- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/06/25
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:19cm/225p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-2026-6
紙の本
遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと
レイシストは間違ったデータを利用してでたらめを言う。固定観念や思い込みによって間違いがちな4つの分野(肌の色、純血性、スポーツ、知能)について、科学的な立場から解明し、差...
遺伝学者、レイシストに反論する 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
レイシストは間違ったデータを利用してでたらめを言う。固定観念や思い込みによって間違いがちな4つの分野(肌の色、純血性、スポーツ、知能)について、科学的な立場から解明し、差別や偏見を否定する。【「TRC MARC」の商品解説】
科学は、レイシズムを肯定しない
人種に関わる正しい知識から、
レイシストに「NO」を突きつけよう
アジア人は生まれつき数学が得意、黒人は身体能力が高い、ユダヤ人は金儲けがうまい……
人間の進化と多様性をめぐる議論が活発化している現代において、いまだに世の中には「誉め言葉の皮をかぶった」偏見であふれています。
そして、そうした一見科学的に見える偏見は人種に関するステレオタイプを強化し、人種に優劣を見出す、人種差別の温床にもなっています。レイシストは家系図や遺伝子検査をもとに自らの純血さを誇ってみたり、知能のに優れた人種があるというデータから自らの優位性を高めたり、特定の病気と人種を結びつけたりすることで他の人種は劣ったものだとみなしているのです。
しかし、それは科学的に正しい考え方ではありません。
レイシストは間違ったデータを利用し、疑似科学を用い、差別は科学的に肯定されるとでたらめを言っているのです。
本書では、固定観念や思い込みによって間違いがちな4つの分野(肌の色、純血性、スポーツ、知能)について、科学的な立場から差別や偏見を否定します。
遺伝学が個々の人間の違いについて解明できていること、断定できないことをそれぞれ明らかにすることで、時代遅れの人種に関する観念を力強く解体していくのです。
無邪気なステレオタイプから、より悪意に満ちた言説まで、正しい科学と歴史的な知識に裏付けられた「レイシストの論理をぶち破る」ための方法を、丁寧に解説した1冊です。【商品解説】
目次
- はじめに
- ペーパーバック版に寄せて
- 本書の表現について
- 第1章 「色分け」に潜むリスク
- 「色」で分けられる人びと
- 「人種」という発明品
- 遺伝学の誕生
- 遺伝学は人種をどう見ているのか
著者紹介
アダム・ラザフォード
- 略歴
- 〈アダム・ラザフォード〉ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで遺伝学を学び博士号を取得。遺伝学者、サイエンス・ライター。科学誌『ネイチャー』の編集や『ガーディアン』紙への寄稿などでも活躍。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む