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なまなりさん (角川ホラー文庫)
著者 中山 市朗 (著)
退魔師の修行を積んだプロデューサーの伊東礼二。仕事仲間の婚約者が、双子姉妹による執拗ないじめにより死に追いやられる。その後、姉妹の周囲で奇妙な事件が続発し…。体験者本人に...
なまなりさん (角川ホラー文庫)
なまなりさん
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商品説明
退魔師の修行を積んだプロデューサーの伊東礼二。仕事仲間の婚約者が、双子姉妹による執拗ないじめにより死に追いやられる。その後、姉妹の周囲で奇妙な事件が続発し…。体験者本人によって語られた怪異の採録。後日談も収録。〔MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー 2009年刊)の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
怪異蒐集家・中山市朗が聞き取った幻の長篇実話が新装版で登場。後日談と、書き下ろし短篇を収録。沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、沙代子という女性と婚約をした。しかし沙代子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより自死へと追いやられる。彼女の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになるが、それにとどまらず、被害はやがて双子の実家へと移っていく――。伊東氏の目の前で起こる信じがたい怪異と事実……。体験者本人によって、二日間にわたり語られた生々しい体験記。【商品解説】
目次
- プロローグ
- ■一日目
- 健治と沙代子
- 鈴江と香奈江
- いじめ
- 失 踪
- 石垣島
- 呪 う
著者紹介
中山 市朗
- 略歴
- (なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。
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呪いというか、因縁というか
2023/01/01 16:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タイミングX - この投稿者のレビュー一覧を見る
生前酷い仕打ちを受けた人が、死んで呪いを発動させるみたいな実話なんですが、酷い仕打ちをしていた方の人も生まれた家の因縁によって無意識のうちにそういうことをさせられていたのではないかと思いました。業の深い家に生まれてくる、誰かを滅茶苦茶に攻撃し逆に呪いをかけられる、なんという暗い運命を背負って生まれてくる人がいるものか。自分の周りにはそういう話はありませんが、きっと世の中にはこういう人や一族がいるんだろうなと、個人的にはリアリティをすごく感じました。