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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 285件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2022/03/24
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/152p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-527409-5

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紙の本

おいしいごはんが食べられますように

著者 高瀬 隼子 (著)

【芥川賞(167(2022上半期))】職場でそこそこうまくやっている二谷、皆が守りたくなるような存在で料理上手な芦川、仕事ができてがんばり屋の押尾。心をざわつかせる、仕事...

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おいしいごはんが食べられますように

税込 1,540 14pt

おいしいごはんが食べられますように

税込 1,463 13pt

おいしいごはんが食べられますように

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商品説明

【芥川賞(167(2022上半期))】職場でそこそこうまくやっている二谷、皆が守りたくなるような存在で料理上手な芦川、仕事ができてがんばり屋の押尾。心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。『群像』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

第167回芥川賞受賞!

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。
ままならない微妙な人間関係を「食べること」を通して描く傑作。



【商品解説】

著者紹介

高瀬 隼子

略歴
〈高瀬隼子〉1988年愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。「犬のかたちをしているもの」ですばる文学賞を受賞し、デビュー。著書に「水たまりで息をする」など。

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書店員レビュー

真夜中のカップ麺

ジュンク堂書店福岡店スタッフさん

お菓子作りが上手で、いつも笑顔で優しい芦川。彼女は体調が悪くなるとすぐに早退したり、当日欠席したりするなど、出来ないことがたくさんあったが、無理して頑張らなくても周りから咎められず、むしろ理解され守られていた。
そんな芦川の弱さに性的興味を持つ二谷。二谷を慕い、芦川が出来ない仕事をこなす頑張り屋の押尾。
芦川に対して「嫉妬」とも「嫌悪」とも呼べぬ感情を渦巻かせながら、物語は二谷と押尾、2人の視点で進んでいく。関係の中心にいる芦川の心の内は語られることがない。そのことが物語に若干の不気味さを滲ませる。

著者はどうしてここまで人々が持つ醜い感情を言葉にできるのか。読んでいてとても苦しくなるが、それでも読むのをやめられない。この小説はまるで体に悪いとわかっていても食べるのをやめられない真夜中のカップ麺のようだ。

みんなのレビュー285件

みんなの評価3.7

評価内訳

電子書籍

【ネタバレ】繊細ヤクザの話。

2022/05/12 20:41

15人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆな - この投稿者のレビュー一覧を見る

ゲボ面白い。

下品な言い方で申し訳ないが、この表現しかできない。

不気味・不穏・薄気味悪い、でも印象的で面白い。

こんな小説読んだことない。


かもめ食堂(2006)、食堂かたつむり(2008)を皮切りに、たくさんのごはん小説を読んできた。

これまでのごはん小説は、登場人物がいい人ばかりで構成されているか、嫌な奴が出てきても、おいしいごはんで乗り越えていくかの2択だった気がする。

この本は違う。

種類は違えど、やべーやつしか出てこない。

以下、主な登場人物。

◆芦川(女性)
身体が弱く、『辛い時には無理しない』スタイルを貫く。
故に、やらなければいけない仕事があったとしても、体調が悪ければお構いなしに早退する。もちろん仕事は他の人に振り分けられる。
しかし、体調不良で早退したにもかかわらず、翌日『ご迷惑をかけたお詫びです』と、手の込んだ手作りお菓子を職場に持参する。
バカな男性社員と謎思考のパートババアは、『おいしい!』『芦川さんって本当に家庭的ね〜』と大絶賛。

経験年数が長く仕事への貢献度が低いため異動対象であるが、支店長とベテラン社員(何れもおっさん)の強い要望により、現在の支店に居座り続ける。

◆二谷(男性)
体調不良で早退する芦川の尻拭い要因の1人。
かなり屈折しており、芦川の勤務態度や芦川の作る食事やお菓子に抵抗があるにもかかわらず、か弱い芦川に魅力を感じ、芦川と男女の関係になる。
手作りの食べ物を忌み嫌っており、『カプセルで栄養摂取できたらいいのに』等、厨二臭い思想を持つ。

