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商品説明
必ず北向きで手を洗い、鼻は真っ赤−。平安朝で栄華を極めた藤原道長。その孫の孫にあたる藤原忠実の談話集をひも解き、道長の家族や周囲の人々のふるまいにも触れながら、意外な素顔に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
手を洗うときは必ず北を向き、鼻は真っ赤で、競馬好き―。平安時代に栄華を極め、「この世をば」の歌で有名な藤原道長の知られざる姿は、孫の孫にあたる藤原忠実の談話集『中外抄』『富家語』によって現代に伝わった。道長の家族や取り巻き、政敵・陰陽師など周囲の人々もふくめ具体的な貴族のふるまいにも触れ、百年後から見た王朝時代の姿に迫る。【商品解説】
目次
- はじめに 知られざる藤原道長/一人の貴族男性としての道長―道長をめぐる昔語り その一(北を向いて手を洗う話/赤い鼻の話/漢学の才を持たない話)/為政者としての道長―道長をめぐる昔語り その二(処世術の話/関白を務めなかった話/昇りつめた話)以下細目略/家長としての道長―道長をめぐる昔語り その三/有職故実家としての道長―道長をめぐる昔語り その四/堂々たる関白としての頼通―道長の子供たちをめぐる昔語り その一/意外性に満ちた人物としての頼通―道長の子供たちをめぐる昔語り その二/頼通の政敵としての教通・頼宗―道長の子供たちをめぐる昔語り その三/摂関家の神母としての彰子―道長の子供たちをめぐる昔語り その四/道長の政友たち・道長の政敵たちをめぐる昔語り/道長を支えた名人たちをめぐる昔語り/おわりに 孫の孫が語る藤原道長
著者紹介
繁田 信一
- 略歴
- 〈繁田信一〉東京都生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。同大学日本常民文化研究所特別研究員、同大学国際日本学部非常勤講師。博士(歴史民俗資料学)。
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紙の本
知られざる道長の姿
2023/10/20 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:信州人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河ドラマで注目されている道長。自筆の日記、御堂関白記を残していますが、意外に1人の人間としての姿は知られていません。
そんな道長の姿に触れられる本です。
読み終わった後、すごく親近感がわきました。
紙の本
藤原忠実が語る道長・頼通
2023/09/05 08:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
道長の孫の孫にあたる忠実が道長の孫の四条宮寛子から聴いた道長・頼通の時代について語られている。道長が手を洗う時は必ず北を向くようにしてたり鼻が真っ赤であったりと普通の道長の伝記では現れないような個性的なエピソードが語られる。また、頼通についても結構癇癪持ちであったりとかかなりの寒がりだったりとか知らないことがたくさん語られていて面白かった。
紙の本
人間臭さあふれる!
2023/08/30 00:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
道長だけでなく、それを取り巻く家族や主君、家来などの色んな人の逸話が登場。
著者の解説も面白いです。
道長=刺激強め人生、頼通=安定人生だけど(だからこそ)暴君化、というあとがきは面白かった。
個人的にも、本当にそうなのか気になるところでした。
紙の本
北を向いて手を洗う話・赤い鼻の話
2023/05/14 13:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
北を向いて手を洗う話、赤い鼻の話などは初めて知り興味深かったです。そんなに赤い鼻だったのなら藤原実資が「小右記」で書いていそうな気もしますが、また何かの病気でそうだったのかも気になる所です。長男頼通についての記述も多く、次は頼通メインの本も読んでみたいと思いました。