- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/11/25
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:19cm/233p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391627-9
紙の本
貸本屋おせん
著者 高瀬 乃一 (著)
【オール讀物新人賞(第100回)】文化年間、女だてらに貸本屋を営む「おせん」。時に幕府の狗に目をつけられ、様々な事件に巻き込まれながらも、書物への愛を胸に、大店を夢見る姿...
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商品説明
【オール讀物新人賞(第100回)】文化年間、女だてらに貸本屋を営む「おせん」。時に幕府の狗に目をつけられ、様々な事件に巻き込まれながらも、書物への愛を胸に、大店を夢見る姿を描く連作集。『オール讀物』掲載に書きおろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。
選考委員の村山由佳氏が”読み終えるなり「参りました」と呟いていた”と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。
物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう〈おせん〉の捕物帖もスリルに富んでいます。
第99回オール読物新人賞受賞作、由原かのん『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』も同時発売。【商品解説】
収録作品一覧
をりをりよみ耽り | 7−63 | |
---|---|---|
板木どろぼう | 65−110 | |
幽霊さわぎ | 111−148 |
著者紹介
高瀬 乃一
- 略歴
- 〈高瀬乃一〉愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒。第100回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。
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紙の本
江戸の市井の人たちの「本愛」が愛おしい
2023/03/23 09:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り貸本屋のおせんの物語。娯楽が溢れ、本もAmazonで注文すれば翌日には届く現代からすると、江戸の市井の人たちの「本愛」を愛おしく感じます。健気に生き抜くおせんも魅力的ですし、登を始めとする人情味のある脇役たちも良いですね。