紙の本
プロレタリア文学とジェンダー 階級・ナラティブ・インターセクショナリティ
著者 飯田 祐子 (編著),中谷 いずみ (編著),笹尾 佳代 (編著)
階級という論点はいかにジェンダー化していたのか。大正から昭和初期までのプロレタリア文学をジェンダーの観点から読み解き、「階級闘争におけるインターセクショナリティ」を浮かび...
プロレタリア文学とジェンダー 階級・ナラティブ・インターセクショナリティ
プロレタリア文学とジェンダー
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商品説明
階級という論点はいかにジェンダー化していたのか。大正から昭和初期までのプロレタリア文学をジェンダーの観点から読み解き、「階級闘争におけるインターセクショナリティ」を浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
階級闘争が内包してきたジェンダー構造に着目し、小林多喜二や徳永直、葉山嘉樹、佐多稲子らの作品から、プロレタリア文学の実践を読み直す。民族やコロニアリズムなどの論点と階級闘争との交差にも着目して、プロレタリア文学の可能性と問題点を析出する。【商品解説】
目次
- はじめに 飯田祐子/中谷いずみ/笹尾佳代
- 第1部 プロレタリア文学場におけるジェンダーとセクシュアリティ
- 第1章 愛情の問題論――徳永直「『赤い恋』以上」 ヘザー・ボーウェン=ストライク[本部和泉訳]
- 1 コロンタイとコロンタイズム
- 2 『赤い恋』
- 3 徳永直の「『赤い恋』以上」
- 第2章 階層構造としてのハウスキーパー――階級闘争のなかの身分制 池田啓悟
収録作品一覧
愛情の問題論 | ヘザー・ボーウェン=ストライク 著 | 22−42 |
---|---|---|
階層構造としてのハウスキーパー | 池田啓悟 著 | 43−67 |
プロレタリア文学における「金」と「救援」のジェンダー・ポリティクス | 飯田祐子 著 | 68−98 |
著者紹介
飯田 祐子
- 略歴
- 〈飯田祐子〉愛知県生まれ。名古屋大学大学院人文学研究科教授。専攻は日本近現代文学、ジェンダー批評。
〈中谷いずみ〉北海道生まれ。二松学舎大学文学部准教授。専攻は日本近現代文学・文化。
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