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紙の本
まち (祥伝社文庫)
著者 小野寺史宜 (著)
「東京に行け」と祖父に諭され、都会で一人暮らしを始めた瞬一。バイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで4年、町の人々に馴染みつつあった。そんなある日、突然祖父が東京にやっ...
まち (祥伝社文庫)
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商品説明
「東京に行け」と祖父に諭され、都会で一人暮らしを始めた瞬一。バイトをしながら荒川沿いのアパートに住んで4年、町の人々に馴染みつつあった。そんなある日、突然祖父が東京にやってきて…。祥伝社HP掲載の掌編も収録。〔令和元年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
累計36万部『ひと』からつながる物語、待望の文庫化!
「東京に出ろ。人を守れる人間になれ――」
じいちゃんの言葉に背中を押され、単身上京した僕、江藤瞬一。
誰ひとり知り合いのいない街は、僕を受け入れてくれるのか?
両親を亡くし、尾瀬の荷運び・歩荷を営む祖父に育てられた江藤瞬一は、後を継ぎたいと相談した高三の春、意外にも「東京に出ろ」と諭された。よその世界を知れ。知って、人と交われ――。それから四年、瞬一は荒川沿いのアパートに暮らし、隣人と助け合い、バイト仲間と苦楽を共にしていた。そんなある日、祖父が突然東京にやってきて……。孤独な青年が強く優しく成長していく物語。【商品解説】
収録作品一覧
まち | 5−321 | |
---|---|---|
村と町とじいちゃんと瞬一 | 322−323 |
著者紹介
小野寺史宜
- 略歴
- 千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、08年「ROCKER」でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。『ひと』が2019年本屋大賞第2位に輝き、累計36万部のベストセラーに。同書は第3回宮崎本大賞も受賞した。他の著書に『ホケツ!』『家族のシナリオ』(以上祥伝社文庫)『いえ』(小社刊)、『奇跡集』『レジデンス』など多数。
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泣ける
2023/07/31 12:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
良いお爺さんに育ててもらって、周囲の人にも恵まれたんだねえ。
人に頼られる人になりなさい、か。
なかなか言えることじゃない。
実践できるものじゃない。
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まちは人を育てる
2022/12/28 21:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親を亡くした青年の成長の物語。
尾瀬で歩荷を営む祖父に育てられた瞬一は祖父より東京に出てよその世界を知れと言われ下町に住むことに。バイトの仲間やアパートの隣人と接しながら日々を送っていた。東京の生活にも慣れたころ、突然祖父がやってくる。祖父の訪問には深い意味が・・・
独りきりの青年が祖父や両親の思いを掴みながら優しく成長していく。読み終えた後には何故かホッとする気持ちを感じる一冊。