◆押尾(女性)
芦川の尻拭い要因の1人。気が強く、可愛げがない。体調不良で早退したのに手の込んだお菓子を作ってくる芦川に反感を持つ(当然である)。会社に貢献しているのは確実に芦川ではなく押尾だが、社内では全く評価されていない。




この話は、所謂『繊細ヤクザ』の話だ。

体調不良(重い持病ではなく、偏頭痛などの軽微なもの)でお構いなしに早退し、でも、みんなが尻拭いをしている間に芦川はせっせとお菓子を作り、翌日、会社に持っていく。
バカな男と優しいパートは芦川のお菓子を褒める。

読んでいて思ったのだが、芦川はお菓子作りも料理も好きじゃない。明確に記載されているわけではないが、作る工程よりも『お菓子を振る舞って褒められる私』が好きなのである。

結末の詳細は伏せるが、この物語を読んだ多くの女性が押尾に感情移入すると思うが、押尾は報われない。


繊細ヤクザの大勝利である。

はっきり言ってめちゃくちゃ胸糞が悪い。
かといって、駅のゴミ箱に捨てたくなる小説か?と聞かれれば、全くそんなことはない。
主に芦川の図々しさ(この人は全く弱者ではない。図太くて強かである)がどんどん増長されていく様が面白くて、ページをめくる手が止まらない。

読後感が悪い小説は大体売り飛ばすことにしているが、この本は売らない。記憶が薄れた頃に本棚から抜き出して、怒ったりイライラしたり、押尾に同情したりしながら、また読むと思う。

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紙の本

小説だからこそ描ける関係

2022/05/20 07:00

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第165回芥川賞候補作となった『水たまりで息をする』は受賞には至らなかったが、評価的には悪くなかったし、難しい題材ながら文学作品としてすっと心に届いた。
 なので、高瀬隼子(じゅんこ)という作家は覚えておこうと思った。
 それに続く作品が本作ということになる。
 職場の中の微妙な人間関係を描いて、それはきっとどこの職場でもアルアルなのだが、高瀬さんが描くと独特なニュアンスの、人と人との息が届く距離感が巧みに浮かぶ上がってくる。

 主人公の二谷という若い男は食べ物に関して、カップ麺で腹が満たされたらいい程度で、ほとんど興味をもっていない。
 彼と同じ職場に芦川さんという若い女子社員がいる。体が弱いのか、仕事にさほど意欲を持っていないが、その態度がかわいくて、男の先輩社員らの受けがいい。
 そんな芦川さんが苦手という、押尾さんという女子社員がいる。
 彼女が二谷にこう声をかける。
 「わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」

 ところが、二谷と芦川さんがいつの間にか関係を持ち、芦川さんは二谷のために手料理をつくる関係になっていく。
 そればかりか、職場に手づくりのケーキやクッキーなんかも持ってくるようになり、職場での芦川さん人気はさらに高まる。
 こういう関係って、ありそうだ。
 押尾さんがそんな職場からはじかれていくのは仕方がないが、面白いのは食べ物に関心のない二谷だ。
 芦川さんの好意を見えないところで拒絶している男。
 多分日常の世界では覗きえない人との関係を、小説なら描けるんだと、高瀬さんは証明してくれている。

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紙の本

読みやすくてわかりやすい

2022/08/19 22:17

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近の芥川賞受賞作品は、かつてと比べて、
すごく読みやすいし、わかりやすい。
本作は、あっという間に読み進めていました。
舞台も、わかりやすく、登場人物の心理もわかりやすくて、
これなら、多くの人に読んでもらえるでしょうね。
推し、燃ゆ、なみに多くの方々に手に取って、共感してほしいです。

