紙の本
安全な場所では
2022/08/26 22:21
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投稿者:ぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安全な場所では自分の能力を発揮できるし、成功するまでに試行錯誤しやすい。
管理職が心理的安全性の場を作るだけではなく、そこで働く人全員が心理的安全性のある場所を作る。そういう意識をもつために良い本だと思いました。
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2023年「心理的安全性をつくる言葉55」読了。同僚や若手への声かけ、教育活動などに役立てられると思い読んだ一冊。NG言葉と対比して書かれているので、とてもわかりやすい。自分もたくさんNGを言っていると反省。少しでも心理的な安全を感じられる雰囲気を出せるよう、言葉選びの参考にしたい。また、言葉だけを真似するのではなく、その裏側にあるマインドや考え方を大切しようと思う。
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心理的安全性が高い組織になるために、普段から使うべき言葉に特化した一冊。
先日読んだ本にも、何気ないときに交わされる言葉の積み重ねの大切さを説いていましたが、本書はその実践編です。決して難しいものではなく、ちょっとした気をつかうだけで変わってくると感じます。
場面やその人との関係性にもよるため、すべて実践できるとは思いませんが、ここで示された4つの因子を意識するだけでも言葉遣いは変わってくると思います。
▼心理的安全性が高いチームとは、仲が「悪すぎる」でも「良すぎる」でもなく、目指すゴールや成果のために「健全な意見意見の衝突」が起こせるチーム
▼「心理的安全性」をつくる4つの因子
①話しやすさ
②助け合い
③挑戦
④新奇歓迎
▼チーム内で「助け合い」因子を増やすには、先輩やリーダーから率先して「苦手なこと」を開示しておくことが有効
▼言葉の「2種類」をバランスよく両方を使うことが重要
①相手の行動を促す「きっかけ言葉」
聞き手が余裕でできることより、一歩先を目指して噛み砕く
②相手の行動や結果を受け止める「おかえし言葉」
相手の行動や進捗・結果をしっかり受け止めることが、組織やチームの中に望ましい行動を増やす秘訣
できるだけ「即座」に「承認」すること
▼人材育成にはまずは相談の「量」。徐々に「質」の向上を目指す
▼承認の4種類
①成果承認(結果承認)
②行動承認
③成長承認
④存在承認
成果承認以外にもっと目を向ける
▼エドモントン教授(ハーバード大学)「相手に無知・無能・邪魔・否定的」と思われる対人関係のリスク
①無知
本当は知っておいたほうがいいけれど「そんなことも知らないのか?」と「無知」だと思われるリスクが気になり、質問しない
②無能
自分が起こしてしまったミスやトラブルを報告すると「できないヤツ」と思われるリスクがあり、報告するか迷い、またタイミングを窺う
③邪魔
お客さまからネガティブなご指摘をいただき、困ったので相談して進めたいけれど、「邪魔者」と思われるリスクがあり、それを報告・相談できない
④否定的
リーダーや、さらに上の上司が推し進めている施策に、根本的な問題や懸念があっても、「ネガティブな人」と思われるリスクがあり、言えない
▼行動分析学とは、人々の行動を予測し、影響を与えるために使える「行動の科学」
・きっかけ:その人が行動を起こす状況・文脈
・行動:その人が自分からとれるアクション
・みかえり:行動した後の結果がハッピーかどうか
ハッピーなみかえりがあれば次に同じ行動をとる確率が上がる
▼OODAループという意思決定プロセス
「観察(observe)→仮説構築(orient)→意思決定(decide)→実行(act)」の4つのステップをくり返しまわす
▼実験思考「素早く、小さく、たくさん失敗したほうが、結果として大成功につながりやすい」
▼心理的安全性を高めるのも、低めるのも、結局は一人ひとりの、一つひとつの小さな行動��反応の積み重ね
▼「気をつける」「やる気を出す」「徹底する」という、アクションが具体的にはわからない「心の中」のキーワードは、行動変容や人材育成・スキルアップをするうえで、あまり役に立たない。行動を、一緒に確認すること
<目次>
第1章 毎日使いたい!チームの土壌をつくる言葉
第2章 会議を活性化させる言葉
第3章 1on1が楽しみになる言葉
第4章 チャレンジフルなチームをつくる言葉
第5章 お客さまと取引先を「パートナー」に変える言葉
第6章 ピンチをチャンスに変える言葉
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これが自然に出来るようになると、組織が自律的になると思う。こういう言い方もあるのか!と、目から鱗が落ちる。
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すぐに取り組める言葉を紹介していただき、とても内容は分かりやすかったが、もう少し心理的安全性を壊す要因について深く知りたかった。
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直前に読んだ『心理的安全性を高めるリーダーの声かけベスト100』とはまた違う切り口で、『リーダーの声かけベスト100』の方は多少「おだてる」みたいな要素も感じられたけれど(それでも言われた方はうれしいと感じそう)、こちらは、より「リーダーの心構え」的な印象を受けた。心理的安全性をつくる「4つの因子」:「話助挑新」というパワーワードが力強い(各言葉がどの因子に当たるかが振り分けられている)。レイアウトの話を言うと、各言葉が言われるシチュエーションがもう少し大き文字で書かれていたら読みやすかったのにと思った。
