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話の終わり (白水Uブックス 海外小説の誘惑)
〈私〉は、別れた年下の恋人との恋愛を再現しようと試みる。だが記憶はぼやけ、歪み、欠落し、捏造され…。かつての恋愛の記憶を綴る〈私〉の思考を硬質な筆致で描く。“アメリカ文学...
話の終わり (白水Uブックス 海外小説の誘惑)
話の終わり
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商品説明
〈私〉は、別れた年下の恋人との恋愛を再現しようと試みる。だが記憶はぼやけ、歪み、欠落し、捏造され…。かつての恋愛の記憶を綴る〈私〉の思考を硬質な筆致で描く。“アメリカ文学の静かな巨人”デイヴィスの代表作的長篇。〔作品社 2010年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
書くことをめぐる無二の長編
「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それくらい私にとっては愛着の深い作品だ」(本書「訳者あとがき」より)
語り手の〈私〉は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際していた数か月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みる。だが記憶はそこここでぼやけ、歪み、欠落し、捏造される。正確に記そうとすればするほど事実は指先からこぼれ落ち、物語に嵌めこまれるのを拒む――
ミランダ・ジュライなど下の世代の作家にもファンの多い「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長編が待望の復刊! デイヴィス作品三か月連続刊行第一弾。【商品解説】
「アメリカ文学の静かな巨人」デイヴィスの、代表作との呼び声高い長篇。かつての恋愛の記憶を綴る〈私〉の思考を硬質な筆致で描く。【本の内容】
著者紹介
リディア・デイヴィス
- 略歴
- 〈リディア・デイヴィス〉マサチューセッツ州生まれ。フランス文学の翻訳家としても知られる。マッカーサー賞、国際ブッカー賞受賞。フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与される。著書に「分解する」など。
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