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紙の本

こんな話だったなんて。

2022/08/15 20:38

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MissWhite - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作のタイトルを見たとき、「今回の受賞作は平和そうだなぁ」とまず思いました。
文藝春秋掲載の受賞者の写真を見て、「穏やかそうな女性だなぁ」と思いました。
なのでそのまま文藝春秋で読んでみました。

見事に騙されました。
何この芦川さんが作る料理やお菓子たち。
料理名だけなら美味しそうなんです。
でも二谷や押尾の視線を通して見るとなぜか全然美味しそうじゃない。
この二人の芦川さんに対する感情が怖い。
そして芦川さんの内面が全く描かれないのも怖い。
でも個人的には押尾さんの気持ちに全部ではないですけど強く共感しました。
私も同じ立場で職場で芦川さんみたいな人が隣にいたら、
「お菓子作らなくていいから自分の仕事をちゃんとやれ」と思います。笑

以下、ネタバレ含みますのでご注意ください。

ラストは芦川さんがいいとこどりです。
でも何でだろう、芦川さんが羨ましいとか、芦川さんのような人になりたいとか、
全然思わない。
二谷と押尾さんという二人の視点から描かれているからでしょうか。
一人称で書かれているわけではないのですが、
読んでいると「あれ、これ誰からの視点?」ってなり、
「あ、今は二谷サイドね」って次第に合点が行きます。
あんまり見ない描写の方法が新鮮でした。
映画などにはなかなか使えなさそうな手法で、
小説を読む醍醐味だと思います。

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紙の本

著者の感性と似ています

2022/06/20 21:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

平凡な日常の物語のようで、多分とてもレアな物語です。
ただ、ありえなさそうで意外とあるかもね、とも思える物語ですね。

まだ読了していない?と感じている少し妙な気分ですね。
著者の別の作品も読んでみたいと思います。

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紙の本

おいしいごはんが食べられますように

2022/09/09 11:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パンツ - この投稿者のレビュー一覧を見る

職場に蔓延するパワハラやセクハラ、食にまつわる同調圧力、不公平な業務分担など、男性一人と女性二人の関係を軸に、転勤してきた男性と、仕事のできる女性の二人の視点と語り口で、3人の人間関係を紡いでいきます。職場内の会話と裏腹に心の声や嘆きは、言葉と相反する心の揺れの中で作品にぐっと引き込まれていきます。仕事の多忙さより食事内容より時間や効率を求めてコンビニ弁当やカップ麺で腹を満たす男性。食事を大切にし、職場のデザートにも気を配る一方で、上司から体調不良などによる早退や休暇などの業務軽減を許されている女性。一方で、体調不良があろうがなかろうがひたすらがんばり続ける女性。仕事量や業務内容と賃金の関係性は平等なのか、体調不良で休むべきか、無理してでも働くべきか、組織・職場での望ましい働き方と管理運営とはなど、我々が働き続けている旧態依然とした日本社会の組織・職場の課題を訴えかける。読み終わっても、心のざわつきが止まらず、心に引っかかりが残る作品となった。

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紙の本

おもしろい

2022/08/18 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

芥川賞受賞作で読んで面白かったと思った作品は初めてかもしれない。

会社のアラサーくらいの同僚3人が中心。
からだが弱く早退しがちで仕事のミスもパスしてしまう芦川さん。
4月に転勤で赴任した二谷くん。
なんでも出来るので無理をしてでも頑張ってしまう押尾さん。
パートの原田さん、役職者の藤さんもいい存在。

仕事は辛いけど、おいしいものを食べて元気になって、また明日も頑張れる的な小説かと、思っていたらとんでもない。
とにかく不穏なのだ。
ずっと不穏のまま。
怖いけど、気分悪くなるけど、でも面白いから読み進めたくなる。

仕事で疲れることが多くて、なんかいいことないかなあと思っているあなた。
この本がぴったり。
怖いもの見たさで、ちょっとスリルを楽しんで、気がついたら少し元気になっている。

