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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/01
- 出版社: 山川出版社
- サイズ:19cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-634-15199-4
紙の本
戦国城郭に秘められた呪いと祈り
著者 小和田 哲男 (著)
立地、縄張、建造物、儀式にいたるまで、全国各地の城郭に見え隠れする「信仰の場」としての姿。信仰の世界、陰陽道、呪いや祈りといった観点で城郭史をとらえ直す。【「TRC MA...
戦国城郭に秘められた呪いと祈り
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商品説明
立地、縄張、建造物、儀式にいたるまで、全国各地の城郭に見え隠れする「信仰の場」としての姿。信仰の世界、陰陽道、呪いや祈りといった観点で城郭史をとらえ直す。【「TRC MARC」の商品解説】
これまでは「軍事施設」中心で語られてきた城郭研究において、近年、研究の進展により、そもそも「城とは何か」という点が注目を集めています。
そこでキーワードとなるのが「祈りの場」「権威の源」としての城の姿です。本書は、充実の一途をたどる城郭研究の新たな潮流に注目し、城郭史を「陰陽道」「鎮守」「呪い」「祈り(宗教施設)」という観点から捉えなおすことを目的としています。
具体的には、石垣に使われる転用石について、従来は石材不足を補うといった実用面、または戦国武将が不信心であることの証左として語られることが多かったのに対し、本書では、転用石を逆さに積むことで「けがれの逆転」を意図しているのではないかとの仮説を立てています。
このように、築城に当たっての場所選びから普請・作事にいたるまで、中世の呪術的な意識と儀礼がどのように作用していたのかを読み解きたいと考えます。【商品解説】
目次
- 序 章 戦国時代における呪いと祈り
- 戦国時代における呪術と武将の関係とは
- 戦国時代まで城はどのように発達したか
- 軍事面だけではなかった戦国の城
- 第一章 聖地としての城――地選・地取における呪術の役割
- 信仰の山に城を築く
- 織田信長の築いた城も信仰の山だった
- 聖地から城へ変化するチャシとグスク
- 「四神相応」は意識されていたか
著者紹介
小和田 哲男
- 略歴
- 〈小和田哲男〉1944年静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学名誉教授。日本城郭協会理事長。著書に「名城と合戦の日本史」など。
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