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文学と国柄 十九世紀日本における文学史の誕生
著者 エマニュエル・ロズラン (著),藤原 克己 (訳),鈴木 哲平 (訳)
【渋沢・クローデル賞(第22回)】青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。近代日本における最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学...
文学と国柄 十九世紀日本における文学史の誕生
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商品説明
【渋沢・クローデル賞(第22回)】青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。近代日本における最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。【「TRC MARC」の商品解説】
19世紀の日本において、時代の要請と社会の動向の複雑な作用の交錯のうちに、青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。原著は第22回渋沢・クローデル賞受賞。【商品解説】
目次
- 第一章 一九世紀における日本文学の範囲
- 第一節 ロニーの「日本人の文学」(一八八三)とアストンの『日本文学史』(一八九九)
- 第二節 内包と外延
- 第三節 一九世紀半ばにおける潜在的な文学コーパス
- 第四節 読書と読者
- 第二章 最初の国文学史の生成過程(一八九〇年)
- 第一節 著者たち
- 第二節 東京大学文学部
- 第三節 学生たちと教授陣
- 第三章 一八・一九世紀における歴史・文学・国民
著者紹介
エマニュエル・ロズラン
- 略歴
- 〈エマニュエル・ロズラン〉フランス国立東洋言語文化大学日本語科教授。主な研究領域は日本近代文学(鷗外、漱石、子規など)。
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