紙の本
もう少し
2022/05/28 17:10
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この著者さん好きなので出てる本全部読んでるんですが、今回も期待度マックスだったんですが、本屋から帰って一気に読んだんですが、残念ながら期待が大きすぎて。
まず、登場人物の抱える問題が浅い。
自分に自信が持てない。事実婚への焦り。ハイミスの後悔。うるさい客への接し方。
喫茶店で飲み食いしたくらいで解決できる程度の悩みなら、この店でなくどこでもいいんじゃね?
次に、店主の「そろり」の説教臭いセリフ。
何を根拠にしゃべっているのか、何を伝えたくてそうしているのか。何を求めてこの仕事をしているのか。そこが伝わってこない。
彼の外見も、身の上も、何だか共感できる要素がないんだよね。
最後に、登場人物を絡み合わせるのは、ちょっとやめにしませんか?
世の中そんなに狭くないでしょ。
たまたまお店で出くわすのはしょうがないとして、でも、コロナ時代の今、こおいう設定は仕方ないのかな?
「占い日本茶カフェ」と「薬院文月」は、私の大好きな作品なので、もう少しどうにかして欲しいなあ。
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表紙に惹かれて購入。
戦う女性の肩の荷をそっと下ろす手伝いを
してくれる店主の存在に癒される。
ちょっととぼけたところもいい。
よくある設定に見えるけど、
なんだか新鮮。
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先月出産したばかりで読書時間が細切れのため、ライトめで連作短編集が良いかなと思い手に取りました。
初読みの作家さんです。
喫茶店が舞台の「コーヒーが冷めないうちに」や「満月珈琲店の星詠み」などと同じく、世界観や雰囲気が好きな小説でした。
コロナ禍やSNS疲れ、働き方など、現代に感じやすいストレスを抱えた人たちが「喫茶ドードー」を訪れたことをきっかけに、自分自身を労わることの大切さに気付いたり、自分にとって何が大切かを見つめ直したりするお話です。
短編ながら、それぞれのお話に出てくる登場人物が人知れず影響し合っていたりするのも良かったです。
店主の「そろり」さんの掘り下げが少し不足していたので、ぜひ続編でその辺りも読みたいです!
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自分自身の芯をもつ。
自分自身の幸せについて考える。
自分自身の夢を探し続ける。
自分自身の生き方が見えてくる。
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こんな喫茶があるなら私も行きたい!ちょっとした気づきと、気分転換と美味しいもの、、、。短編集だけど、話が繋がっていて読みやすかった。都会の中に森のようなお店があるっていいな〜森の中でゆっくりとした時間を過ごしたい、、、SNS疲れ、自分の在り方、仕事の距離感、コロナでの息抜き方、、、自分を幸せにするために色々考えないとなぁ〜
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初読みの作家さん。
カフェに悩めるお客さんがきて、それぞれの悩みや課題を解決していくありがちなパターンの作品。
一番気になったのはSDGsやサステナ、コロナやワクチンについての主義主張が鬱陶しいこと。
全体的に穏やかでほっこりしたストーリーの中で尖って浮いている。
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コロナ禍の今を描いた作品で、あぁ分かるなと共感できる物語でした。
日常生活に疲れた主人公達が訪れる喫茶ドードー。そこの食事と店主の言葉に救われていく主人公。
身近にこんな素敵な喫茶店と店主が居れば通っちゃいますね。
しんどい時はしんどいって言葉に出していいし、ひと休みする時間も大切。この本に癒やされました。
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初読みの作家さんですが、始まりから優しい物語の予感。
日々の暮らしに疲れた人を、美味しい食べ物で癒し心を軽くしてくれる「喫茶ドードー」。
町中にありながら緑に囲まれた立地でホッと一息つけるのが良い。
*自己肯定力を上げるやかんコーヒー
*心が雨の日のサンドイッチ
*自分をいたわる焼きマシュマロ
*森の落としものと森のおくりもの
*幸せになる焼きリンゴ
どれもコロナ禍の近年について描かれていて、モヤモヤした気持ちにカフェオーナー・そろりさんの言葉が響く。
登場する料理も飲み物もシンプルな感じなのに美味しそうでした。
『他人の基準に振り回されて自分を見失ってはもったいないです。自分がいいと思えばいい』
『失敗や経験の積み重ねが、強さとなるんですよ』
『シンプルでいいんです。好きか嫌いか。好きなら続ければいい。自分なりの歩み方を見つけて。簡単なことです』
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お一人様専用カフェにまつわる五篇の連作短編集です。
コロナ禍で日々の生活に悩み、疲れた人たちが、導かれるように「喫茶ドードー」へ。そこでは、自分の内側を見透かされたようなメニューが登場し…。
幸せって何かで測れるものか? と、幸せの修行をし、生き方を見直すためにカフェを始めた店主。この店主が提供する心に染みる料理と、セラピストかと思える話術(施術?)が、来客者を癒していきます。
「あなたにとって幸せとは?」という正解のない問いに、一つの形を示唆してくれている気がします。ストレスの多い毎日に、一服の清涼剤となる物語でした。
やり過ごす 自分自身の芯を持つ リラックス(心の余裕) 自分をいたわる 他人に寄り添う ゆっくりと変化 心に弓を 自分の存在が誰かの癒しになる etc.