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紙の本

第167回芥川賞受賞作

2022/07/21 01:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さすらいびと - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミスをすると責められる。嫌な仕事もがまんする。体調が悪くても仕事を放り出すことはできない。会社とはそういう所だ。しかし、何故か失敗しても許され、調子の悪いときは同情され、仕事ができなくてもそれをカバーしてもらえる。そんな人種が存在する。
「二谷さん、わたしと一緒に芦川さんにいじわるしませんか」
押尾のするいじわるの行方は・・。
職場での人間関係と恋愛の中で二谷が思うことは・・。
読み終えたあとしばらく残る不可思議な思い。そう、これが高瀬文学の世界観である。その先は自分が自由に考えればいい。もちろん賛否両論あるだろうが筆者はそういった読者も含めてみんなにおいしいごはんが食べられますようにと願っているのだと思う。

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電子書籍

不快。なのに面白い笑

2022/08/22 15:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:miss - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を読むことが少ないので、自分の経験上の話になってしまいますが、こんなに正直に人の嫌な感情にスポットを当てた本があるのか、と衝撃を受けました。
自分はたしかに大人数で食べるご飯が苦手だったりする。そう思うことがダメな事だ、と押し付けていましたが、登場人物はそれを心の中で全面に「嫌な事、面倒臭い、美味しくない」と否定していて、嫌だと思ってもいいんだな?!と考えてしまいました。
自分の頭の中でこの時この人はどう思ったんだろう、といちいち想像することなく、ストレートに心情が書かれているため、読んでいてイライラしてしまいました笑
でも、人間の心の中を全部文字に起こしたらこんな感じなのだろうな、と新鮮に思いました。
二谷、まじでなんでそんな食に関してイライラしてるのに芦川さんと付き合ってんだ!!しかもヌルッと浮気に走ってるし…というところでも怒りが…笑
でも芦川さんみたいな人がいたらストレスはすごく溜まるなぁと思いました。周りのみんなが宝石のように扱っているなら尚更。

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電子書籍

いるいる こういう狡猾な人

2022/09/14 14:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカミー - この投稿者のレビュー一覧を見る

文芸春秋には審査員の書評がひとことあり、それも面白かった。
本題にはいる
芦川みたいな人いる。やりたくない仕事はやらないって人。
芦川は具合が悪くなって帰る人。何食わぬ顔で翌日出社してお詫びにお菓子を配る。
 え?!具合悪くて帰ったのに 薬飲んだら治ったのでお菓子作って持ってくる。
狡猾というか あざといというか 確実に周りの目を意識してやってる。 
 子どもの頃から面倒くさいことはやらない主義で、責任感のカケラもない給料泥棒。
腹立つよねこういう人、押尾の気持ちよくわかる。
 (若い時は仕事しなくても会社に残れるけど、歳とったら周りの人も正体に気付いて冷ややか目線。でも年数経て心臓に毛が生えてるからへっちゃらになってる)

 二谷は芦川の手料理にうんざりしながらも 自分のそんな感情を相手に見せないように 自分を偽って関係をつづけていく。
 まぁ、お似合いのカップルなんだろうね。でも二谷もいつか爆発するんじゃないかな・・・。

ネタバレ


 弟が 姉は犬の世話もできないから ペットホテルに預けるんです ってくだりがあり
彼氏のご飯は作るけど 犬のエサやり、散歩は出来ないの?? ぞぞぞーってした。
面倒なことは一切やりたくないから家族にも 私か弱い人間 を演じてるって・・・もう怖い怖い。 
でもこういう女を男は好むんだよね。 私 歪んでるかな?

