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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/07/27
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/382p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-528447-6
読割 50
紙の本
幻告
著者 五十嵐 律人 (著)
裁判所書記官の宇久井傑が法廷で意識を失い目覚めると、そこは5年前−父親が有罪判決を受けた裁判のさなか。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープをくり返しながら真相を探り...
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商品説明
裁判所書記官の宇久井傑が法廷で意識を失い目覚めると、そこは5年前−父親が有罪判決を受けた裁判のさなか。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープをくり返しながら真相を探り始めるが…。『メフィスト』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!
【商品解説】
著者紹介
五十嵐 律人
- 略歴
- 〈五十嵐律人〉1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。「法廷遊戯」で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。他の著書に「不可逆少年」など。
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紙の本
裁判所書記官
2022/07/27 01:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段余りスポットの当たらない「裁判所書記官」という立場から、タイムリープを繰り返し過去の父の有罪裁判と向き合っていく新進気鋭のSF法廷ミステリー。
戻った時間軸の立場で出来る事、書き換えた未来で起こる事――無数の可能性を秘めた選択を、法律家として、一人の人間(息子)として、正義と共に追及していく。時間の概念や法律用語と少し難しい説明が必要な部分があるけど、大事な事は凄くシンプルで、そこに気付ければ主人公と一緒に突っ走れる。同じ人間が人間を裁くという事の重みを、裁判員になって体験した様な臨場感がたまらなかった。
紙の本
タイムスリップを絡めて法廷ミステリー
2022/08/03 15:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイムスリップを絡めた法廷ミステリーとは、思い切った設定を使ったものだと思う。しかし、SF]としてさらりと読むわけにはいかず、訴訟・裁判に関わる法律用語を丁寧に説明しているので、それを理解しつつ、タイムスリップにより起きる事象の変化を、読み進めると、事件の重なりの中に埋もれていた真実に突き当たる。物語として、とてもうまい展開だ。そして上質の法廷ミステリーとなった。
紙の本
リアリティとファンタジー
2023/01/29 12:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです!
法廷ミステリーは知識がないと難しいかと心配になりがちですが、この著者さんの作品は絶対に大丈夫!勉強にもなるし面白いしで、すっかり信頼しています。
今回は更にタイムスリップというSF要素も光っていて、人物の魅力も増し増し。後半感動で涙。
紙の本
タイムリープ法廷ミステリー
2022/09/12 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
裁判所書記官が過去に行ったり来たりしながら父が起こした事件について真相を明らかにしていく、法廷モノとタイムリープを組み合したミステリー。
三人の刑事裁判に関してグルグルしますが、複雑に絡み合って、こいつもこいつも関係者ってつながっていきます。
過去と未来の因果関係も面白かったけど、法廷のことや法律用語のことなんかも興味深かった。
紙の本
難しかった
2023/12/26 14:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み手側の理解度の問題なんだけど、
設定がややこしくて結局最後まで理解できなかった。
法廷ミステリとしても十分だと思うけどね。
関係者が固まりすぎてる点は難点だけど。
紙の本
設定が複雑すぎて面倒くさい
2023/09/30 09:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
裁判所書記官の主人公が、タイムスリップして妻の連れ子である養女に性的暴行を加えた罪で起訴された事件の公判期日に立ち会い、何があったのか真実を探りながら結果的に過去を書き変えていくストーリー。それなりに面白かったですが、タイムスリップの理屈が込み入っていて、著者の熱意を尊重して時間をかけて気合も入れて一生懸命理解しようと思って読まないと正確に理解できない本だと思いました。軽く楽しみたい私にはそこまでの熱意はなく、タイムスリップの理屈は通っているといいたいわけね…と思って読み流しました。