報のなかから、権力者たちが望まない真実へたどりつくのだ。
権力者は平然と、見えすいたウソをつく。その虚偽を覆すことは私たちにも可能だ──。ポスト真実の時代に生まれたデジタルハンターたちの活躍を描く。【商品解説】
目次
- 第1章 ラップトップ上の革命──ネット調査の可能性に気づく
- マスコミ瀕死、ニュース万歳/シリア──取材のできない戦争/情報戦争と樽爆弾/『ニューヨーク・タイムズ』の第一面/化学兵器の露見/どこまで行けるか
- 第2章 〈べリングキャット〉の誕生──探偵チームの形が整う
- 知らぬ者どうしの集まり/欺瞞と証拠/モスクワを指弾した学生/凶器の「指紋」/世界じゅうの探偵
- 第3章 事実のファイアウォール──デジタル・ディストピアへの反撃
- 反・事実コミュニティ/防火壁を築く/ネットの憎悪が実社会へ/罠を無効化する/一般の人々を巻き込む
- 第4章 ネズミが猫をつかまえる──スパイ事件が時代を画する事例に
著者紹介
エリオット・ヒギンズ
- 略歴
- 〈エリオット・ヒギンズ〉オープンソース調査集団として何度も表彰された『ベリングキャット』の創設者。カリフォルニア大学バークレー校ヒューマン・ライツ・センター研究員。
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