電子書籍
平穏に過ごすために
2023/02/13 21:58
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投稿者:tatenushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭の整理が追いつかなくなったり、感情的に動揺してしまうことはある。それはチャッターがうるさいからだと気づいたらそれに対処する方法が26も提示されている。いくつかは日々の生活に取り入れたい。
ただし、例として出されたメジャーリーガーの経歴は間違っているようだ。
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12790031901.html
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これは必読の書。プレゼントキャンペーンでのいただきものだがお世辞でなく有用。
ネガティブな思考のせいでうまくいかなかった。、こんな経験は誰でもあるはず。ましてこの本を読むとチャッター、内なる心の声の功罪に気付ける。悪影響があらゆるものにおよんでいる。まずはこれを認識することがいる。
次にこの悪さを軽減させる方法も提示している。ツールボックス。そう呼ばれる26のメソッド。簡単なものも多くすぐさま実践できる。
このツールボックスだがとあるものを想起させる。それは宗教。宗教には様々なアクティビティがある。ツールボックスのそれと酷使、いや完全に同じだ。なるほど私達にとっての良い処方なのだ。
まずは自分を名前で呼ぶ。その客観視からはじめたいと思う。
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目覚めている時間の2分の1から3分の1のあいだ、私たちは今を生きていない。
それは時に味方になるが超絶やっかいな敵にもなる「内なる声=チャッター」を心に飼っているから。
仕事してたり誰かと話したりしているようでも、僕らは常に別の何かを頭で考えてアイツと会話してる。僕の場合それはいつもではないけどそんな時があることは無自覚的にわかる気がする。
やっかいな敵としてのアイツからだっするためのツールを紹介。
自分なりに要約すると、
神の視点で、
視野を広げて、
それは自分への試練と捉えて、
一般化し、共感して、
秩序を設けて、畏怖を感じること。
アイツと共存(コントロール)できれば、最高の味方に。
だって心は人間の進化の最大の創造物だから。
いい本だけど読み解けてない気もしてる。
また読もう。
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タイトル見て、「もしかして、自分が感じている事が書かれてるんじゃないか」と思って、買って読んでみた。
この本に書いてある例ほど自分は申告な状況ではないけど、一人で考え込まないほうがいいのだろうなと思った。
客観的に考えられない場合、内省というのもはむしろ悪影響なんだろうなと。特に、苦痛を感じているときに内省しても有害無益だそう。
この本を読んで、今年の初めにやっていた『プラネテス』というアニメを思い出した。主人公のハチマキがもう一人の自分と会話するシーンが後半あったけど、ああいうのは悪影響なんだろうなと。
ただ、いろいろ倫理的にギリギリな実験が多いなと。まあ、心理的苦痛を与えないと成り立たない実験もあるから、ある程度仕方ないのかな。それがあったから分かったこともあるだろうし。
なお、想像上の友人を持つことで、子どもの内語が進歩する可能性があるそう。良好なコミュニケーションにもつながるということだけど、個人的にこの結果は意外だった。まあ、想像力を鍛える訓練と考えれば、確かに一理あるかも。
孤独を感じるのは、大きい死亡リスク因子というのはよく聞くけど、どう改善していけばいいのかはよく分からなかった。自分も、一人暮らしで友だちもいないし、そういう意味では死亡リスク高いのかな。まあ、会社に行ったら誰かと仕事するので、孤独感というのはそんなに感じてないのだけど(そういう意味では、完全テレワークだったら孤独感もっと感じてたかも)。
困ったことがあっても、自分事だとうまく解決できないけど、他人相手だと解決しやすいというのは本当にそうだよなと思う。自分も、しょうもないことで落ち込むことあるけど、他人が同じように落ち込んでたら「そんなことで落ち込まんでも」と思うだろうなと思うことがある(ちょっと、この本で言いたいことと違うかもしれないけど)。まあ、客観的な視点を持つことが大事ということなんだろうなと思った。
他人と感情を共有するのは悪影響になることもあるというのはちょっと意外だった。被害者会みたいなものってあるけど、ああいうので吐露するのって、むしろ悪影響だったりするのだろうか。
前向きに物事をとらえることが大事ということなのかな。感情的に難しいと思う人もいるだろうなと思った。
