紙の本
しゃばけシリーズ
2023/09/13 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の病弱な息子を置いて湯治に行ってしまう両親。
いつかは、一人でこの大店を切り盛りしていかなくてはならないので、予行練習のように張り切るが、やっぱり、急には難しい。
仲間の妖たちの力を借りながら、踏ん張る一太郎。人間界のしがらみも相まって、また、ドタバタ劇が。どうなるのか気になる所です。
紙の本
若旦那が店主になる
2022/12/15 19:16
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも病気で寝付いていた若旦那が、とうとう長崎屋の店主として、店を切り盛りする日がやってきた。きっと若旦那の病死という最後が来るのだろうと、いつもいつも読みながら悲しく思ってたのに、夢のよう。若旦那も店の外では、さすがの貫録さえ感じられる今回の活躍ぶりに、嬉しくて、ゾクゾクしました
紙の本
若だんなの成長
2022/12/20 11:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホント - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん何事もなく終わる訳がない若旦那のいちねんかん。これまでもシリーズを通して若だんなの成長は感じていましたが、今回はその責任も相まってますます立派になったなーと感じました。心なしか周りの妖たちも立派になってきたような?
投稿元:
レビューを見る
若旦那が自立するための準備を行う話
出てくる神様がだんだん俗っぽくなってきている
昔のように問答無用で祟ってくるくらいの理不尽さがなくなってきた
単なる妖の上位互換になってきていてガッカリ感がある
妖の係わり方も直接的になってきている
個人的には妖は情報収集のみの方が話に深みが出てくると思う
若旦那の妖使いとしての能力が増してきたということか
投稿元:
レビューを見る
「若だんなが一年間両親から長崎屋を託される」という、シリーズでこれまでになかった展開で、新鮮なエピソードも多くて楽しめました。特に屏風のぞきと金次が奉公人として働くようになるとは……なんとなく、このシリーズの目指すところや終着点が見えてきた気がして、若だんなの成長とともに頼もしく感じられました。
それにしても、いつにもまして……いや、いつもどおり?の、兄やたちを筆頭とした若だんなファーストぶりが実に微笑ましい(笑)
「ともをえる」の昌三さん、若だんなの善き友人になる人としてかなり推されていましたが、特別個性があるキャラクターでもなく、遠くの地にも行ってしまうので、今後の登場はレアになりそうだなぁ……。
投稿元:
レビューを見る
いちねんかん/ほうこうにん/おにきたる/
ともをえる/帰宅
両親が湯治に行く? 一年間!
若だんなに店主代理が務まるの??
ドキドキしながらワクワクしながら手助けしたいと思いながら(まるで姉か母の気分)ちょっとばかりの期待と共に読み終わる。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけを読むことはライフワークになりつつあります。
久しぶりに若だんなと長崎屋の愉快な仲間に会えてしあわせ。
今回も本当に楽しい一冊でした。
1年に一冊しか会えないのが寂しい。
投稿元:
レビューを見る
両親が店を若だんなに任せて、一年間の療養に出かける。寝ついてばかりの若だんなに任せても大丈夫なの?若だんなだけでなく、店の者全員の成長に期待してのことなのだろう。
そして、主の留守を狙ったかの様に、様々な難題が降りかかる。若だんなと妖達が奮闘する。
投稿元:
レビューを見る
甘い甘い両親が店を任せてみようかと思うなんて、すごいことだ!と思い若だんなも年を重ねてきたんだな…なんて思って読み出したら、そこはやっぱり頭を悩ます出来事が次から次に起こってやっぱり寝込む。でもいろんな事を考えて店の損失を決意するとこなんてきっぱりしていてかっこ良かったです。
投稿元:
レビューを見る
両親が湯治に行く一年間、長崎屋は若だんなに託されることになった。妖たちはあの手この手で若だんなを助けようとするが、はたしてこの一年をぶじ乗り切れるのか!?(e-honより)
投稿元:
レビューを見る
毎度お馴染み、しゃばけシリーズ第19弾である。今回は、長崎屋の主人・藤兵衛と妻のおたえが、一年間に及ぶ湯治に出かけることになった。主人が留守の間、仁吉や佐助たちが店を守るのだが、一太郎も店の力になりたいと切に願う。
「いちねんかん」。一太郎が口を滑らせ、張り切る古株の大番頭。ところが…。悪気はなかったとは思うが、一太郎は長崎屋の主代理としてどんな裁定を下したか? 一太郎だから皆が受け入れた。藤兵衛も同じ裁定をした気がする。
「ほうこうにん」。次から次へと悪い奴は現れる。高価な品を奪われた長崎屋。この男も腹立たしいが、何より船着き場のルールに納得がいかない。どうせ取り戻せないのなら…。一太郎の意外な一面が垣間見える。仁吉と佐助はカンカンだが。
「おにきたる」。疫病が江戸を襲う。何となくコロナ禍を彷彿とさせる。我こそが疫病を流行らせたと主張する鬼たち。このシリーズは時々こういうパターンがある。妖たちが集う長崎屋とはいえ、毎回巻き込まれるのも困りものである。
「ともをえる」。大坂の大店が、一太郎に後継者選びをしてくれという。これまた時々あるパターンだが、毎回責任重大なのに、お人好しというか何というか。「いちねんかん」と同様、一太郎の裁定が光る。資質は十分なんだよねえ。
「帰宅」。藤兵衛とおたえが帰るという便りが届くが、盗賊どもが長崎屋を狙っていた。万全の備えのはずが、敵は裏をかいてきた。どうする一太郎? まあ、正義が勝つことはわかっているけども。おいおい、最後の最後にそんなオチが…。
藤兵衛不在の一年間、一太郎は立派に長崎屋を守ったと言ってよいだろう。周りが動いてくれるのは人徳だ。本作は、外伝『またあおう』のラストで描かれたように、一太郎が本格的に長崎屋を継ぐ布石なのか。次作で区切りの20作目だが。
偉大なるマンネリと言うべきしゃばけシリーズ。畠中恵さんの頭の中には、シリーズの結末が見えているのだろうか。完結(するのか?)まで付き合おう。
投稿元:
レビューを見る
軽め小説
かかった時間75分くらい?
何作か読んだことがあるシリーズものの続き。内容は、ほのぼのファンタジーで、なんとなく日常系アニメっぽい雰囲気(妖怪とか出てくるけど)。
読んでいて気づいたけど、読点多すぎやしないか?
投稿元:
レビューを見る
両親が旅で不在中に長崎屋をまかされた若旦那が努力する話。通常の店の差配や町衆との関わりなどに取り組む。無論、そこにあやかしや怪異が絡んでくる。
普段、病弱で寝たきりイメージの若旦那が普通を目指して努力する姿が微笑ましい。
また要所要所で見せる対応が出来る人だなぁと思わせる内容。成長した若旦那の物語を読んでみたいと感じた。
できればおりんちゃんも登場して欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
大きく心配するようなことは起こらない穏やかなお話で、周りの兄やや妖が若だんな第一に大切にしている様子にほっこり癒やされる。ただ、今回は1年間店の主として働くという主旨から、若だんなの主としての捌き方に安心感というか、さすがだなあと。格者で広い視野をもてる若だんなは本当に素敵な人だと思う。
投稿元:
レビューを見る
一太郎がどんどん成長していく。
今回は両親が一年間温泉療養に出かけててしまう。一太郎は手代や番頭の力を借りて店を切り盛りしていく。
当然途中で具合が悪くなることも、危険な目にも会うが、持ち前の賢さと妖しの助けで切り抜けていく。このシリーズは一太郎が成長するにつれて、どんどん面白くなっていく。