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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/24
- 出版社: インターシフト
- サイズ:19cm/269p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7726-9578-7
紙の本
悪意の科学 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?
著者 サイモン・マッカーシー=ジョーンズ (著),プレシ南日子 (訳)
人間の心の闇にひそむ悪意は、なぜ進化し、社会を動かしているのか? 悪意にかんする多様な研究の最新成果を駆使し、身近なエピソードを織り交ぜながら、その謎に迫り、悪意の思わぬ...
悪意の科学 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?
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商品説明
人間の心の闇にひそむ悪意は、なぜ進化し、社会を動かしているのか? 悪意にかんする多様な研究の最新成果を駆使し、身近なエピソードを織り交ぜながら、その謎に迫り、悪意の思わぬ効能や利点を解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
●嫌がらせ、意地悪・・人間の心の闇にひそむ悪意は、
なぜ進化し社会を動かしているのか?
・・悪意の起源から驚きの効用まで、人間観をくつがえす傑作●
人間関係、ビジネス、政治、SNS、神話、文学、テロ、宗教・・・
具体例をもとに、悪意の力を解き明かす。
・悪意はなぜ失われずに進化してきたか?
・悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?
・なぜ自分に危害が及んでも意地悪をするのか?
・善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ
・「共感」は人間が本来持っている性質か?
・悪意と罰の起源とは?
・悪意にはどのような効用・利点があるか?
・悪意をコントロールするには?
・・・脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、
まったく新しい人間観が示される。
★佐藤優、橘玲、竹内薫、吉川浩満、栗原裕一郎、池内了、冬木糸一、佐藤健太郎、尾崎世界観さんなど推薦!
★読売新聞、日本経済新聞、中日新聞、東京新聞、週刊文春、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミスト、ニューズウィーク日本版、サライ、日刊ゲンダイ、夕刊フジ、HONZほか多数メディアで書評!
・「悪意は複雑怪奇だが、自分と他人の悪意と向き合うために、ぜひ一読をお勧めしたい」 ーー竹内薫『日本経済新聞』
・「悪徳から美徳が生まれるのだ」ーー吉川浩満『週刊文春』
・「悪意が発露されるのはどんな時なのか・・科学の様々な観点から悪意を解き明かしてみせる」
ーー冬木糸一『HONZ』
・「心理学の立場から神義論を扱っている」ーー佐藤優『週刊東洋経済』
・「神的で悪魔的な人類の心の揺らぎとしての「悪意」を科学する」ーー池内了『週刊エコノミスト』
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::著者:: サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。
さまざまな心理現象について研究を進めている。幻覚症状研究の世界的権威。
::訳者:: プレシ南日子
翻訳家。訳書は、アレックス・バーザ『狂気の科学者たち』、
サンドラ・アーモット&サム・ワン『最新脳科学で読み解く0歳からの子育て』ほか多数。
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::目次::
はじめに・・人間は4つの顔をもつ
第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
第2章・・支配に抗する悪意
第3章・・他者を支配するための悪意
第4章・・悪意と罰が進化したわけ
第5章・・理性に逆らっても自由でありたい
第6章・・悪意は政治を動かす
第7章・・神聖な価値と悪意
おわりに・・悪意をコントロールする【商品解説】
目次
- ●はじめに・・人間は4つの顔をもつ
- なぜ悪意は進化で失われなかったか?/悪の中にある善の起源
- ------------------------------------------------------------------------------------
- ●第1章・・たとえ損しても意地悪をしたくなる
- 人間観をくつがえす研究/悪意に満ちた入札/
- 最後通牒ゲームによる発見/配偶者や恋人への悪意/
- ビジネスでの悪意/選挙における悪意/終末論的な人/Dファクター
- ●第2章・・支配に抗する悪意
著者紹介
サイモン・マッカーシー=ジョーンズ
- 略歴
- 〈サイモン・マッカーシー=ジョーンズ〉ダブリン大学トリニティ・カレッジの臨床心理学と神経心理学の准教授。さまざまな心理現象について研究を進める。幻覚症状研究の世界的権威。『ニュー・サイエンティスト』等のメディアに寄稿。
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悪意をどうやったら克服できるのか
2023/06/30 22:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分よりも相手が得をするとなんとなく損をする気持ちになります。それをデータなどから説明しています。悪意をどうやったら克服できるのかを考えながら2週目を読みたいと思います。
紙の本
*****
2023/06/09 15:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は臨床心理学と神経心理学が専門で幻覚症状研究の世界的権威だそうだ。
人間の社会活動を4種類の協力、利己、利他、悪意に分ける。その最後の悪意について研究者の成果を引用しながら考察したものだ。人間の本姓、経済社会、政治、宗教など関係する事項に言及している。
興味深いのはヒラリー・クリントンとトランプのアメリカ前々回大統領選挙とイギリスのEU離脱をめぐる国民投票の具体的な悪意の事例論である。
最後に、悪意をコントロールすることを個々人の徳性に訴える。宗教と悪意の強い関係を述べる一方で仏教の四無量心瞑想を提唱している。これも興味深い。