- 発売日:1969/01/01
- 出版社: 好学社
- サイズ:32ページ
- ISBN:978-4-7690-2001-1
紙の本
スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし (レオ=レオニシリーズ 1)
著者 レオ・レオニ (著),谷川 俊太郎 (訳)
小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんなが大きな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅して出会った仲間と大きな魚に立ち向かいます。【商品解説】
スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし (レオ=レオニシリーズ 1)
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紙の本
読後は親子で話し合いたい…それが自然にできるとびきりの一冊。
2006/09/01 14:06
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が小学校の時に教科書で出会った物語。
その時はあまり感動しなかった。たぶん、センテンスごとに読まされたのと、読書感想文を強要されたからだと思う…。
でも、改めて物語を通して読んでみると、なんて奥深い話だったのか…という新鮮な想いと力みなぎるようなラストに感動してしまいました。
小さな赤い魚の兄弟たちの中で一匹だけ黒いスイミー。
兄弟たちがまぐろに襲われ、一匹だけ生き残ったスイミーは、寂しさと怖さと悲しさを乗り越え、海についていろいろ学びます。
そして、ある日、スイミーの兄弟とそっくりの赤い小さな魚たちと出会います。
大きな魚を恐れて臆病になっている魚たちにスイミーが言います。
「いつまでもそうしているわけにはいかない。考えなくちゃ」
そして、小さな魚が大きな魚に襲われないためにスイミーが考えた秘策とは…。
ラストはスイミーの特徴をうまくいかした、抜群のアイデアで大きな魚を撃退してます。絵本を読んでのお楽しみです。
この絵本から学ぶこと、感じることはたくさんあり過ぎて書ききれないほど。深く掘り下げれば哲学的な意味も出てくるでしょう。
でも、子供たちにはそこまで伝える必要はないと思います。
幼児なら、スイミーはかしこいね、と言うだけでもいいし、いろいろな海の様子を描いた絵を親子で楽しむだけでもいい。
園児なら工夫すること、考えることって大切だねと伝えることだけでも。
そして、小学生ぐらいになるとその子が抱えるさまざまな悩みとともに絵本を通じて思い思いの答えを得ることができるでしょう。
コンプレックスを魅力や武器に変えること、仲間との協力、哀しみから立ち上がるきっかけ、大きくて強いものから逃げない勇気と工夫…。
そして、大人になって読めばまた違った想いを抱くでしょう。
一つの本から広がる想い。親子で話合いたい絵本のひとつです。
紙の本
あまりにも有名な感動の作品です!
2016/04/18 08:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、かなり昔になりますが、我が国の国語の教科に取り上げられたことがある、あまりにも有名な物語です。筆者のレオ・レオ二氏は数々の名作を残しておられますが、日本人にはこの「スイミー」が最も親しまれている作品かと思います。他の作品と同様、本書にもレオ・レオ二氏の強いメッセージが込められています。弱者であろうとも、力を合わせることで打ち勝つことができる、というメッセージです。ただし、この作品は、このメッセージの背後に、主人公のスイミーの仲間たちとの幸せな生活、広大な海に対する畏敬の念、さらに仲間を失った喪失感など、様々な感情が伏線として描かれており、とても感動的な作品となっています。ぜひ、皆さんには読んでいただきたい良書です。
紙の本
いま、総ての大人に読んで欲しい。日本が目指すべき道はスイミー。
2003/11/30 19:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この絵本は、かしこい小さなさかなスイミーのお話です。まるで、いまの日本のとるべき道を示唆しているみたい。スイミーのように尊敬される勇気ある小さな魚になれるかどうか。それとも……。
小さな赤いさかな達の中に、一匹だけ黒いさかながいます。泳ぐのがとっても速い、そのさかなの名前はスイミー。平和な暮しの中に、ある日、大きな魚がやってきます。みんなはあっというまに呑みこまれ、助かったのはスイミーだけ。たった一匹で海を泳いでいたスイミーは、やがて、たくさんの小さな赤いさかな達に出会います。大きな魚に怯える小さな魚たちに、力をあわせて立ち向かっていこうと訴え、自らも黒い目となります。ある日、大きなさかなが襲ってきますが、心をひとつにして力を合わせ、一匹の大きな赤いさかなのように泳ぎ切り、大きな魚を追い出します。
日本は、泳ぎの速い小さなさかな。自分だけ助かればいいのだと、大きなさかなのお尻にくっついているように思えます。その大きなさかなは、他の小さなさかな達を脅しているのです。もし、こんなことをしていたら、スイミーはひとりぼっち。友達はできません。大きなさかなのお尻にくついていると、一見安全に見えるかもしれません。でも、大きなさかなの気が変わって、チョット後ろを向いて息を吸い込んだら、それで、一貫の終わりです。だあれも助けちゃくれません。ざまあみろと笑うでしょう。
