現場で使える税効果会計の教科書 基準と実務の違いがわかる！

税効果会計では、会計基準の理解はもちろんだが、それ以上に現場での経験が重要となる。現場のリアルな姿を通して、税効果会計の怖さ、難しさ、仕組みやロジックをわかりやすく伝える。〔「現場のための実践！税効果会計」（２０１６年刊）の改題，大幅に加筆修正再編集〕【「TRC MARC」の商品解説】

税効果会計は、もっとも難しい会計基準の1つです。
ただ計算するだけでも大変ですが、それに加えて、見積りや判断が多く、必ずしも全てが基準どおりに進むわけではありません。「理論だけをいくら学んでも、現場での経験がなければ活きた知識にならない」という点では、他のどの会計基準よりもその傾向が強いと思います。
書店に行くと、税効果会計の理論書としては、素晴らしい本がたくさん並んでいます。しかし、現場を書いた実践書は皆無です。だからこそ、本書で本当にお伝えしたいのは、税効果会計の現場です。
そのために、次のことを心がけました。

【現場で使っている言葉を使うこと】
【会計基準からの引用を必要最低限にすること】
【自分の見解を言い切ること】

本書では、税効果会計の現場を通して、税効果会計の怖さや難しさ、仕組みやロジック、そして、決算で炎上しないための事前準備のやり方を知ることができます。
本書を手に取ってくださった方が、税効果会計で失敗することがなく、現場で大いに役立てることを強く願っています。【商品解説】