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紙の本
孤独の意味も、女であることの味わいも (新潮文庫)
著者 三浦 瑠麗 (著)
本を偏愛した少女時代。学校生活での疎外は暴力へ。夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び女性になるということ−。気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて...
孤独の意味も、女であることの味わいも (新潮文庫)
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商品説明
本を偏愛した少女時代。学校生活での疎外は暴力へ。夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び女性になるということ−。気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
人に絶望しても、性暴力に遭っても。愛する子を喪って、すべての「いま」に正解がないように思えても。人生には必ず意味がある。救えない人間などどこにもいないのだからーー。母親の後ろに隠れていた少女が、異性の欲望に晒されて呆然とした青春時代を経て、自由を渇望し、自らの言葉だけで生きるに至るまで。気鋭の国際政治学者が、端正な文章で紡ぐようにして綴った等身大のメモワール。【商品解説】
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なぜこの本を書いたのだろうか
2023/02/10 09:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦しそうなことを含めて、かなり私的な経験やそれにまつわる考えや感覚が書かれている。なぜ、この本を書いたのだろうか。文章にすることで、あるいは、文章にできたということが、著者にとっての区切りや乗り越えになっているのでは。自分のために書いた本なのかな。孤独との向き合いを会得し納得しているように思うけど、著者にとっての夫や子供の持つ意味は、それとは別に大切なものなのではと感じた。