何かの言葉が今の自分にもフィットするような気がします。
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様々な女性の生きざま、仕事、結婚、価値観はみんな急ぎ足で過ぎていき、気がついたら忙しい日々とコロナ禍で疲弊している。
ドードーの語源は『のろま』。
たまには毒を吐いて、のろまに生きる。
毒だって時には薬になる。
読みやすくて一気読みでした。
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感染症で環境が変化する中、仕事や人生に迷いや悩みを抱えた5人の女性達が喫茶ドードーを訪れ、店主と交わす些細な会話や優しいメニューにより感じた気づきやヒントを力に、また前向きに歩き出そうとする連作短編集。
な〜んか喫茶店の雰囲気が「木曜日にはココアを」に似てるかなぁと思いながら読んでました。
でもゆったりくつろぐ優しい喫茶店やご飯屋さん?で美味しい料理と人の優しさに触れ気持ちをリセットして前向きに生きて行こうとする小説…わりと多いですよね^^;
思えば似たような設定の小説を多々読んでいるなと…。
どのお話も「わかる〜」と共感できたり心にチクッと刺さったり、今まさに自分これ!と気付かされたり納得したり…
年齢、職種、プライベートな環境、感染症との共存、各々が抱えたモヤモヤ…ザワザワ…メインは「喫茶ドードー」なんでしょうが、そうでなくても5人の生き方を綴った小説として成立もありだなと勝手に思ってしまった^^;
あと、このカバーデザイン好き(*´-`)
食に関する著作が他にもあるようなのでまた読んでみたいな!
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楽しみで発売日に買いました!少し児童書っぽいお話で心が温まりました。現在のコロナや在宅勤務などの話が多く、共感することやこういう風に考えるんだなと発見したこともありました。こんな喫茶店があったら行ってみたい!メニュー名が独特で面白かったです!続編希望したいです!
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☆3つつけてもいいんだけど主人公?のそろり(というネーミングもなんか違和感)の登場シーンだけ謎のト書きというかわざとらしい童話みたいな語り口が浮いていたので☆2つ。
短編集でそれぞれの登場人物やアイテムが微妙にリンクしていて、コロナ禍でままならないちょっとしたちりつもの不満や不安が爆発…寸前の人たちを描いていて(基本的に外面が良い人たちがその頑張ってる外面のよさに疲れている話)、その部分は共感できるものもあり、それはよかった。
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「喫茶ドードー」を舞台にした連作短編集。
このご時世だからこその考えさせられる部分もたくさんありました。
心が疲れた時、少し休憩したくなった時にまた読み返したいと思えた1冊です❁⃘*.゚
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最近読んだカフェ系の本の中で1番良かった、
これは誰目線だ…?って思ってた視点が最後に正体もわかってスッキリした!
今の時代の社会問題も背景になってて、すごくリアルだったし、これが面白いポイントなんだろうなぁと!
こんな素敵なカフェに私も行ってみたいです。