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商品説明
「食べること」は私たちにとってどのような営みか。ヴィーガン食品メーカー「ULTRA LUNCH」代表が、ダイエット=日常の食卓という本来の意味に立ち戻り「食べること」の歴史と展望を描く。本体は背表紙なし糸綴じ。【「TRC MARC」の商品解説】
●概略
ヴィーガン(菜食)食品メーカー「ウルトラランチ」代表、ドミンゴ氏による初のエッセイ集です。
ダイエット diet = 日常の食卓という本来の意味に立ち戻って書かれたこの本には、レシピや痩せるノウハウではなく、「食べること」についての歴史と展望が描かれています。
変化する世界のなか、私たちに新しい見通しを与えてくれる一冊です。
●詳細
「食べること」は、私たちにとってどのような営みなのでしょうか?
本書は、ながらくヴィーガン(菜食)食品メーカー『ウルトラランチ』を運営してきたドミンゴ氏が、「これから」を食べることについての希望に満ちた考えをまとめたエッセイです。
こんにちの「フード」においてもまた———着ることや住むこと、そして私たちが生きることについてのあらゆることと同じく———経済原理やコマーシャリズム、地球環境、「健康」志向、動物愛護といった信条や思想、私たちの日々の生活スタイルや心身のありかたが清濁含め複雑に関連しあっています。
「食べること」についての日常とこの絶え間なく続く変化のなかで、ドミンゴ氏は一面的な見かたで何かを斬ることをせず、あるいはいっぽうで「なんでもあり」になることを是とするわけでもなく、私たち人間がままならないながらも追求する価値のあるを描き出しました——古今東西の文献を横断して私たちの先祖が食べてきたものに想いを馳せ、世界を巡りながらたくさんの食卓に座った経験を味わい直し、そしていま東京でたくさんの野菜を刻みながら。
色鮮やかで楽しい驚きに満ち溢れた一皿を食いしん坊たちに届けるその手つきは、本書においては自らがもっとも楽しみながらテキストを綴るストーリーテラーのそれとなり、多様な世界でまたひとつ稀有な音色を湛える物語をうみだしました。木星社の第4作目となるこの一冊を、アーティスト・ジェリー鵜飼氏のカバーアートとともにお届けします。
ぜひお楽しみください。
著者が語るポッドキャストは『Thursday - Vocalizing Emotions』で検索を。
木星社のインスタグラムはこちら。 https://www.instagram.com/mokusei222/【商品解説】
目次
- 目次(予定):イントロダクション 第1章:人類の定義(人間はそこまで強い動物ではない/人類とはどんな生物なのか?/どうして私たちは人間(人類)になったのか?) 第2章:栄養満点!(恵まれ、危険に満ちたアフリカ/世界への旅!/世界の食文化から〜セックス、政治、社会運用まで) 第3章:過ぎたご馳走(栄養転換ステージ/タブー〜「犬は嫌。鯨はダメ。」/食はエンターテインメント。間違いない。) 第4章:美味しく楽しい問題解決(浮世絵に見える風景とは/お料理本に見える可能性/人間の可能性にBETする/「旧」先進国の倫理あるいは格好良さについて) /あとがきにかえて — ワッツ・ゴーイング・オン/参考文献
著者紹介
ドミンゴ
- 略歴
- ドミンゴ(近田耕一郎)
ヴィーガン食品メーカー『ULTRA LUNCH』代表。1972年大阪生まれ、ソウル・ミュージック育ち。大阪大学人間科学部を卒業後、大阪、シンガポール、ロンドン、東京などでラジオDJ、レコードレーベルのディレクター、カリグラファーとして活動した。2007年に趣味でランニングを始め、2011年に山道を走るトレイルランニングを初めて体験する。ほどなくして100kmを超える長距離を走るウルトラ/トレイルランニングに魅了されるようになった。これをきっかけに、人間が走り続けるために欠かすことのできない栄養や「食べること」についての研究・開発をスタートする。2013年に『ULTRA LUNCH』を設立し、飲食店運営、ケータリング事業を経て、現在は東京都八王子市、高尾山の麓に工房を構え、食品メーカーとしての事業を精力的に展開している。
ウェブサイト:ultralunch.net
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