紙の本
街と犬たち (光文社古典新訳文庫)
厳格な規律の裏で不埒な行いが横行するペルーの軍人学校。ひとつの密告がアルベルトや〈奴隷〉、ジャガーら少年たちのいびつな連帯を揺るがし、一発の銃弾に結びついて…。ノーベル賞...
街と犬たち (光文社古典新訳文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
厳格な規律の裏で不埒な行いが横行するペルーの軍人学校。ひとつの密告がアルベルトや〈奴隷〉、ジャガーら少年たちのいびつな連帯を揺るがし、一発の銃弾に結びついて…。ノーベル賞作家バルガス・ジョサの長編デビュー作。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
緊迫感
2022/06/30 16:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ま - この投稿者のレビュー一覧を見る
『都会と犬ども』という既訳で知られたバルガス・リョサ作品です。この新訳では『街と犬たち』という題名で著者はバルガス・ジョサと表記されています。
段落ごとに語り手や場面、時間軸が特に説明なく入れ替わるので、最初のうちは誰がどういう状況に置かれているのかをつかみづらく難渋しましたが、読み進めるうちにだんだんとわかってきます。分かり始めるととても面白いです。ミステリー仕立てともいえる展開です。非常に緊迫した雰囲気が作品を通して感じられるので読んでいてかなりひきこまれ、一気に読んでしまいます。