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ビザンツ帝国の最期 新装版
危機に際して、人々はどのように生きたのか? 西の「ラテン人」諸国と東のオスマン・トルコのはざまで翻弄されたビザンツ帝国。コンスタンティノープル陥落の100年前から帝国滅亡...
ビザンツ帝国の最期 新装版
ビザンツ帝国の最期
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商品説明
危機に際して、人々はどのように生きたのか? 西の「ラテン人」諸国と東のオスマン・トルコのはざまで翻弄されたビザンツ帝国。コンスタンティノープル陥落の100年前から帝国滅亡後までを、最新研究に基づいて描く。【「TRC MARC」の商品解説】
ひとつの国の滅亡の過程をつぶさに描く
1453年5月28日、ビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、コンスタンティノープルを包囲するオスマン・トルコ軍に対し最後の戦いに臨もうとしていた。出陣に際しての演説は、「たとえ木や石でできた者であっても涙をとめることができなかった」と言われるほど感動的なものだった。翌未明、城壁がついに破られたと悟った皇帝は、死に場所を求め敵中に突入する──
悲愴で劇的な、長らく語られてきた帝国滅亡の場面である。だが悲しいかな、この出来事を伝える記録は偽作であることが今日では判明している。では実際にはどうであったのかを、当時の他の記録を見ていきながら、その背景にあるビザンツ人の価値観や複雑な国際政治の現実を、最新の研究成果を盛り込んで分析したのが本書である。
同じキリスト教の西欧諸国は、かつて十字軍で都を征服した敵でもある。一方、かなりの期間、ビザンツ人とトルコ人は必ずしも敵同士ではなく、日常レベルでは平和に交流していた。両者のはざまで、皇族から都市民衆まで個々人が、危機に際してどういう選択をしたか、著者は包囲戦の百年前から帝国滅亡後の人々の動向まで描いていく。【商品解説】
目次
- 序章
- 第1章 コンスタンティノープルの秋
- 第2章 幻影の帝国
- 第3章 策を弄する
- 第4章 断崖に向かって
- 第5章 獅子の尾をよじる
- 第6章 公会議と十字軍
- 第7章 ムラトからメフメトへ
- 第8章 復讐の女神
- 第9章 波止場にて
著者紹介
ジョナサン・ハリス
- 略歴
- 〈ジョナサン・ハリス〉ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校ヘレニック・インスティテュート教授(ビサンツ史専攻)。ビサンツと西欧の関係、1453年以降のギリシア人ディアスポラ等を専門とする。
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