- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/19
- 出版社: 吉川弘文館
- サイズ:19cm/272p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-642-05963-3
紙の本
ガラスの来た道 古代ユーラシアをつなぐ輝き (歴史文化ライブラリー)
著者 小寺 智津子 (著)
古代西アジアで発明され、東方にもたらされたガラス製品は、どのような人物が入手し、そこにはいかなる意味があるのか。シルクロードの東西交渉や日本と大陸の交流などを、ガラスから...
ガラスの来た道 古代ユーラシアをつなぐ輝き (歴史文化ライブラリー)
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商品説明
古代西アジアで発明され、東方にもたらされたガラス製品は、どのような人物が入手し、そこにはいかなる意味があるのか。シルクロードの東西交渉や日本と大陸の交流などを、ガラスから読み解き、古代の人々の活動を映し出す。【「TRC MARC」の商品解説】
今から約4500年前に西アジアで発明され、美しい珠や器となって、はるか東方へともたらされたガラス。それらはどのような人物が入手し、そこにはいかなる意味があるのか。シルクロードの東西交渉や、ユーラシア諸社会の栄枯盛衰、日本列島と大陸の交流などを、出土したガラス製品から読み解き、活き活きとした古代の人々の姿を映し出す。【商品解説】
目次
- 美しい古代ガラスの世界―プロローグ/ガラスの特性と歴史(ガラスの物質的特性/古代ガラスの化学組成とその分析の問題/西方におけるガラス製品の誕生と展開/古代ローマとガラスの発展)/蜻蛉珠と草原シルクロード(蜻蛉珠、東方に至る/スキタイ系文化と重圏円文珠/中華文明と北方遊牧騎馬集団の接触/戦国時代の中国製ガラス製品)/漢代のガラスとユーラシアネットワーク(漢代に見られるガラス製品/漢代の西方ガラス器とユーラシア東西のつながり/カリガラスと海のシルクロード)/弥生社会のガラスと大陸との交流(弥生時代のガラス製品の概要/弥生時代中期のガラスと対外交渉/弥生時代後期のガラス製品と対外交渉/楽浪郡と東夷世界)/激動のユーラシアとガラス(魏晋南北朝のガラス/三国時代の朝鮮半島と搬入ガラス製品/古墳時代の日本と舶載されたガラス製品/隋唐期のガラス製品と仏教)/ガラスが見てきたユーラシア―エピローグ
著者紹介
小寺 智津子
- 略歴
- 〈小寺智津子〉愛知県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。国士舘大学・駒澤大学・創価大学非常勤講師。博士(文学)。著書に「古代東アジアとガラスの考古学」など。
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紙の本
ユーラシアを東西に結ぶガラス
2023/06/22 08:20
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
正倉院のガラス器がペルシャから来たものだみたいなことは教科書でも習うが実際にどういう経路でどういう物が伝来したのかが知れて面白かった。ヨーロッパからペルシャ、中華までシルクロードを伝わる交流が盛んだったことがわかる。日本(倭国)への伝来について楽浪郡から来てるのはその通りだろなと思ってたがそこから広州に繋がっていたことに交流のダイナミックスさを感じた。