電子書籍
難しい・・
2023/05/15 20:48
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノウハウ的な箇所がちょっと読んだだけではよくわからなかったので、何度も読んでみたいと思った。読みながらなるほどと思う部分もあった。
投稿元:
レビューを見る
自分に取り入れたい時間管理術
p116
・タイムボクシング
→タイムボックスに目標、成果を設定し時間になったら途中でも切り上げる
p124
ロールレタリング
→3年後の自分に手紙を書き、3年後の自分になりきって返事を書く
p136
SSCエクササイズ
→公私の一週間のタスクを書き出す
→社会的価値、緊急性、個人的価値、移譲の面から評価する
→価値が低い仕事を特定、分類する
p169
コピーテクニックについて
→他人のテクニックをできるだけ細かくヒアリングし、真似をする
投稿元:
レビューを見る
時間とはなにか、予期と想起によって未来と過去は生まれるし、非効率や退屈が逆に時間を有効化するという不思議。
投稿元:
レビューを見る
いつか出るのではないかな、自分もかけるかも知れないなと漠として思っていた本が出たなと感じた。時間術や、朝4時に起きなさいとか、5時に起きなさいとか、できる人の習慣はこうだったという全ては、全く意味が無い。時間不足ということを感じていた頃、自分自身が直面していたのは、やり方がわからず握ってしまう、アポイントをとりに行ったらすでに難しく結局狙っていたタイムスパンで終わらなかった、旅行の計画を立てに行ったらすでに予約でいっぱいで結局他のオプションを検討することになった、などなどが体験だ。今日、デートでどこに行こうかな、というのもよくあったし、とりあえずどうしようか、というところから1日が始まると、非常に非効率かつ満足度が低い1日になることがある。本書は、色々な海外の時間攻略的な本を集めていく。本当に気にすべきは時間感覚である、時間感覚には個体差あり、時間感覚さえ変えれば時間を有効に使えるというものだ。特に時間をマネジすることはできない、行動だけがマネジできるというのは自分にとっても出発点であり、多くの本でも述べられている真実と感じている。トンネリング(簡単な短時間の仕事をきっちりはめ込んで行った結果、戦略的、長期的重要なタスクに手がつけられない、トンネルに入ったら事故率が増えるという考え方)も有名だろう。よくその対策で出てくるタスクの優先順位が典型的な間違いを起こすと思うけれど。アイゼンハワーマトリックス重要かつ緊急性の高いものを置いて対応していくというのも、そのセグメンテーションに落とすだけで時間を浪費するだけでなく、その順番が間違っていたらどうしようもない。
では、何が最も良い時間術なのか自分の答えは、実は全く異なる本や経験からくる、水のような気持ちで物事と対峙できるかである。具体的には、朝早く会社に行く、誰もいない会社は静かでコーヒーを飲みながら、新聞を読む人もいる。その時間に猛烈に仕事をして、メールを投げ、回答し、作業を終わらせてしまう。だから、朝4時に起きて、あーでもない、こーでもない、とか瞑想するとか、緊急性のあるものを考えたり、昨日を振り返ったり、とにかくそういうことはやらない。頭を使わないからであり、午前中とりわけ朝の仕事の効率の高さは誰でも経験があるはずだから。本書の決定的な違和感は、時間術で効果が出る人と出ない人がいるその原因を時間感覚に置いてしまったために、早く感じるか、ゆっくり感じるか、できる限り感覚と満足を近づければいいんだという机上の論理のほうに行ってしまったことだろう。選考タイプ別の時間感覚から論理を進めている点は間違っていないというか、そういう分類自体は可能だと思う。しかし、根本的に、時間を浪費している瞬間がどういう時なのか、実体験としてどうなのかが大事だと思った。要すれば、同じことをやるのに、多くの時間を費やすことになるのかならないのかだ。
本書のポイント、時間管理の要諦は予期と想起にあると整理している。予期とはこれから起こることへの確率への見積もり、想起とは過去のことへの見積もりであり、それらが弱い部分を補うために、色々な時間術が効いたりする��いうことになる。例えば、将来のことを自分ごとして捉えられない人は、スケジュール管理でより将来のことを考えるようにするというもの。でも、ダラダラするとか猫と遊ぶとかまでスケジュールに入れて管理して人生楽しいの?とぜひ筆者に聞きたいところ。
Taskを切り刻む古典的なやり方は効果はある一方で、森が見えなくなるリスクを指摘している。ネガティブな人は想起、つまり過去の仕事を振り返ってその思ったよりもできているということを思い出し、モチベートする。1日の活動を細かく記載していって無駄がなかったかを検証する。このあたりは非常に難しいが、見積もった時間内にできたのかどうか、他の何かに侵食されていないかを学ぶことができる。一方で、忙しい人は、それをやっている時間がないので、自分自身のスケジュールをプランニングとスケジュールの2つ、さらにGTD的な発想、7つの習慣自己の人生の中でのプライオリティが高いものをしっかり埋め込むことだろう。よくあるタイプとしてはやり始めてしまえば一気に片付けられるのになかなか手がつかない、つまり想起が弱く、見通しが甘いタイプと言える。このパターンはぐずぐずタイプ、早くやれよと上司に怒られるまでやらない、というか手がつかないタイプだ。自己肯定感とエンゲージメントが弱すぎて、生きがいを失った物事のセトルだけが続いていって楽しいのというふうになるのが普通だ。効率化を追うと、楽しくなくなる。だからこそ楽しいと思えることに時間を費やすために、楽しくないことや意味ないことはやならい。やらないといけないことは、すぐにやってしまって頭から消す。この2軸さえあれば、テクニックに頼りすぎなくても済むというふうに思う。
