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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/04
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/239,11p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09437-2
- 国内送料無料
紙の本
ポストドラマ演劇はいかに政治的か? レーマン演劇論集
著者 ハンス=ティース・レーマン (著),ハンス=ティース・レーマン (イラスト),林 立騎 (訳)
レーマンの論文10本を収録。著者の理論の核心の1つ「演劇と政治」の関係に焦点を当ててテクストを集め、演劇にのみ可能な政治性とはいかなるものかについて考察する。哲学や文学と...
ポストドラマ演劇はいかに政治的か? レーマン演劇論集
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商品説明
レーマンの論文10本を収録。著者の理論の核心の1つ「演劇と政治」の関係に焦点を当ててテクストを集め、演劇にのみ可能な政治性とはいかなるものかについて考察する。哲学や文学と演劇が接する論考も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
ともにあるべきかたちをめぐる理論と実践
ブレヒト、ハントケ、イェリネク……ポストドラマ演劇の可能性から、「政治的な正しさ」を考えるために! 演劇理論の泰斗による10編を収録。演劇と政治の関係性に焦点をしぼり、演劇ならではの政治性に多様な視野をひらいてくれるテクストを収めた、日本語版オリジナルの論集。
「ポストドラマ」という概念を創造した著者は、ペーター・ソンディとジャック・デリダに学び、アリストテレスからヘーゲルを経てジャン=リュック・ナンシーに⾄る哲学をベースとして独⾃の演劇史・演劇理論を唱えてきた。詩的な⽂体とともに、読む者を実践へと力づよく促す。
〈ポストドラマ的実践とは、難解な知的ゲームとしての前衛演劇ではなく、わたしたちの意識と知覚を支配する「ドラマの構造」の解体を模索することで、演劇の歴史的、社会的、政治的なポテンシャルを再活性化しようとする試みの総称である〉(本書「訳者あとがき」より)。
演劇が伝える「内容」だけではなく、その「形式」(いかに表現するか?)の重要さを説く本書は、ともにあるべきかたちをめぐる、理論と実践のための一冊だ。【商品解説】
目次
- 1 ポストドラマ演劇はいかに政治的か?
- 2 揺さぶられる秩序──モデル・アンティゴネ
- 3 悲劇とポストドラマ演劇
- 4 観客について
- 5 『ファッツァー』試論──ベルトルト・ブレヒト
- 6 演劇、アウラ、ショックと映画──ヴァルター・ベンヤミン
- 7 この世界にともに住まうこと──ペーター・ハントケ
- 8 亡命の決断──アイスキュロスとエルフリーデ・イェリネク
- 9 対立の演劇──アイナー・シュレーフ
- 10 教育劇と可能性の空間
収録作品一覧
ポストドラマ演劇はいかに政治的か? | 5−20 | |
---|---|---|
揺さぶられる秩序 | 21−46 | |
悲劇とポストドラマ演劇 | 47−67 |
著者紹介
ハンス=ティース・レーマン
- 略歴
- 〈ハンス=ティース・レーマン〉1944年生まれ。フランクフルト大学名誉教授。「ポストドラマ演劇」は20以上の言語に翻訳され世界的にもっとも大きな影響をもたらした演劇学者の一人。ほかの著書に「ブレヒトを読む」等。
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