- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/28
- 出版社: 作品社
- サイズ:20cm/407p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86182-950-5
- 国内送料無料
紙の本
不思議の探偵
著者 アーサー・コナン・ドイル (原作),南陽外史 (訳述),高木 直二 (編),アーサー・モリスン (原作),南陽外史 (訳述),高木 直二 (編)
日本探偵小説の黎明期に生み出された記念碑的作品! 明治32年『中央新聞』連載の「シャーロック・ホームズの冒険」全12作品と翌年の同紙連載「マーチン・ヒューイット」シリーズ...
不思議の探偵
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本探偵小説の黎明期に生み出された記念碑的作品! 明治32年『中央新聞』連載の「シャーロック・ホームズの冒険」全12作品と翌年の同紙連載「マーチン・ヒューイット」シリーズ5作品の翻案を収録。当時の挿絵も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
明治32年に「中央新聞」に連載された『シャーロック・ホームズの冒険』全12作の翻案と、翌33年に同紙に連載された「マーチン・ヒューイット」シリーズからの5作品の翻案。日本探偵小説の黎明期に生み出された記念碑的な作品の数々を、120年以上の時を経て初単行本化! 初出紙の挿絵129点を完全収録!
では何故、南陽外史は『不思議の探偵』のあとに、シャーロック・ホームズ譚ではなくマーチン・ヒューイット探偵譚を連載したのだろうか? おそらく彼は、黒岩涙香の影響から抜け出して、イギリスの探偵小説を中心に独自の世界を築こうとしていたのではないかと思われる。(…)
しかし『稀代の探偵』を発表したあと、南陽外史は、どういうわけかイギリスの探偵小説に対する関心が急激に薄れていったようで、結局、『シャーロック・ホームズの回想』が彼の手で訳述されることはなかった。(…)『不思議の探偵』の新聞連載が好評であったにもかかわらず、単行本として出版されなかったのも南陽外史の意向だったのかもしれない。
今回、『不思議の探偵』と『稀代の探偵』が復刻されたことにいちばん驚いているのは、案外、東京郊外の多磨霊園に眠る南陽外史その人ではあるまいか。(「編者解説」より)【商品解説】
目次
- 不思議の探偵
- 毒蛇の秘密/奇怪の鴨の胃/帝王秘密の写真/禿頭倶楽部/紛失の花婿/親殺の疑獄/暗殺党の船長/乞食の大王/片手の機関師/紛失の花嫁/歴代の王冠/散髪の女教師
- 稀代の探偵
- 三度に渡る不思議の窃盗/自殺に擬う不思議の暗殺/水雷秘密設計書の不思議の紛失/希臘古代宝玉の不思議の消滅/破船に搭載せし万両箱の不思議の行衛
- 編者解説
収録作品一覧
不思議の探偵 | ||
---|---|---|
帝王秘密の写真 | 6−30 | |
禿頭倶楽部 | 31−51 |
著者紹介
アーサー・コナン・ドイル
- 略歴
- 〈南陽外史〉兵庫県淡路島生まれ。立教大学卒業。東京中新聞に入社。新聞記者の仕事のかたわら、数多くの翻案小説を発表した。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む