投稿元:
レビューを見る
時間を効率よく使おうと意識すればするほど深みにはまって上手くいかない、という構図は納得感があって、やる気がない時に「時間がもったいない!」と無理に自分を奮い立たせて何かしたところで大した満足感が得られない理由のひとつを教えてもらった気がした。
投稿元:
レビューを見る
・例えば、あなたが1日にメッセージを送る量を増やせば、そのぶんだけ相手からの返信にリターンする義務は増えるでしょう。同じように、効率よく書類を仕上げればそなぶんだけ次の仕事は前倒しになりやすく、仕事のプロセスが複雑化した現代では、作業に明確な終わりがないケースの方が多く、いかに作業の効率を高めてもタスクの総量が減らないほうが一般的でしょう。
・他人のために行動を起こした場合は、私は人の役に立ったという自信だけが残るため、おかげで効率と生産性の罠にはまらずに済むわけです。
時間術のせいで、時間をすり減らしてはいけない
読み終わるだけで満足せず、実践してみないことには時間に追われている感覚は減らないであろう。
投稿元:
レビューを見る
書かれている事はよくわかりました。しかし、今の自分にはあまり必要がないかなぁ。ただ「脳みそ」次第、脳のエラーを新たな発見でした。 脳みそを誤魔化して、時間に支配されない(忙しくない)生活をしていきたい。
投稿元:
レビューを見る
自分にあったタイムマネジメント法を身につけなければ効果は無いという話。
これは何にでも言えることですが、誰かの成功法則が万人の成功法則ではないということ。
投稿元:
レビューを見る
インスタントラーメンみたいな一冊。あ、ここにお湯を入れるの……え?ラーメンができる?これで?え?すごい…………なにこれ。お、おいしい!!!と言うような感想を持った。画期的。
ノーベル経済学賞「時間術(タイムマネジメント)について」のプレゼンテーションを受けてるような感覚になった。①現状の時間術が抱える課題分析→②原因特定→③新たな時間術(スキル)の提案→④新たな時間術(マインド)の提案…の流れも分かりやすく綺麗。
特にエポックメイキングなのは②にある「時間の定義」だね。あらゆる経験値から「そうなる&そうであった確率が最も高いとして予期&想起されたものが未来と過去」であるというのは目から鱗でやんした。こどもが危ないことを平気でする理由とも繋がってくるわ。人の脳を自動統計機構と再定義し直したからこそ、おのずと時間術が抑えなければいけないポイントもすべて書き変わってくるのでね。
あと人によって効く効かないのタイプ診断がある点もすごく良かった。みんながぼんやり思ってたことを言語化して図示までできちゃうのほんと凄い。妄想だけど、ビジネス書の著者面々はしてやられたーって思ってるんじゃないかね。今後タイムマネジメント系の本出せないもんね。
★4にした理由は「自分想起多くて薄いからこれをやろう」と満を辞してタイムログやってみたけど全くハマらなかったから。とにかく記録がめんどくさい。というか時間術が必要なほどの業務量もなく、そもそもさして困ってなかったのを忘れてた。また困ったら読み直します。無駄にポジティブで鈍感な為にメンタルガンダムとの呼び声高い私は、当然ながら予期とのズレが毎回毎回ハンパないけど、それでも定時プラスαで収まっちゃうので人生楽勝でつ。
投稿元:
レビューを見る
評価が高かったので買ってみたが自分には合わなかった。
時間に追われて時間にギリギリの生活してる人なら発見があるのかもしれないが、ある社会経験があれば大体自然にやっていそうなことが多い。
それらのメソッドにカッコ良い名前が付いていて、メソッド名を覚えることが目的化してしまいそう。
読んだ結果自分はギリギリまで時間に追い込まれていないことがわかった。
時間の概念から具体的なメソッドから考え方まで、よくぞここまで時間について掘り起こし一冊の本にしたものだ。いつも考えない時間について読書中は考えさせられて良いきっかけになりました。
投稿元:
レビューを見る
【記憶が創り出す時間】
時間は現実には存在しません。
過去・現在・未来とありますが、世の中には現在しか存在しません。
過去や未来を生きることはできないのです。
そして、時間の感覚をもっているのは現代人だけです。
昆虫や動物、植物も気候、気温などから情報としては感じていますが、「季節はずれ」をとらえることはできません。
8月が例年になく寒く、9月がいままでの8月のような暑さになると、動植物は人が設定した9月を8月であると認識します。
ー 時間の創造 ―
では、時間はどうして生まれるのでしょうか?