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何気なく使っている言葉を少し変えるだけで、相手に与える影響がずいぶんと違うことがわかりました。これからの日常の中で積極的に取り入れていきます。
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「心理的安全性」を学ぶため前書「恐れのない組織(エイミー・C・エドモンドソン著)」の次に図書館で借りた。
前書で概論を勉強したが、本著は実際にメンバーに対してどう言葉をかけるかという方法論が説明されている。確かに感情のままに言葉をぶつけるのではなく、適切な言葉を遣うことが(もちろん表現や表情も重要だ)、チームやメンバーが心理的安全を感じて生産性を維持・向上させることができるということだ。
前書ではそのような姿勢はリーダーだけではなくチームのメンバーが互いに実践することが望ましいとも説明されていた。なるほど、リーダーへのトレーニングはもちろんだがメンバーの意識の醸成も大切だ。
「挑戦」21、「新奇歓迎」13、「助け合い」33、「話しやすさ」33、これだけの「きっかけ言葉」や「おかえし言葉」があるんだな。なるほど、なるほど。
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4月から新人も来ることあり、手にとってみた。
シチュエーション別にNGの言葉、使いたい言葉とその解説をしていく形式で本書は書かれている。NGの言葉は聞くよな、あるいは使ったことあるなという言葉も見られた。
一方使いたい言葉は、単なる入れ替えというレベルでないものが多く、このような言葉があるのか、と気付かされることが多かった。
使っていき反応見たりして、自分の中に落としていくことが大切になるように感じた。
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4月から、係長になるので、チームへの言葉かけを学びたくて。
NGとOK例が、理由とともにあってわかりやすい。
・気になったことないですか?
など、普通に使ってるのがNGだったりで、発見だった。
とっさに出てしまう言葉を変えて、なかなか習慣にするのは難しい、、、
何度も読み返したり。実践を振り返るしかないのかな。
きっかけ・みかえり
きっかけフレーズは、自分から言い出す必要あるので自分は苦手かも。
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1.新しくチームを率いることになったので読みました。
2.心理的安全性を高めるためには日頃のコミュニケーションでしか高めることができません。本書では、日常使われているNGワードをOKワードに変換する55の言葉を紹介しています。自分が日常使っている言葉を振り返りながら、どうやったら健全な成長を望める組織作りができるのか、どうやったら心理的安全性を満たすことができるのか、本書を読みながら日常を考えるととても面白く、勉強になる1冊です。
3.自分が抱えている問題を解決できるきっかけになりました。私自身、リーダーをする機会が増えているのですが、どうしても孤独になってしまい、タスクが上手く分配できていません。そのため、私の思考に偏ったアイデア、動き方をしてしまいます。それでは新しい成長が望めないので本書に書いてある心理的安全性を増す言葉を積極的に反復して使っていきます。
大切なのは、相手の意見を聴き、受け止め、ポジティブに返すことだと思いました。ネガティブで返してしまうと、相手のはやる気が削がれます。そうならないためにも、自分のことを話すのではなく、「促し上手になる」ということを意識していきたいと思います。
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今まで普通にNGワードを言ってたのをダメな理由とともに痛感しました。仕事でもプライベートでも活用できるので、何度も読んで直していきたいと思います。
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今月心理的安全性に関するセミナーを受講するのでそれまでに基礎知識があればと思って読んでみました。
あーまさにうちの会社。そうそう。なんて思いながら読み進めました。
「それでどうしたいの?」と聞かれても困ってしまうことがあります。考えてから相談の方がいいのは分かるけど、そこがわかんなくて聞いたんよ〜となることのほうが圧倒的に多い。
そういう、ちょっとした積み重ねが心理的安全性を下げるんだなと思いました。
それは社内だけでなく、社外に対しても同じ。
ちょっとした一言が相談してみよって思ってもらえたり、逆に取引別の人(他社)とやろって思われてしまう。
ビジネスだって対個人の時代、より社内政治って大事ねぇと感じました…
弊社もがんばろ…(社内ではかなりマシな部署かもしれないが全然まだまだ。)
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言葉はこう言い換えたほうが心理的安全性を担保しやすいシリーズ。
「なんで終わってないの?」
→止まっている理由ってなんですか?
「全然進捗してないね。」
→誰に相談すると進みそう?誰にサポートしてもらうのがいいと思う?
「さっそく会議を始めます。1つ目の議題は・・・」
→この会議のゴールは◯◯です。
「意見が糞だね。」
→組み合わせたり、別の視点に立つとうまくいきそうな意見ってあるかな?
「意味分からない。」
→理解したいから聞くんだけど、もう少し聞かせてくれないかな?
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◆変化の激しい今の時代に目指す職場環境が「心理的安全性」
◆心理的安全性を高めるために重要な因子:「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」
◆自分ごと・他人ごとではなく、自分たちごととしてチームの力を合わせる