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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/05/06
- 出版社: 春秋社
- サイズ:20cm/303,41p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-393-93224-7
読割 50
紙の本
水車屋の美しい娘 シューベルトとミュラーと浄化の調べ
著者 梅津 時比古 (著)
シューベルトの連作歌曲〈水車屋の美しい娘〉で歌われているのは、ある若者の恋愛模様だけだろうか。これまで見逃されてきた差別とエロスの視点で“水車屋の娘”の影を追いながら、作...
水車屋の美しい娘 シューベルトとミュラーと浄化の調べ
《水車屋の美しい娘》
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商品説明
シューベルトの連作歌曲〈水車屋の美しい娘〉で歌われているのは、ある若者の恋愛模様だけだろうか。これまで見逃されてきた差別とエロスの視点で“水車屋の娘”の影を追いながら、作品世界のより奥深い解釈へと導く。【「TRC MARC」の商品解説】
『冬の旅』と双璧をなすシューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘(水車屋の美しい娘)』では、ある若者の素朴でせつない恋愛模様が歌われる。が、それだけだろうか。本書では見過ごされてきた「水車屋の娘」の影を追いながら、作品の奥深い世界へと誘う。【商品解説】
目次
- プロローグ せつない歌曲集
- 第1章 もてあそばれた水車屋の娘――差別とエロティシズムの烙印
- 小川はせせらぎではない/深い山あいに位置する水車/水車屋への差別/中世から続く最下層/娘となぜうまく行かなくなったか?/もうひとつの隠されたイメージ/広がるエロティシズム/貧民への厚遇がもたらしたもの/ラザロと共にいる貧民/見逃された差別とエロティシズム
- 第2章 もてはやされた水車屋の娘――パイジェッロからゲーテへ
- 大流行した《水車屋の娘》/イタリアへの憧れ/ドイツでの異なる展開/ゲーテが書いた『水車屋の娘』/身分設定の変更/小川の誕生/「低きミンネ」と民謡からの流れ/狩人とは何者なのか/ニーチェの視点/父からの脱出
- 第3章 ミュラーの恋――ベルリンの若手知識人の群像
- ベルリナー・サロン/ルイーゼとの出会い/早熟の詩人/ミュラーへの影響/ミュラーの日記/出会いから恋へ/輻輳する関係/ルイーゼとブレンターノの出会い/恋が交錯する歌芝居《水車屋の娘、ローゼ》/ミュラーの日記の終わり
著者紹介
梅津 時比古
- 略歴
- 〈梅津時比古〉神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部西洋哲学科卒。桐朋学園大学特任教授。「《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論」で芸術選奨文部科学大臣賞、岩手日報文学賞賢治賞を受賞。
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