紙の本
希望の糸 (講談社文庫)
著者 東野 圭吾 (著)
カフェのマダムが殺された。加賀と松宮が捜査しても彼女に関する手がかりは善人というだけ。彼女の不可解な行動を調べるとある少女の存在が浮上する。一方、金沢で息を引き取ろうとし...
希望の糸 (講談社文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
カフェのマダムが殺された。加賀と松宮が捜査しても彼女に関する手がかりは善人というだけ。彼女の不可解な行動を調べるとある少女の存在が浮上する。一方、金沢で息を引き取ろうとしていた男性の遺言書に意外な人物の名が…。【「TRC MARC」の商品解説】
東野圭吾の「家族」の物語。
「あたしは誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
加賀シリーズ最新作、待望の文庫化!
ーーー
小さな喫茶店を営む女性が殺された。
加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。
彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。
一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。
彼の遺言書には意外な人物の名前があった。
彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。
【商品解説】
著者紹介
東野 圭吾
- 略歴
- 1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
今作も泣けます
2022/08/20 14:20
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかふじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一応加賀恭一郎シリーズなのですが、加賀は管理職になっており実際に事件の捜査に関わるのは従弟の松宮脩平です。しかしやはり美味しいところは加賀が持っていくあたりは流石です(笑)
誰からも慕われる優しい喫茶店の女性店主が殺害されるという事件が起こり、
その謎にある一人の少女の出生の秘密が大きく関わっているという内容。
クリニックの医師が気を付けていれば、後の悲しき勘違い殺人は起こらなかったのではないかと思うと残念。
読後感は非常に良く、幸せな気分に浸れました。
紙の本
さすが東野圭吾
2023/01/28 23:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今はたくさんの人気作もありますし、賞を受賞した作品もたくさん読んできましたが、やっぱり東野圭吾さんの作品が1番好きです。
とにかく続きが気になり、時間を忘れて一気読み。
最近結婚し、実家の家族、夫、義家族、家族というものを考えることが多かったこのタイミングで、この本を読めたのは何かの縁かもしれません。今回も素晴らしい作品をありがとう!
紙の本
希望の糸
2023/02/01 14:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの感動作ですね。親子を題材にいろいろな物語が描かれています。謎解きもあります。さすが東野作品でした。加賀警部の出番が本当に少ないですね。従妹の松宮が主人公です。なかなかの男に育ちました。ぜひ一読おすすめです。
紙の本
複雑に入り組んだ東野圭吾らしいストーリー
2023/05/15 22:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりの加賀恭一郎シリーズです。ずいぶん久しぶりなので繋がりが分からなくなっていました。ただ、完全に一話完結のストーリーなので、覚えていなくても大丈夫です。そして、今回は加賀恭一郎はあまり出てきません。中心となっているのは、従姉弟の脩平です。複雑に入り組んだ東野圭吾らしいストーリーです。感動の結末も用意されています。
紙の本
加賀恭一郎シリーズかと思いきや、松宮修平にスポットを当てたスピンオフ的な作品です
2023/03/31 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は加賀さんではなく松宮さんメインのお話です。 友達、親友、恋人、夫婦、親子。人には色々なご縁と繋がりがある。 たとえ血が繋がっていなくとも、繋がる糸は切れません。
紙の本
加賀恭一郎シリーズ最新作
2023/02/22 02:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回もたくさんの伏線が張り巡らされていて面白かったです。松宮の過去もよかったです。
紙の本
家族
2023/01/20 08:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杉野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族とは何なのだろうと考えさせられた。血の繋がり以上のものがあったとしても血縁というのはやはり大きな力を持っている。何を持って家族になれるのか。
紙の本
一気読み
2022/11/30 08:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けいこママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
加賀シリーズは好きでよく読んでいますが、今回の主人公は松宮でちょっと今までとは違った感じがしました。それでも途中から読みやめることができなくなり一気に読んでしまいました。親子の在り方を考えさせられる作品です。
紙の本
希望の糸
2022/11/23 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東野作品ののため、人間の根本を問われるような作品でした。体外受精や取り違え、婚姻外子の話など、事件と深いかかわりがあり推理を楽しむことができました。その裏に潜む人間模様も面白さの一つです。また、違う作品がでたら読んでみようと思います。
紙の本
東野圭吾さんの大ファンです!
2022/10/08 22:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るいららパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪府生まれの生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆されている東野圭吾さんの物語はとても興味深い。特に、加賀シリーズ最新作となればなおさらです。
紙の本
血縁関係って難しいです。
2023/04/02 09:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は汐見夫妻でいきなり変わったので短編って思ったんですが、ちゃんと続きがありましたね。そこからの展開が良かったです。
紙の本
希望の糸
2022/09/17 20:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安定のおもしろさ。
加賀恭一郎シリーズだが、今回は加賀は一歩引いて、松宮が物語を引っ張る。が、締めるところは加賀の一言が効いている。
事件自体は中盤でとりあえず解決するが、その後の、家族をめぐる物語が、じんわり沁みた。悪人って、いなかったんじゃないかな。皆、悩んで苦しんで、少女を傷つけまいと、振る舞う。警察が、事件から外れた事柄まで踏み込んで良いのか、とも思ったが。
読み終わって、少女と父親が幸せになって欲しいと思った。
紙の本
一気読みしました
2022/08/01 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不妊治療クリニックのミスが発端となり、様々な人が巻き込まれ、少しのボタンの掛け違えで、不幸な殺人事件にまで発展してしまう。切ないです。そして、この本編とは別に、もう一つの複雑な人間模様が展開されている。話が段々と繋がって行く所が良かったです。
それにしても、何人もの人が、山あり谷ありの人生の度合いが酷く、そこは極端に感じて、あまり感情移入できなかった。そして、とても良い人が殺されるのが、悲しかったです。
それと、一つだけ受け入れ難い箇所がありました。一組の夫婦が、お互いが納得しての事だとしても、「この不妊治療が失敗したら離婚する」と約束していたところです。まあ、そうしないと話が進まなかったのでしょうが。
紙の本
不妊病院の……
2022/08/16 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
不妊治療の中には、こういうケースは、ありそうな気がしました。でも、殺された善人の経営者がかわいそうでした。殺人は発生していますが、トリックはそうたいしたものは、全然無く、むしろ人間ドラマみたいで……。ラストは、ホッ