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紙の本

食事をすることは生きるために必須だが

2022/09/06 08:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

おいしいごはんとは、料理されたものの美味しいことと、美味しく料理をたべること等が含まれると思う。この物語では、だれかと一緒に食事をする場面と、職場に手作り菓子が持ち込まれ振舞わえれる場面とが、しばしば描かれ、主人公二谷の心の揺らぎが描かれる。食べ物を口にして、美味しいと感じた感覚と、「美味しい」と声に出した感覚は、違うものであることを気づかされた。外食ではなく、誰かに用意してっもらった食事などは、おいしいと口にするのが習慣というか礼儀となっている。心の中でおいしいと思うだけでは、生きていけないのだろうか。

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紙の本

日常の不気味さを描いた小説

2022/08/13 19:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koko - この投稿者のレビュー一覧を見る

わかりやすい不幸なバックグラウンドを持つ人は登場しないこの小説。「普通の」人たちがこの社会の中で生き抜くために身に着けていく生存戦略。ただ生き残りはしても、その先に何があるのだろう?一番正直に生きていた押尾が結局会社を出ていかざるを得なくなったのが私にはなんとも悲しく感じた。読み終えた後、小説のタイトルは私たちをこの社会の秩序に丸め込もうとしている呪いのように感じ、またゾワッとなった。でも、このぞわぞわ感はまた味わいたくなる。
何も語らない芦川さんの描写は秀逸。その次に内面があまり語られない二谷の、たまに漏れ出す内面がちょっと軽すぎるのが物足りなかった。

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紙の本

怖いけどコメディ

2022/08/04 09:49

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

怖いけどコメディだなと思いました。淡々とした筆致が読んでいて快い。こんな人間がいるのだな、と観察している気分になる。

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紙の本

生きるために食べるけど、食べる意味には違いがある。

2022/08/04 19:54

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る

「体が弱いから」という理由で、社内でも
暗黙の了解で優遇されている芦川さん。
その芦川さんが、何となく気に食わなくて、
押尾さんは、同僚の二谷さんに愚痴をこぼし
「いじわるしませんか?」と持ちかける。

しかし、芦川さんは二谷さんの家で晩ごはんを作る関係になる。
それでも、芦川さんの手料理よりも
カップ麺で良いと思い、つい食べてしまう二谷さん。

食べることの意味は、腹に溜まれば良いのか
美味しいものを、栄養のあるものを食べれば良いのか

食べなければ、生きていけない、人間の
食への関わり方と、社内でうずまく人間関係を描いた作品です。


個人的には、私は芦川さんのような人は苦手ですね。
早退したのに、迷惑かけたからお菓子を作ってくる。
それで許されると思ってるなら、
しっかり体力がつくまで休んでてほしいです。

もちろん、芦川さんの、しんどさ。には
理由があって、上の人が理解しているなら
皆にも伝えるべきではないかと思いました。

毎回、お菓子を作ってきたら許される。みたいな風潮が
社内にできていて、すこし、モヤモヤしました。

しかし、いじわるはしませんね。
上司にかけあう。なら私はしそうですが……。

ずっと最後までモヤモヤしっぱなしの話でした。
それでも、いじわるの表現や、食べた時の表現はとても鮮明にわかりやすく、さすが芥川賞といえるものでした。

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電子書籍

確かにうまいとは思いますが、

2022/08/25 22:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読む作家さんですが、読み口はとても軽く感じます。まるで大衆小説のような軽い感じで読み進められます。選評にもあったとおり、視点が移り変わるのに、とてもスムーズに読めるところが、文体として洗練されているのだと思います。
 人物造形も巧みだと思います。3人が3人とも、独特の感覚を持ち合わせているところや、人間としての怖さの表現はとてもうまいと思いました。
 通り一遍で読むと、こういう職場あるあるみたいな感じですが、その実は、最も弱いものの無意識の暴力的な攻撃性が、とてもうまく表現できていると思いました。そしてそれは、登場人物の誰にも両面を持つことの怖さとなって、人物が立体的に見えるのだと思いました。
 ちょっと気になったのが、作者の受賞のことばで、「むかつくことを書き続けたい。」と言っていたことです。そのあたりが、少し違和感を感じるところなのかも知れません。確かにそうなのかも知れませんが、どこか「書かずにはいられない。」という感じが希薄な気がしました。書き続けているのだから、書かずにはいられないのだとは思いますが。

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