- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/11/09
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:19cm/382p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391622-4
紙の本
いじめの聖域 キリスト教学校の闇に挑んだ両親の全記録
著者 石川 陽一 (著)
2017年、長崎海星高校2年の勇斗が公園で自殺した。いじめを示唆する遺書や手記が見つかったが、学校はいじめと自殺の因果関係を認めようとせず、両親に不誠実な対応を繰り返した...
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商品説明
2017年、長崎海星高校2年の勇斗が公園で自殺した。いじめを示唆する遺書や手記が見つかったが、学校はいじめと自殺の因果関係を認めようとせず、両親に不誠実な対応を繰り返した−。5年間にわたる両親の闘いの記録。【「TRC MARC」の商品解説】
2017年4月、長崎海星高校2年の男子生徒が首つり自殺した。いじめを示唆する遺書が残され、後に加害者の実名が記されたノートも発見された。
親族のみでひっそりと葬儀を終えた両親に対し、学校の教頭は自殺を「突然死」や「転校」に偽装することを提案する。学校がいじめを隠蔽しようとしているのではないかと疑問を持った両親は、息子がいじめを苦に自殺したことを全校生徒や保護者に伝え、再発防止に努めてほしいと要望する。
学校は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置するが、第三者委がいじめと自殺の因果関係を認める結論を出すと、その報告書の受け入れを拒否する。両親が2019年2月に記者会見してその事実を公表すると、全国的な大きなニュースとなった。 だが、その後も、報告書を受け入れて再発防止策を履行するように県の指導を受けながらも、学校が態度を改めることはなかった。
そして、両親の会見から3カ月後、長崎海星高校では新たな自殺者が出た――。
【商品解説】
目次
- 第1章 突然の別れ
- 2017年4月20日、長崎市の私立海星高に通う勇斗が公園で自殺し、いじめを示唆するような遺書や手記が、自宅と現場で見つかる。憔悴する父大助に対して、学校側は自殺を「突然死」や「転校」として扱わないかと偽装を提案する――。
- 第2章 両親の後悔
- 穏やかな性格で学業成績も優秀だった勇斗は将来、東京ディズニーリゾートで働くことを夢見ていた。自殺の約2週間後、いじめの加害者の実名が書かれた勇斗の手記が発見され、大助と母さおりは「悩みに気付けなかった」と自責の念に駆られる――。
- 第3章 学校への要望
- 勇斗の自殺の真相を明らかにするため、大助とさおりは第三者委員会を設置して原因を調査するよう学校側に要望する。愛息の死を風化させたくないと、思いの丈を学校側にぶつける2人だが、煮え切らない教職員の態度に不信感を深めていく――。
- 第4章 決裂
著者紹介
石川 陽一
- 略歴
- 〈石川陽一〉石川県出身。早稲田大スポーツ科学部卒業。ジャーナリスト。共同通信でいじめ自殺問題のほか被爆者や平和教育について取材。
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