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紙の本
落花狼藉 (双葉文庫)
著者 朝井まかて (著)
江戸時代初期、徳川幕府公認の傾城町・吉原が誕生した。吉原一の大見世「西田屋」女将の花仍は、夫・甚右衛門を支えながら店を切り盛りしていた。江戸随一の遊廓・吉原の黎明と、そこ...
落花狼藉 (双葉文庫)
落花狼藉
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商品説明
江戸時代初期、徳川幕府公認の傾城町・吉原が誕生した。吉原一の大見世「西田屋」女将の花仍は、夫・甚右衛門を支えながら店を切り盛りしていた。江戸随一の遊廓・吉原の黎明と、そこに生きる人々の悲喜交々を描く。〔2019年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
戦国の気風が残る江戸時代初期。徳川幕府公認の傾城町・吉原が誕生した。吉原一の大見世・西田屋の女将の花仍は、自身の店は二の次で町のために奔走する夫・甚右衛門を支えながら、遊女たちの世話を焼き、町に降りかかる奉行所からの難題に対峙していくが……。花仍の一生を通して、日本一の遊郭を築き上げる姿を描く長編小説。【商品解説】
日本一の傾城町・吉原の勃興を女将の一生を通して描いた長編小説。【本の内容】
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紙の本
江戸文化を支えた吉原創設を描く
2022/09/21 10:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸初期、傾城屋の町吉原を創設した庄司甚右衛門の妻の一代を描いた物語である。吉原は造り物のせかいであり、虚実を取り混ぜて見せる夢の世界であったが、その創設は簡単なものでなかった。公儀の許認可が必要であるし、社会から蔑まれたことも事実であり、そこで働く遊女たちの生い立ちは多くは悲しいものであったから、女性の経営者としては大いに悩んだものだろう。江戸の文化を振り返ってみれば、吉原の存在は必要不可欠なものだと思う。知らなかった世界を、物語として読むことができ、良かった。
紙の本
黎明
2022/10/04 01:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代を語るうえで欠かせない存在、吉原。
あらゆる物語がここにはあると思うのだけれど、
当然「始まり」があるというところには、
わりと手薄な感じがする。
視点は吉原の確立に尽力する傾城屋「西田屋」の主
甚右衛門の妻、花仍。
ひとりの視点から移り行く時代を映していく、
これぞ朝井まかて、という一作。
紙の本
吉原女将一代記
2022/09/23 13:59
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投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸の遊郭吉原で生きた女将一代記。でもその女将は年の離れた遊郭の主人であり吉原の街の発展と秩序を本気で考え御上や町衆との交渉や意見統一を図った男の妻。なかなか本当の女将になれず周りを手こずらせるが時と共に女将の姿になっていく。
華やかだけではない街の人達を描いている。お互いに血のつながりは無いのに何かに向かって行く姿。知られているようで知られていない世界を表現する作者のいつもの姿勢。
もうちょっと主人公の深い思いが表せられていればよかったか。
紙の本
吉原ができるまでの顛末
2023/08/31 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
あちこちで売色をする店を集めて、一つの傾城町を作ろうとした話です。
当時は、子は親の持ち物として売り買いされていた。特に女の子は色町に売られることが多い。信じられない時代です。今の感覚で読んではいけないとは思いますが、いくら、主人や女将が遊女たちのことを思っていても、やっていることは彼女らを食い物にしていること。矛盾を感じながら読みました。