- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/08
- 出版社: 講談社
- サイズ:19cm/301p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-529268-6
読割 50
紙の本
方舟
著者 夕木 春央 (著)
地震によって山奥の地下建築に閉じ込められた柊一たち。水が流入しはじめ、地下建築の水没までおよそ1週間。地下建築から脱出するためには、9人のうち誰か1人を犠牲にしなければな...
方舟
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商品説明
地震によって山奥の地下建築に閉じ込められた柊一たち。水が流入しはじめ、地下建築の水没までおよそ1週間。地下建築から脱出するためには、9人のうち誰か1人を犠牲にしなければならない。そんななか、殺人事件が起こり…。【「TRC MARC」の商品解説】
「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞!
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
その他ミステリーランキングにも続々ランクイン!
本格ミステリ・ベスト10 2023 国内ランキング(原書房) 第2位
このミステリーがすごい! 2023年版 国内編(宝島社) 第4位
ミステリが読みたい! 2023年版 国内篇(早川書房) 第6位
ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2022 小説部門(KADOKAWA) 第7位【商品解説】
著者紹介
夕木 春央
- 略歴
- 〈夕木春央〉2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した「絞首商會」でデビュー。ほかの著書に「サーカスから来た執達吏」など。
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紙の本
面白かった!
2023/02/27 19:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になるのも納得の面白さでした!
思わず口に手を当て「えっ!」と小さく叫んでしまう真相。
舞台設定もドキドキします。それにしても、うん。凄いな…。
電子書籍
2023年本屋大賞ノミネート
2023/02/10 19:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人、従兄、見知らぬ家族と山奥の不気味な地下建築に閉じ込められた主人公。水没していく地下建築を出るには、誰か一人を犠牲にしないといけない極限状態の中で発生した連続殺人。生贄にすべく犯人を炙り出していく、倫理観に訴えるクローズドサークルミステリー。
同調圧力、大丈夫だと思いたい弱い心、「正常性バイアス」を巧く利用して違和感のない展開に誘っていた。協調性がなく、弱さを抑えられない私だったら、平然とスタンドプレーするだろうと想像したりして楽しんだ。
一番最初のトリックと殺人を重ねた動機、最期の最期の絶望的な暴露、何もかもを根底から覆す衝撃のラストに暫く頭が追い付かなかった。正直、犯人が特定された段階では☆4だと思った。それまでの焦燥感にはかなりリアリティがあったが、これがオチなら少し呆気なくて物足りないと感じた。熱が冷めるのを感じながらも頁を繰ると、真の動機の告白で☆4.5に上がり、生き残る術をみすみす逃した判断で☆5を振り切った。残酷さと後味の悪さがずば抜けていた。
紙の本
読んでください最後まで
2023/02/04 11:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サトト - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的な意見としては途中で中だるみしてしまういそうになったが最後まで読めば面白いことがわかる。とりあえず最後まで読んでみてね
紙の本
おもしろかった
2023/02/04 01:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:noyamamayon - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても高く上がったハードルをらくらく超えてくる作品です。とてもおもしろい。最後までよんでほしい。この人の作品は初めて読みました。このほかの作品も読んでみたいと思います。買って損しないと思います。2022年でトップクラスです。
紙の本
衝撃のラスト
2023/01/15 16:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
極限の状況で起きた殺人事件。犯人が誰なのか謎解きもすごいですが、その犯人が語った真相が衝撃的です。ラスト数ページは目が釘付けになるほどに引き込まれます。
紙の本
こんなどんでん返しもあるんだ!!!!!って感じ
2023/09/14 21:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごいそうゆう感じか!!!!!という感じだった。
なんも言えなくなる。
流されてない人間てすごい!!!!!
2週目読む。
紙の本
おっっっっっもしろ…
2023/06/19 21:33
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヘルニア大臣 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読む手が止まらなかった。
ホラー小説でもないのにドキドキしてじんわり汗をかいてた。
怖い。本当に怖い。
紙の本
方舟
2023/05/21 16:22
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ment - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。読んだら止まらない。最後は衝撃
紙の本
衝撃
2023/04/12 09:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
判りやすく読みやすいミステリ。
ネタバレを避けると何も言えないけれど結末の衝撃に浸ってほしい。
こんなにもすぐに再読したくなる小説は唯一無二。
解説も、内容とスタイルどちらも凄く良い。
新感覚どんでがえしを味わえた。
ほんタメの動画をこれから観ます。
紙の本
同じ結末は書けないだろうな
2023/02/14 13:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでに読んだことがないような、閉じ込められ孤島ミステリー。閉じ込められた10人の中で殺人事件が発生し、その犯人を、その中で見つけ出していくのだが、その結末に驚くことになる。極限状況での謎解きを楽しむが、真相の衝撃には、「えっ」というしかない。面白いミステリーだった。
紙の本
かなり面白い
2022/12/25 01:38
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投稿者:ぼちぼち - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学時代の友達らと山奥を訪れた柊一は地下建築の中で夜を過ごした。翌朝の地震で扉が岩でふさがれ水も流入してるためいずれ地下建築は水没する。タイムリミットは約1週間。そんななか殺人が起こった。脱出のためには誰か一人を犠牲にしなければならない。その犯人に犠牲になってもらおうと犯人探しが始まった。文章がとても丁寧で読者を安心させる。誤字も脱字もない。今まで読んだ本で1〜2位を争う作品だった。最後にかなり驚きます!
紙の本
好き好き好き!
2022/12/16 19:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きり - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり話題になっているので、うっかりネタばれ踏んでしまう前に(とは言いながらしばらく積んでしまっていた)読みたかった本作。
探偵役の登場人物の推理過程も、読みながら一緒に内容を整理しつつわかりやすく読めてよかったのですが、なんといっても犯人がすごいです。
あまり多くは語れませんが、とにかく「あっぱれ」でした。
紙の本
静かな修羅地獄、命懸けのフーダニット
2022/10/06 20:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
水没・溺死が迫る地下施設。脱出のためには誰か一人が残らなければ―つまり―死ななければならない。そんな状況で殺人が起き、皆の思惑は暗黙のうちに一致する。
殺人犯ならば皆が生き延びるための犠牲にしてもいいのでは?
恐るべき設定が、無数に書かれてきたクローズドサークルでの殺人に新しいサスペンスと展開を生みました。
テンポいいストーリー、丁寧な犯人限定のロジック、そして前作『サーカスから来た執達吏』同様、シンプルかつ切れ味鋭いワンアイデアが呼ぶどんでん返し。
決して発端のインパクトだけで人目をひくだけの作品では無い、鮮やかな秀作です。
紙の本
船
2023/05/31 07:11
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
地下室という設定だけでも、なんとなく気持ちの良い物ではない気がします。何かがきっと起こるのだろうなあと思いながら読んでいて、どんどん先が読みたくなるという展開でした。
紙の本
クローズド・サークル状態の不安感
2023/05/17 10:10
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
2023年の本屋大賞ノミネート作。現代はスマホで世界中と繋がっているので、クローズド・サークル状態に陥ることでの不安感が伝わってきました。主人公・柊一の穏やかなキャラクターが最後の選択に失敗してしまう…うーん、天晴でした。