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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/05/09
- 出版社: 以文社
- サイズ:21cm/311p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7531-0369-0
- 国内送料無料
紙の本
新しいエコロジーとアート 「まごつき期」としての人新世
著者 長谷川 祐子 (編),篠原 雅武 (著),石倉 敏明 (著),ブリュノ・ラトゥール (著),エマヌエーレ・コッチャ (著),山本 浩貴 (著),黒沢 聖覇 (著),高木 遊 (著),鈴木葉二 (著),アンゼルム・フランケ (著),ローレン・ボイル (著),中野 勉 (訳)
人新世、資本新世とよばれる新しい環境下で生じてきた自然、政治、情報、精神面での変化に対する現代芸術の応答と変容、そしてこれらを伝えるキュラトリアル実践について、キュレータ...
新しいエコロジーとアート 「まごつき期」としての人新世
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商品説明
人新世、資本新世とよばれる新しい環境下で生じてきた自然、政治、情報、精神面での変化に対する現代芸術の応答と変容、そしてこれらを伝えるキュラトリアル実践について、キュレーターやアーティスト、学者らが論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は、「人新世」「資本新世」とよばれる新しい環境下で生じてきた自然、 政治、社会、情報、精神面での変化に対する現代美術の応答と変容、そして、これらを伝えるキュラトリアル実践に関して、キュレーター、哲学者、人類学者らによる領域横断的なアンソロジーである。
現代美術と密接に関わる「キュラトリアル実践」は一般に考えられるような「展示」を企画することにとどまらない。それは、展示のみならず、調査、作品、コンテンツ制作、パフォーマンス、ディスカッション、ワークショップ、学習普及プロジェクト、プラットフォームづくり、出版などを多岐にわたる。これらは、身体感覚を巻き込む視聴触覚媒体を通して、共感と知的生産を促し、多様な行為を含むパブリックコモンズを出現させる。
また、地球の存在そのものが危ぶまれる「人新世」をダナ・ハラウェイにならって、SF作家キム・スタンリー・ロビンソンの言葉である「まごつき期 dithering time」として考える本論集では、近年、新たに関心の高まるエコロジー思想と実践に、現代美術(アート)の実践との絡まり合いを読み込む。
今日の「まごつき期」としての「人新世」時代においてエコロジーと現代美術(アート)はいかに応答するのか。国内外の知性とともに、その実践と理論の創造的かつアクチュアルな議論から、「新しいエコロジーとアート」を考える。【商品解説】
目次
- 序 文(長谷川祐子)
- 第1章 まごつき期の芸術とキュレーションの役割(長谷川祐子)
- 第2章 日常の亀裂/亀裂の未来――瓦礫化以後の世界をめぐる表現と思考(篠原雅武)
- 第3章 「地表空間」をめぐる旅と創造――生の軌道としての民族誌的芸術(石倉敏明)
- 第4章 エコロジーの美術史(山本浩貴)
- 第5章 植物の生の哲学と芸術(エマヌエーレ・コッチャ×長谷川祐子、中野勉訳)
- 第6章 ヒト、モノ、幽霊たちとの調停――中園孔二とナイル・ケティングの芸術実践(黒沢聖覇)
- 第7章 庭のエコロジーとキュレーション(高木遊)
- 第8章 展覧会の意義と用法――表象の実験、ならびに2つのフィールドブックから(ブリュノ・ラトゥール、鈴木葉二訳)
- 解 説 思考実験としての展覧会(鈴木葉二)
収録作品一覧
序文 | 長谷川祐子 著 | 3−13 |
---|---|---|
まごつき期の芸術とキュレーションの役割 | 長谷川祐子 著 | 15−57 |
日常の亀裂/亀裂の未来 | 篠原雅武 著 | 59−79 |
著者紹介
長谷川 祐子
- 略歴
- 〈長谷川祐子〉東京藝術大学大学院修了。同大学院国際芸術創造研究科教授。金沢21世紀美術館館長。著書に「ジャパノラマ」など。
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