スイミーのように尊敬される賢いさかなになりたいと思いませんか? それとも、嘲笑されながら終わりますか? 広い海の光のなかで、悠々と泳ぐ姿をみてください。レオニの絵は温かく力強く語ります。いま、総ての大人に読んで欲しい本です。子ども達は、スイミーが大好きです。
紙の本
目に見える『協力』
2022/07/31 23:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レオ・レオニの世界的に有名な作品です
幼児さんや学齢の低い子供達は『協力』という言葉が
かみ砕いて説明してもどうも解りにくい傾向があります
ところがこの絵本は
そういった幼い子供たちの解りにくいことを
説明もなしに魔法のようにサクッと解らせてくれます
美しい絵なので子供達は勿論、大人にもお薦めの絵本です
紙の本
言わずと知れた名作
2022/03/22 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
教科書にも載っていて、みんな知っていますが、お話だけでなく、絵も素晴らしいです。2年生にクラスで読み聞かせをすると、絵でさらに想像力をかき立てられたのか、お話の世界の想像が膨らんでいました。
紙の本
絵画のようなうつくしさ
2021/01/13 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教科書で読んだことのあるスイミー
初めて絵本で読んでみると・・・
なんていう美しさ!!
今はやりの(?)ハンコ消しゴムのように
同じ模様がいくつも並んでいるんだけど
単調にならず、それでいて色彩がほんとに美しい。
孤独な海、暗い海、美しい海・・・
色んな海をこんな風に表現できる才能は圧巻です。
これはもう絵本なんてくくりではおさまりきらない芸術品です。
紙の本
英語でも日本語でも読めるスイミー
2020/01/24 18:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず英語で書いてあって、すぐ下に日本語で書いてあるスイミーを読みました!とても楽しく読みました!
お話としては、賢いスイミーが、悲しみと寂しさを乗り越えて、新たな同じ仲間のお魚と出会い、臆病にならず、危険を乗り越える秘策を実現して、行きていくところが素晴らしいお話です!
紙の本
力を合わせて
2019/04/22 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小さな魚が力を合わせて大きな魚に立ち向かっていく。協力することの大切さと、個性を大切にするテーマ。
子供のころから知ってる絵本ですが、大人になって読んでもテーマの深さに考えさせられる。
でも、今も昔も「うなぎではなく、ウツボだろ?」って思う。
紙の本
丁寧なお話
2018/10/16 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
6歳になった息子は最近マンガや、マンガのような絵本を好んで読むようになりましたが、昔からある「スイミー」のような絵本は言葉が丁寧で、ストーリーがわかりやすくて心がほっこりします。
夜の読み聞かせタイムにたまに読みたい名作です。
紙の本
すばらしいものがいっぱいある
2017/08/20 15:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃読んだきりだったので、最後の魚を撃退するところしか
覚えていなかったのですが、それに至るまでの途中の経過が良いですね。
見開きで描かれる海のすばらしい生き物たち、
新しい仲間との出会い、難題にどう立ち向かうか、
スイミーたちの特性を活かす方法など。
あと読んでいると、なんだか海のひんやりした感じが伝わってきます。
紙の本
懐かしい
2016/12/26 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもの頃に読んだ記憶があり、手に取りました。
きょうだいを無くしてひとりぼっちになったスイミーが、新しい仲間と力を合わせる…というお話。
子どもの頃に見た絵とお話がそのまま。子どもに戻った気持ちで読みました。
紙の本
懐かしい
2016/07/31 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の頃の教科書に載ってたのを読んで知りました。
一人ではできないことでも、みんなで力を合わせれば可能になることを教えてくれるお話です。
紙の本
小学生だけに読ませてはもったいない
2016/06/12 04:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
教科書でみんな読みましたよね。
確か、2年生の国語の教科書に載っていたと思います。
あまりにも有名なので説明はいらないと思います。
みんなで力を合わせれば、一人ではできないこともできる。
そんな簡単なことが、なかなかできない社会でこの本を読む価値はあります。
子供だけに読ませていてはもったいないです。
紙の本
懐かしい
2016/03/26 18:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が小学校のときにはじめて読んだ絵本です。水彩画でスイミーのひたむきな努力が描かれていて、時代なんて関係なく読み次がれる作品です。
紙の本
教科書
2016/03/19 13:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の時に国語の教科書に載っていた作品です。とても印象に残っていてもう1度読みたいとずっと思っていました。懐かしさもありますがずっと心に残る作品だと思います。