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紙の本
バカと無知 人間、この不都合な生きもの (新潮新書)
著者 橘 玲 (著)
正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶…。科学的知見から「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす。『週刊新潮』連載に付論2編...
バカと無知 人間、この不都合な生きもの (新潮新書)
バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)
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商品説明
正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶…。科学的知見から「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす。『週刊新潮』連載に付論2編を加えて新書化。【「TRC MARC」の商品解説】
正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。【商品解説】
著者紹介
橘 玲
- 略歴
- 〈橘玲〉1959年生まれ。小説「マネーロンダリング」でデビュー。「言ってはいけない」で2017新書大賞を受賞。ほかの著書に「無理ゲー社会」など。
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紙の本
バカと無知の壁か
2022/12/16 10:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
なにかと生きにくい社会は、現代になり生じたものではないようだ。バカは能力の問題であり、自分がバカであることに気づいていない。無知は、問題解決に必要な知識を欠くことである。生活に必要なすべての知識を持つことなど物理的にできないので、知らないことを知らないという二重の無知にならないよう、気をつけよう。人は極端に社会化された動物であるため、一人で生きていくことはできない。共同体の温かさは、進化の過程でヒトの脳に埋め込まれたむ向社会性「身内びいき」から生まれ、共同体以外の排除のシステムから生まれると自覚しよう。
紙の本
もやもやしていたことが、スッキリ理解できる
2023/04/13 11:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何か変だな?と思っていた“きれいごと社会”が、
明快に述べられていてちょっぴりスッキリ!
正義は最大の娯楽である、バカと無知、
やっかいな自尊心、「差別と偏見」の迷宮、
すべての記憶は「偽物」であるなどのPARTがある。
それぞれに数ページの小項目が40あり、読みやすい
いつもながらの明快な論調は、豊富なバックデータによるものか!
思い込み、偏見を一つひとつ明らかにしていく爽快感を楽しめる。
紙の本
人間の奥底に植え付けられている冷酷な無意識の存在に気付く1冊です。
2022/11/15 15:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
肌の色、性別など、それで人間を差別してはいけないと社会では言われています。
当書は、そう社会では言われながら、結局は人間の奥底には、差別をしてしまう冷酷な無意識が植え付けられている、それを様々な実証を取り上げて紹介している1冊です。
オビにも書かれていますが、いくら社会できれいごとを言っても、人間は差別そのものを消滅はできないことに、当書は嫌でも読者側に気付かさせます。
無論、だからと言って差別していい、ということではありません。当書で人間の奥底の心理を学んだ上で、当書を反面教師にして、世の中の差別問題により良く取り組んでいこう、当書はそんな位置付けになります。
紙の本
今言われていることを疑うための本
2023/07/18 05:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり強烈なタイトルですが、内容には懐疑的です。参考文献は多いですが、筆者の見方なので、そのまま鵜呑みにすることはやめた方がよさそう。自己肯定感など、今はやりの言葉について再考すべきことがらを知るためにはよい1冊だと思います。
紙の本
生きていくうえで立ちはだかる矛盾
2023/05/09 14:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
前著「言ってはいけない」では進化心理学、行動遺伝学から見たヒトの生得的な特性(かもしれないものも含め)について、かつそれらが現代社会における常識と齟齬をきたしうることについて述べられているが、本書では社会という濃密な共同体の中において人と人とが交わることで浮かび上がってくる、面倒な心の機微とでもいうものについて述べられていると思う。社会心理学的な話が多い。
人は社会の中で相互扶助しつつ生きている一方で、生存戦略として他者を出し抜かなければならないという矛盾の中で生きているという。
これを前提として、自分の印象に残ったのは以下の3つである;
人は不公正な世界で生きるため、世界は公正でなければならないという公正世界理論が無意識のうちに埋め込まれていると思われる
バカは自分がバカであることに気づいておらず、自分の能力を過大評価する傾向にある(しかもこれが他人事かどうかは誰にも分からないと来ている…)
自尊心は他者からの評価によって決まる相対的なものであり、そのポテンシャルに関係なく揺らぎ度で自尊心回復のための攻撃性の強さが決まる
(加えて、記憶は固定され保存されるものではなく、その都度書き換えられ変化していく流動的なものである、ことであろうか)
人が攻撃的になるのは公正世界理論がはたらくため、下がった自尊心メーターの回復のため、ひいては上の立場の者を引き摺り下ろして自分の相対的地位を高めることに脳内物質が快感を覚えさせるため。
そう考えると、自分も含め人は意識しようがしまいが生きていくことに必死なのだろうなと、他人とのしがらみに多かれ少なかれ疲弊しているところに、少しは気が楽になるかもしれない。
あるいは人と関わる事で生じるこうした面倒をなるべく避けようとすると意図的に孤独へ近づくしかないのかもしれないが、ヒトが徹底的に社会的な生き物であるらしいことを考えると、それにも限度がありそうだ。
紙の本
バカは自分がバカであることに気がついていない
2023/04/07 13:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
バカは自分がバカであることに気がついていないらしい、米国のある心理学者は「バカな」学生に「あなたはユーモアのセンスがあるか」と聞いた。そうすると彼らは「普通よりはちょっとマシ」と答えたという、まるっきりユーモアのセンスなんかあるとは思えない連中がだ
紙の本
見出しは刺激的だけど中身はそれほどでもない
2022/12/11 15:31
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
「バカは自分がバカであることに気づいていない」、「非モテ男と高学歴女が対立する理由」「ほめて伸ばそうとすると落第する」等、刺激的な小見出しがついていますが、内容は著者が知った実験結果を並べて記載してあるだけのものが多かったです。著者自身による実験や体験ではないものがほとんどであるため、記述内容にそれほど説得力がなく、単に刺激的な論調になる題材を並べ立てているだけという印象を否めませんでした。新聞広告で大きく載っていたため買ってみましたが、これなら買うほどの価値はなかったです。
電子書籍
差別と偏見は良くない
2022/12/05 05:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
それをバカと無知という過激な言葉で書いてありますが、もっともです。正義感を振りかざすけれど、そのウラに、結局は自らの快感はあるだろうし、善意とはいったものの中には、他人への差別感や偏見……
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バカとの付き合い方を知る
2024/01/15 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
バカは自分がバカと分かるのか→わからない。
なぜならバカだから。
話が通じないのは自分がバカだからかと思っていたがそうではないらしい。
バカと付き合うのに参考になります。