人が考えるからです。
「昨日のラーメンうまかったな・・・」
現在との差を考えて、過去を「昨日」と定義しています。
「5日後に資格試験だ」
現在との差を考えて、未来を「5日後」と定義しています。
ここで、はじめて時間が生まれます。
考えることができなければ、現在を生きるしかないのです。
考えたときに時間ができあがっているのです。
つまり、考えることのない動植物には時間というものが存在しません。
ー 記憶がない人は未来もない ―
さらに、過去の記憶がない人は未来を描くことができません。
現在を生きることしかできないのに、過去を振り返らないと未来が考えられないのです。
なんと不条理なのかと思うかもしれませんが、時間とはそういうものです。
記憶障害の人は未来を考えることができません。
過去に起きた出来事と比較して将来を予見しているので、過去にデータがない人は未来も想像することができないのです。
不幸であるが、幸せでもあるのです。
投稿元:
レビューを見る
万人に効果がある時間術はない。
脳は核酸と終息を同時には使えない=集中力を高めると、創造性は諦めることになる=効率をもとめると創造は生まれない。
時間制限があるだけで重要と思ってしまう=単純緊急性効果
TODOリストがうまく機能するのは、やり残したことを外部に出すことで脳が安心するから。
イフゼンプランは、一つのことに使えば効果がある。
アンパッキング=作業を分解する
人生はやるかやらないかだ、と考えるとメンタルが病む。行動規範のプレッシャーが強い。
生産性を上げるともっと忙しくなる
寝る前に明日やるべき仕事を6つ選び、翌日順に行う。それを終わったら仕事はしない。
現代人は忍耐がない=文学に親しむ。認知の耐性とは答えをすぐに求めないこと。認知の耐性がない人ほど深い思考ができない、アイデアを出すのが苦手、メンタルを病みやすい。短編小説をじっくり読む。
産業革命までは、時間が流れなかった。
3時間同じ絵を見る。=時間の流れが緩やかになる。
つまらない、退屈、と思うタスクを選んで1週間実行する。定期的に退屈へ身を晒し慣れる。
クロックタイムとイベントタイム=時計で時間を図らず、出来事で時間を図る=ときどきはイベントタイムで時間を過ごす。時計で時間を図らないで過ごす。
投稿元:
レビューを見る
自分のタイプを知り、対処療法と根本治療どちらも記載があって満足度高い。
自分のタイプは、もう少し今を楽しもうぜ、時間の見積り正しいかちゃんとチェックしようぜ、が対処療法。
ただ、そもそも、何でもかんでも効率化しなさんな、せかせかせずに行こうや!というのはとても納得した。
投稿元:
レビューを見る
時間術の本です。
先日読了した「限りある時間の使い方」に続く時間術の内容でしたが、少し物足りなさを感じましたので、こちらを手にとってみました。タイトルに「あなたの人生を変える最後の時間術」となるように、内容としてはかなり充実したものだと感じました。冒頭で、
●本書では、科学的根拠に基づき、
「時間不足を根本から解消し、あなたにとって有意義な時間を増やす方法」を具体的に解説します。
と本書の目的を記載しています。
本書も、
●万人に効果のある時間術は、いまだひとつも見つかっていない
①私たちが本当に気にすべきは、時間ではなく’時間感覚’である
②時間は平等だが、”時間感覚”には個体差がある
③個体差に合わせて”時間感覚”さえ書きかえれば、あなたは時間を有効に使えるようになる
という視点からスタートしており、この時間感覚の捉え方を最初にしっかりと解説した上で、過去と未来の時間をどのように捉えているかを特定し、そのタイプによって適した時間術を紹介しており、かなり実践的な内容です。
自分にあった時間術はどういったものかを知りたい人には、有益な一冊になると思います。
私もタイプ診断の結果、注意すべきところを理解できましたので、非常に参考になりました。
もう少し技法の部分を細かく知りたかったのですが、タイプ別に紹介しているので、限界があります。今後続編にも期待したくなります。
▼時間術における3つの真実
①時間術を駆使しても仕事のパフォーマンスはさほど上がらない
②時間の効率を期にするほど作業の効率は下がってしまう
