紙の本
発達障害の人が見ている世界
著者 岩瀬 利郎 (著)
空気を読めない、会話が成立しない、片付けられないといった発達障害の人の考え方や行動の理由を具体的に解説。あいまいな表現を使わない、視覚に訴えるなど対応策も紹介する。ADH...
発達障害の人が見ている世界
発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方
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商品説明
空気を読めない、会話が成立しない、片付けられないといった発達障害の人の考え方や行動の理由を具体的に解説。あいまいな表現を使わない、視覚に訴えるなど対応策も紹介する。ADHD、ASD特性チェックつき。【「TRC MARC」の商品解説】
この本は、これまで1万人以上の発達障害の人や精神疾患の人たちと向き合ってきた精神科医の著者が、発達障害の特性を持つ人、とりわけADHDとASDの人が“見ている世界”を紹介する一冊です。
発達障害とは、一言で言えば脳機能の特性。状況を読んだり、人の気持ちを推測したりする脳の働きが定型発達の人より弱いことがわかっています。
失礼なことを平気で言ったり、
繰り返し約束を破ったり遅刻したり、
すぐに泣いたり怒ったり、
じっとしていられなかったり…
理解に苦しむその言動も、本人たちが物事をどう受け止め、感じているのか、つまり“見ている世界”を理解し、その対応策を学ぶことで、ともに生きるのが楽になるはずです。
たとえば、「発達障害の人には社交辞令や皮肉が通じない」といいう困りごとの場合、その理由が「脳の特性により、言葉を字義通りに受け取ってしまう」という原因によるものだと知れば、少しは気持ちが落ち着くでしょう。
そして、「発達障害の人と話すときは、極力ストレートな表現を心掛ける」という対処法にも納得がいくはずです。
この本では、大人から子どもまで、そんな身近にある困りごとを32個紹介し、その理由と対応策を紹介しています。
「自分も発達障害かも?」と思う人も、生きづらさの正体を知ることで適切にサポートを受けたり、対応策をとったりしていくことで、困りごとが解決されていくことでしょう。
特性を持つ子どもの親御様も、子育てが少し楽になるはずです。
定型発達の人でも、発達障害の特性に似た傾向を持つ人は、決して少なくありません。
また、発達障害との診断はくだらなくとも、発達障害の特性を持つ“グレーゾーン”の人もいます。
発達障害なのか。
グレーゾーンなのか。
定型発達なのか。
そういった診断的な面だけにこだわらず、さまざまなコミュニケーションの困りごとを解決するツールとしてこの本がお役に立てれば、これほどうれしいことはありません。【商品解説】
目次
- 序章 発達障害って、なんだろう
- 第1章 コミュニケーションの困りごと
- ・考えがかたくなで感じの悪い受け答えをしてしまう
- ・人の話を黙って聞いていられず、ソワソワ、ウロウロ、ペチャクチャ
- ・大事な約束をいつもすっぽかし
- ・表情、声のトーン、しぐさなどを読み取れない
- ・衝動的に怒ったり、笑ったり
- ・集団行動ができない
- ・空気が読めず、自分の理屈を押し通す
著者紹介
岩瀬 利郎
- 略歴
- 〈岩瀬利郎〉精神科医、博士(医学)。東京国際大学医療健康学部准教授。日本医療科学大学兼任教授。精神科専門医、睡眠専門医、臨床心理士、公認心理師。
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他者を理解するためにも
2023/10/06 14:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害の人が見ている世界を知るための本だが、本来発達のでこぼこはグラデーションであり、発達障害と診断されていようがいまいが、他人と接していて、ああこの人とは見えている風景がまったく違うんだろうなと思うことがある。
障害の有無にかかわらず、誰かと接するときに、相手に別の世界があることを理解する助けになると思う。
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知っておきたい
2023/09/02 19:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害の人と付き合っていく上で、知っておきたいことが、わかりやすくてよかったです。具体的なので、参考になりました。
電子書籍
発達障害
2023/03/22 18:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害のことが、わかりやすく書かれているので、発達障害の人が、どんな風なのかが理解しやすかったです。