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不可能な過去 (ハルキ文庫 警視庁追跡捜査係)
著者 堂場 瞬一 (著)
判決確定から10年後。無罪を勝ち得た被告から「犯人は私でした」との手紙が届き、追跡捜査係の沖田は、被告の足跡を辿り始める。一方、神奈川県警追跡捜査班の西川は、ある未解決事...
不可能な過去 (ハルキ文庫 警視庁追跡捜査係)
不可能な過去 警視庁追跡捜査係
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商品説明
判決確定から10年後。無罪を勝ち得た被告から「犯人は私でした」との手紙が届き、追跡捜査係の沖田は、被告の足跡を辿り始める。一方、神奈川県警追跡捜査班の西川は、ある未解決事件が気になっていた。2つの事件は実は…。【「TRC MARC」の商品解説】
「一事不再理」。刑事裁判で判決が確定した人間は、同じ事件で二度裁かれることはないという原則だ。
その無罪を勝ち得た被告から、裁判の十年後、当時の担当刑事に手紙が届いた。
「あの事件の犯人は、本当は私でした」と。相談を受けた追跡捜査係の沖田は、被告の足跡を辿り始めるが……。
一方、神奈川県警に新設される追跡捜査班のアドバイザーとして招かれた西川は、ある未解決事件が気になっていた。
二つの不審な事件がぶつかる時、複雑に絡み合った謎が解き明かされる! 書き下ろし長編警察小説。【商品解説】
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冤罪事件を追う
2023/02/22 11:08
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去の未解決事件を追う追跡捜査係の二人の刑事の物語。それぞれに別の案件を扱うことになるが、後に思わぬところから共通項が出現して、複雑な物語になる。冤罪で起訴され、その後無罪が確定しても、世間は良しとしない風潮が、随所に漂うのは、受け入れざるを得ないのか。犯罪被害者も悲しい存在だが、冤罪事件に巻き込まれた人も、人生が壊されてしまう。楽しめるミステリーだが、そんな悲しい感想も抱く。