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商品説明
注釈を利用して中国古典を読む手法を基礎と実践で学ぶ。経書の巻は、儒教経書である「孝経」「論語」「周易」「尚書」「詩」「礼記」「春秋左氏伝」を取り上げる。多音字挙例、ピンインつき本文も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
「中国古典を自分の力で読んでみたくはありませんか」
注釈を利用して古典を読む。その手法を基礎と実践で学ぶための一冊です。
【基本篇】で、注釈の基本知識と、テキスト、辞書、参考書について学び、
【読解篇】で儒教経書である『孝経』『論語』『周易』『尚書』『詩』『礼記』『春秋左氏伝』の注釈を実践的に学びます。
「「注釈を利用して古典を読む」というこの方法を身につけることができれば、儒教経典のみならず、諸子の書・歴史書・文学作品・仏教や道教の経典に対する注釈、そして日本において作られた漢文の注釈書などに対しても、広範に応用してゆくことも可能です。そのためにも、まず儒教経典の注釈の読み方を学ぼうではありませんか。」(「はじめに」より)
[本書の構成]
はじめに
【基本篇】
第一講 古 典
第二講 注 釈
第三講 『十三経注疏』の概要
第四講 字 形―文字学
第五講 字 音―音韻学
第六講 字 義―訓詁学
第七講 辞 書
第八講 句読・文法
【読解篇】
第九講 『孝経』の注を読む
コラム『孝経』―誰もが学ぶ儒教経典
第十講 『論語』の注を読む
コラム『論語』―古注と新注
第十一講 『周易』の注疏を読む
コラム『周易』―十翼をめぐって
第十二講 『尚書』の注疏を読む
コラム『尚書』―現行本から遡る
第十三講 『詩』の注疏を読む
コラム『詩』―『毛詩』以外の『詩』
第十四講 『礼記』の注疏を読む
コラム『礼記』―四十九篇の複雑さ
第十五講 『春秋左氏伝』の注疏を読む
コラム『春秋』―孔子の筆削をめぐって
おわりに
参考文献一覧
附 録(一) 訓詁のいろいろ
附 録(二) 多音字挙例
附 録(三) ピンインつき本文【商品解説】
目次
- はじめに
- 【基本篇】
- 第一講 古 典
- 古典について/経書は難解である/経書とは/注釈と小学・辞書―古典を理解するいくつかの方法
- 第二講 注 釈
- 春秋時代と前漢時代のギャップ/前漢時代の「伝」や「記」/注と疏
- 第三講 『十三経注疏』の概要
著者紹介
古勝 隆一
- 略歴
- 〈古勝隆一〉1970年生まれ。福岡県出身。東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(文学、同大学)。京都大学人文科学研究所教授。専攻は中国古典学。著書に「目録学の誕生」など。
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