なお、孤独感の解消として身体的接触がいいとのこと。そりゃそうだろうなと思ったら、どうやら、テディベアなどの無生物でもいいらしい。自分も何かぬいぐるみでも買ってみたほうがいいだろうか…。
後、何の説明もなく、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』の話がでてきてビックリした。それだけ世界的影響力のある本ということなんだろうか。
プラセボ効果については知ってたけど、「プラセボだ」と知っていたとしても効果があると知って驚いた。自分で自分を騙すというのは、意外とできるということなのかな。
自分も、「頭の中のひとりごと」にはうまく対処できるようになっていきたいと思った。
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ストレングスファインダーの第二の資質が「内省」なのと、常に無意識的に何かネガティブな問題を自分で抱えて長いこと脳内で思い出して悩み続ける=自分で自分を傷つけ続けるのがいやだなと思っていて、それに最適な本なのではないかと思い手に取ってみた。
ストレングスファインダー内省の人が感想を書いていた気がして、それを見て興味を持てたのだけど今見たらその感想が見当たらない…。
この本で初めて知る面白い実験結果、事実もありましたが、総じて大変読みづらい本でした。この翻訳家と私が相性が悪いのかもしれません。
英語と日本語では語順の構造が違い、この本は英語の順番のまま日本語に訳されているように思えました。英語の文章を理解してかみ砕いて日本語文章として再構築するものを翻訳と思っていたので、少々この本の翻訳には不満を抱いております。
チャッターから距離をとるという話で『夜と霧』のフランクルの話が思い浮かびました。あの壮絶なアウシュビッツ収容所を彼は生き抜きましたが、この苦しい経験を後世に語り継ぐことが自分の天から与えられた使命とし、心理学者としてホロコーストを見る、というような一人称ではない視点で過ごしていたように見受けられます。
「ここで必要なのは生命の意味についての問いの観点変更なのである。すなわち人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。」(夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録 みすず書房 P183 L1~)
読んでいたく感動したこの一節、このコペルニクス的転回が生存率をあげたと、本書の研究を読んだ今言えるのではないか考えます。
言った後嫌な気持ちが続くからだらだらと人の悪口、仕事の愚痴を言いたくない、人に話したくない、嫌いなものにエネルギーを割きたくない。
そう思って生きてきました。
楽しかった思い出感動したことうれしかったことは積極的に手帳に日記のように書き留めています。人間(自分)の記憶力は曖昧で正確には覚えていけないから、良かったことはきちんと書いておきたいと、そうしています。
目的と矛盾しているかもしれませんが書く行為を行うことで、より記憶が強化される
気がします。正確には詳細を覚えているのではなくその出来事の有無を覚えやすい気がします。
だから嫌だったことむかついたこと、愚痴は書く行為を通して残さないようにしています。まれに日記アプリで弱音を吐くことはありますが、デジタルツールを通すと脳はそこまで覚えていない気がするのでこの方法は有効なのでは?と思っています。
SNSではあまりネガティブな発言をしないようにしています。匿名でしか使用しませんが、自分の好きな著名人がエゴサをすることを考えて、ポジティブな念を伝えたいので良かったことを残すようにしています。
と、比較的この本に書いてあるような有益な過ごし方に近いことをしている気がするのですが、脳内の独り言は冒頭に書いたように自分を蝕み続けるときがあり、悩んでいます。
距離をとることに、自分の脳がスイッチを切り替えられるかどうかが肝だと思うのですがいまいちそこの踏み込んだ話がなかったように思えて、少し物足りなさを感じました。
自分の中では運動が切り替えスイッチになる気がするので、運動の取り組みを続けていきたいなと思います。
時間、視点の距離をとる、一人称での思考から変えてみる、を心掛けたいです。
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チャッターが始まると、自分を名前で呼んで客観的に。
俯瞰して、悩んでいる自分を見てみたり、自分に対して誰かの相談にのって語りかけたりする。
人の相談にはパッとアドバイスが出るのに、自分のことになるとできなくなるのは、チャッターで邪魔されているから。
客観的になることが大事。
日記を書いて分析はいいかも。
書き出していくと整理されていくし、書いているうちに、だんだん「気にしすぎ。つまんない悩みだな」って気付くことも多いかもしれない。
