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商品説明
母からの手紙と、若き日に一瞬出会い過ぎ去った女性からの手紙−。2通の手紙に導かれるように来し方を振り返り、綴った私小説。表題作と「老女」の2篇を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
十八歳で奥飛驒の高校を出て上京するとき、「自分でいいと思う道を歩け」と告げた母の言葉を胸に故郷を後にした私。「道」を探しあぐねている私が立ち寄った書店で、たまたま手にした文学雑誌で読んだのが佐藤春夫の短編小説「友情」だった。不思議な奇縁で佐藤春夫に師事するも、作家ではなく新聞記者への道に進み世界を渡り歩くことになる。記者時代に母から送られてきたひらがなの「手紙」を読み、自らの人生を振り返る「命のかぎり」。
若き日に一瞬出会い過ぎ去った女性からの手紙に、思い返す「あの日」のこと。
二通の手紙に導かれるように来し方を振り返り綴られた2篇の私小説。【商品解説】
目次
- 命のかぎり
- 老女
収録作品一覧
命のかぎり | 3−145 | |
---|---|---|
老女 | 147−189 |
著者紹介
砂原 和雄
- 略歴
- 1938年、岐阜県飛騨市生まれ。上京してまもなく佐藤春夫に出会い、学生のころ度々訪問する。産経新聞論説委員、清水建設社長室、明海大学講師を経て、文筆活動に専念。日本記者クラブ会員、日本エッセイスト・クラブ会員。
〔著書〕
『日本銀行物語 日銀マンの光と影』(1979年、泰流社)、『ザ・バンク 最先端を拓く三和マン』(1983年、産経新聞社)、『炎の森へ』(2008年、日本経済新聞出版)、『魂の刻』(2018 年、静人舎)、『夢、遙か』(2019年、静人舎)
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