③「時間をマネジメントする」という発想の根本に無理がある
▼4×4時間感覚タイプ
・容量超過・禁欲家・無気力・浪費家
・自信家・怖がり・悲観主義・楽天家
▼単純緊急性効果
時間制限があるだけで「このタスクは重要に違いない」と判断してしまう心理のことで、「もっと大事なことがある」と頭ではわかっていても、私たちの意識はつい緊急のタスクに向かってしまう
▼既存の時間術の問題
①万人に効果があるような時間術は存在しない
②時間を効率よく使おうとするほど生産性は下がる
③時間術の大半はそもそも時間の使い方とは関係がない
▼人間の脳とは、あなたが体験した出来事をもとに統計分析を行い、やがては「人生の確率分析」を把握しようと挑み続ける推論マシン
▼人間の脳は、過去と未来の変化率を高速で計算し続けており、そのプロセスを、私たちは時間が流れる感覚として体験します。
▼未来=いまの状態の次に起きる確率が高い変化を、脳が「予期」したもの
▼過去=いまの状態の前に発生した確率が高い変化を、脳が「想起」したもの
▼正しい時間術とは、あなたの「予期と想起」を調整するものである。
▼時間の流れとはどのような現象なのか?
→ものごとの変化や連なりを、それぞれの発生確率で解釈したもの
▼人間は時間をどうやって把握しているのか?
→実際に���時間の流れなど体感しておらず、出来事が変化する確率に、「時間」という概念をあとから当てはめている
▼”時間を効率よく使う”とはいかなる行為なのか?
→あなたが抱く予期と想起を、目的に沿って調整すること
▼時間についての2つの知見
①時間の流れ方は、時代や文化によって大きく変わる
②時間の流れ方の認識は、私たちの時間不足の感覚に影響する
<目次>
はじめにー時間術の“不都合すぎる”真実
序章 時間術の罠に気づくー時間の使い方について誰もが間違う3つの真実
第1章 時間の正体を知るーあなたが時間をうまく使えない驚くべき理由
第2章 未来をやり直すー「予期」の精度を高める13の方法
第3章 過去を書きかえるー「想起」を正しく使いこなす11の方法
第4章 効率化から解き放たれるー時間を“うまく使いたい”気持ちが時間不足を起こす理由
終章 退屈を追い求めるーあなたから時間の余裕を奪う最大の難敵/おわりにーほどほどの誤りを受け入れる
投稿元:
レビューを見る
トレーニングの先生からおススメされたので読んでみました。
時間術の本なのですが、はじめに時間、というものの概念から考え、その後時間に対する受け止め方の違い(性格の違い)により効力のある時間術が人によって違うという主張があり、そのあとで、性格別の時間術の紹介と、エビデンスについてが書かれた本でした。
とても納得感があり、確かに、あなたの人生を変える最後の時間術、というキャッチフレーズも大げさではないです。。
私たちは実際には時間の流れなど体感していなくて、
未来→今の状態の次に起きる確率が高い変化を、脳が予期したもの
過去→今の状態の前に発生した確率の高い変化を、脳が想起したもの
世界のあらゆる変化を、予期と想起の2軸で受け止め解釈しているのが時間の正体だそうです。
そして、予期と想起のずれを修正する方法が時間術なのです。
たとえば私の予期のずれは、予期が多いタイプで濃さは場合によるかなあというイメージでした。
予期が多いというのは、あれこれやることが浮かびすぎて焦るタイプです。
また、想起は肯定的で誤りがある楽天家タイプでした。
実際のタスクより所要時間を短く見積もったり、過去の失敗をたまたまと受け取り未来に繋げなかったりするタイプです。。
そんな私の性格にあった時間術のうち、私が選択したものは
・タイムボクシング→取り組むタスクと目標を決め、そのタスクに時間を割り当てカレンダーに記入する時間術(決めた時間内にタスクが終わらなくても時間が来たら次の作業に取り掛かるのが大事)
・タイムログ→自分がどう時間を使ったのかを記録していき、無駄な時間はなかったの検証や、今後の計画の際の参考にする。また、問題が生じたときのためにあらかじめ対策もプランニングしておく。
・誘惑日記→予定がうまくいかなかった事実と結果を毎日2.3個書き留める。