もっと深刻な悩みは、他の方法が必要だろうね。
これ読んでると、もう1人の自分を生み出すように感じて、多重人格者が出来上がる工程に似てるのかもとも思った。
もちろん、極端な話で、通常ならならない。
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心はすぐに暴走する。睡眠時の途中の目覚めの際は、とどまることを知らない。そんな自分に、いや、あなたには、効果のある本で、自分を第三者としてみる、といった視点を持たせてくれる。実行しよう。
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ネガティブな感情(内なる)言語の反芻の弊害をチャッターとして伝えている
内省は大事であるが困ったことが起こるとチャッターとなる
これを客観的に意識して発生を知覚し具体的対処を。
傍観者的に見つめる
環境に支援してもらう(自然を体験、みに行くなど)
時間的距離を置く(今の事象は過程に過ぎない、次の事態が起こったとしてもそれもまた過程)
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頭の中によぎる独り言をどう対処していくかをまとめた本。全部で26の方法がまとめられている。海外の本はエビデンス(事例)説明に非常に重みを置いているので正直煩わしさを感じるが、最後に結論としてまとめられているので、急いでいる方はまずそちらを読むのがいいと思う。
自然と触れる、儀式を行うなど自分でも取り入れているものもあり、納得感はあった。
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めっちゃ良かった。
自分がチャッターに埋没しそうな時に活用したい。
仕事にも活かしたい(顧客に対してと、上司や同僚に対して)。共感と助言を良い塩梅で。
話を聞いて、共同反芻してしまっては逆効果だというのは意外な盲点だった。傾聴は悪にもなりうる。。
子育てにも役に立つ。
これが一番嬉しいかな。。
家の中に秩序を取り戻すべく、片付けたい。
ときめくものだけ残したい。。
あと、緑や生き物やアートをよく取り入れたい。
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あらゆる場面で
“これをすべきかどうか”“こうしたらどうしようか”などの
「頭の中のひとりごと」
を人間誰しも行っていて、そのことに触れた著書。
この頭の中のひとりごとは、
内省をすると言う人間のプラスの特徴であると同時に、
“失敗したらどうしよう”と言ったネガティブなひとりごとに苦しんでしまう特徴もあると言っていて、
それに対してどのように対応すべきかが様々な実験結果とともにまとまっている。
特に印象的だったのを備忘録がてらメモ。
1.他人の出来事だと考えて、心理的な距離を取る
自分ではなく他人の出来事のように捉えることで、
物事との距離感が取れて怒りや悲しみなどの否定的な気分が抑えられ、冷静な判断が出来る。
また、自分自身の言い訳などもメタ認知出来る。
2.時間軸を広げる
1年後にこの問題について悩んでいるか?10年後の自分から見たらこの問題はそこまで大きいことか?逆に1年前の悩みを覚えてる?などの視点も設けることで、
今の悩みの小ささを再認識出来る。
3.経験を試練と捉える
チャッターが始まるのは、ある状況を脅威であると解釈した場合が多い。克服できる試練と捉えたり、これまでの困難でもそこまでの致命傷にはなってないことを認識すると、前向きに取り組める。
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面白かった
試練、ストレス、ままならない状況
多かれ少なかれ直面するこれらで私たちが苦しむのは頭の中のchattrerがその原因の一端かも。
なぜchatterは生まれるか、内省との違いは何か、どう抑えて、利用するべきか、と言った感じで話が進む。
旅行とかに行くと充電がされる気がするのはそういうことかー、とか友達に愚痴ってもなかなかスッキリしないなーとか、きっと誰もが経験のある話。
頭の多動性に悩む人は読んでるみると良いと思う
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内省系の本は増えているが、この本に書いていることは他の本で読んだことがないものが多かった。
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少なくとも自分にとっては、自己理解が進む、かつ実践的でよい本だった
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自分の内面への向かい方によって、自身を良くも悪くもしてしまう。悪くならないためのエッセンスが様々な研究の裏付けをもとに論じられる良本。