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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/11/20
- 出版社: 九州大学出版会
- サイズ:21cm/198p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7985-0341-7
紙の本
ヒマラヤの森はなぜ守られたのか インド・ウッタラーカンド州における森林パンチャーヤトの資源管理
著者 長濱 和代 (著)
森林資源の持続的な管理と利用を進めるにおいて、住民参加型の森林管理が注目されている。ヒマラヤ山麓の農山村で、地域の実情に即して実践されている森林資源の管理と利用法を探る。...
ヒマラヤの森はなぜ守られたのか インド・ウッタラーカンド州における森林パンチャーヤトの資源管理
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商品説明
森林資源の持続的な管理と利用を進めるにおいて、住民参加型の森林管理が注目されている。ヒマラヤ山麓の農山村で、地域の実情に即して実践されている森林資源の管理と利用法を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
森林資源の減少と解決に向けて、参加型森林管理の重要性が指摘されており、本書ではその事例として、森林面積が増加に転じているインドにおける森林パンチャーヤト(森林に関わる住民自治組織)に注目する。著者はヒマラヤ山麓に位置するウッタラーカンド州での地域研究により、その制度や組織、住民参加の面から、課題について論じる。森林パンチャーヤトは、英国による植民地時代に「開発組織」として内発的に組織されたこと、細やかな管理規則と利用が定められた村落では住民の長年の経験によって蓄積されてきた知識が持続的森林管理につながること、森林管理への住民参加には意思決定の場、管理活動、管理プラン作成という3段階の参加があること、森林管理委員等の代表的な立場であることが意思決定の参加を高めること、さらに女性と森林と関わりについて考察している。【商品解説】
目次
- 第1章 世界の森林減少と参加型森林管理
- 第1節 研究背景と目的
- 第2節 森林管理における住民自治組織
- 第3節 研究方法
- 第4節 本書の構成
- 第2章 州の森林制度と地域規則の展開
- 第1節 インド・ウッタラーカンド州における森林パンチャーヤト制度の創出と変遷
- 第2節 地方における制度の解明と分析
- 第3節 考察
- 第3章 村落での森林利用管理の実際と住民の意識
著者紹介
長濱 和代
- 略歴
- 〈長濱和代〉東京大学大学院新領域創成科学研究科単位取得退学。同大学大学院農学生命科学研究科農学研究員。日本経済大学経営学部教授。環境探究学研究会理事。博士(農学、筑波大学)。
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