- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/04/18
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/279,4p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09432-7
紙の本
オーケストラの音楽史 大作曲家が追い求めた理想の音楽 新装版
標準的なオーケストラのかたちが整った時代以降のオーケストラ音楽の変遷を解説。大作曲家たちがオーケストラという楽器に何を求め、どのように利用したのか、その過程でオーケストラ...
オーケストラの音楽史 大作曲家が追い求めた理想の音楽 新装版
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商品説明
標準的なオーケストラのかたちが整った時代以降のオーケストラ音楽の変遷を解説。大作曲家たちがオーケストラという楽器に何を求め、どのように利用したのか、その過程でオーケストラがどのように変化したのかを描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
偉大な評論家、最後の著書
本書は、単純に「物としてのオーケストラ」の発展の歴史を追うものではない。ハイドンからラヴェルやスクリャービンまで、オーケストラ音楽の発展に影響のあった大作曲家を例にとり、彼らがオーケストラに何を求め、どのように利用してきたのか、そのためにオーケストラの編成や楽器の使い方がどう変化しているかを見ていくものである。
作曲家は自身の理想の音楽を表現するために、音の強弱の対照や多彩な音色、弦楽器と管楽器の独自のバランスを求め、それはのちにドイツ・フランス・イタリアそれぞれのオーケストラの特徴につながっていく。本書ではオーケストラ音楽の変遷を、その原因や目的という観点から描くかたわら、たとえば啓蒙思想や合理主義がハイドンを通してオーケストラに与えた影響など、社会や時代背景との関係も随所で語られている。著者の言葉を借りれば、「オーケストラの歴史を大局的に眺めてみれば、社会における人間関係の変化や社会的関心の変化をめぐる物語が見えてくる」のである。
『西洋音楽史』がいまなお読み継がれている大評論家パウル・ベッカーが、アメリカ移住後の最晩年に著した幻の一冊。【商品解説】
著者紹介
パウル・ベッカー
- 略歴
- 〈パウル・ベッカー〉1882〜1937年。ベルリン生まれ。ユダヤ系ドイツ人。ヴァイオリニストおよび指揮者をへて音楽評論家に転身。著書に「ベートーヴェン」「西洋音楽史」など。
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