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商品説明
なぜ目は2つあるの? 他の動物たちはどんな光や色を見ている? 「目の進化」から、動物たちの「見る・見られる」の攻防戦、蛍光色や輪郭線が目立つ「視覚の不思議」まで、光や目にまつわる不思議でアッと驚く話を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
見える世界はこんなに違う!
脳をもたないクラゲ、真っ暗な深海を漂うダイオウイカ、
首を頻繁に動かすフクロウ、ごみ袋を透視するカラス、
岩に固着すると視力を失うフジツボ、彼らはどのようにものを「見て」いる――?
心理学、光学、工学の横断領域にあたる「視覚心理学」を研究する著者が、
光や色の特性、目の仕組み、さらには世界中の動物たちの目の構造や特性についても調べ、
「これは面白い!」と思った話題を掻き集めた、知的好奇心をくすぐる一冊。
ダーウィンを困らせた「目の進化」から、動物たちの「見る・見られる」の攻防戦、
蛍光色や輪郭線が目立って見える「視覚の不思議」まで、“目から鱗”のトピックが凝縮。
・どうして目は「頭部」に「2つ」ついているの?
・動きの速い動物ほど視力が良い?
・真っ暗な深海に棲む動物にも目があるのはなぜ?
・話せない赤ちゃんの視力検査はどうやるの?
・昼間に強い光を浴びないと夜に冷えやすい?
・人間よりも色覚の多い動物は、より鮮やかな世界を見ている?
・バイオレットライトは目を良くする? ブルーライトは目を悪くする?
生物進化論、視覚心理学、光学をまたいで、
目と光が織りなす奇想天外な世界を旅してみませんか?【商品解説】
目次
- まえがき
- chapter1:進化
- 01「目」の誕生と進化
- 02 複眼と単眼で捉える世界
- 03 複雑なカメラ眼の成り立ち
- 04 陸上の目、水中の目
- 05 さまざまな機能をもった動物の目
- chapter2:見る・見られる
著者紹介
入倉 隆
- 略歴
- 〈入倉隆〉1956年香川県生まれ。早稲田大学理工学部電気工学科卒業。芝浦工業大学教授。博士(工学)。専門は視覚心理、照明環境。元照明学会副会長。著書に「視覚と照明」など。
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紙の本
広く、浅く、目と光の話
2022/06/07 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
電気工学科で視覚心理学研究をしているという著者が「ちょっと面白い目と光の話」を紹介。一項目を数ページ以下に短く、数多く集めてある感じなのでそれぞれの話は「軽く触れた」程度で終わっている。
はじめて聞いた話、理由を聞いて納得した現象などもあったが「奇想天外」というほどでもないかも。「もう少し詳しく」と思ったものも少なくなかった。
「高齢者は青色が見にくい」という話があるのだが、街頭の標識などの色使いは色弱などの人のことも考えなくてはいけない、ということにもつながると思う。実は本書の中では各章の段落ごとの小見出しが段落の色に揃えてある。本書が光や色の話なので多彩な色使いをしたという工夫かもしれないが、薄めの青や薄めの黄茶色などの文字は一寸見づらい(私だけかもしれないが)。文章内で「見にくい色」の話が出ているだけに惜しい気がするのでそこは減点。