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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/19
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:19cm/283p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-111439-1
読割 50
紙の本
名探偵の生まれる夜 大正謎百景
著者 青柳 碧人 (著)
さえない男の恋を叶えた不思議な「願掛け」。その絡繰りとは? 芥川龍之介×日常の謎、与謝野晶子×極限推理、宮沢賢治×怪異譚など、文豪たちが事件に挑む大正浪漫ミステリ全8篇。...
名探偵の生まれる夜 大正謎百景
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商品説明
さえない男の恋を叶えた不思議な「願掛け」。その絡繰りとは? 芥川龍之介×日常の謎、与謝野晶子×極限推理、宮沢賢治×怪異譚など、文豪たちが事件に挑む大正浪漫ミステリ全8篇。『小説野性時代』等掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
大正七年の秋、与謝野晶子は大阪で宙に浮かんでいた。夫である鉄幹と共に通天閣の足元に広がる遊園地「ルナパーク」を訪れたものの、夫の言葉に血がのぼり彼を置き去りにひとりでロープウェーに乗ったのだ。電飾まぶしい遊園地を見下ろし、夫婦というものの不確かさを嘆く晶子。そのとき突然ロープウェーが止まり、空中で動かなくなって……。(「夫婦たちの新世界」)
遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ赤な顔の老人がいた。かつて聞いたむかしばなしに出て来る天狗そっくりの老人から逃げ出そうとする花子だったが、今度は黒い頭巾に黒い蓑をまとった怪しい男から「面白い話を聞かせてくれないか」と尋ねられ……。(「遠野はまだ朝もやの中」)
ほか全8篇。
【商品解説】
目次
- カリーの香る探偵譚
- 野口英世の娘
- 名作の生まれる夜
- 都の西北、別れの歌
- 夫婦たちの新世界
- 渋谷駅の共犯者
- 遠野はまだ朝もやの中
- 姉さま人形八景
収録作品一覧
カリーの香る探偵譚 | 5−37 | |
---|---|---|
野口英世の娘 | 39−79 | |
名作の生まれる夜 | 81−92 |
著者紹介
青柳 碧人
- 略歴
- 〈青柳碧人〉千葉県生まれ。早稲田大学卒業。「浜村渚の計算ノート」で「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー。ほかの著書に「むかしむかしあるところに、死体がありました。」など。
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虚々実々か
2023/01/23 11:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際の出来事と、作家さんの想像を組みあわせてるんだろうな。
うまくまとまってはいるけど、さほど新鮮味も面白みも感じなかった。