- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/30
- 出版社: 中央公論新社
- サイズ:22cm/781p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-12-005626-0
- 国内送料無料
紙の本
嗚呼戦艦武蔵 軍艦武蔵会会員の実録
沈没した戦艦武蔵から生還した乗組員215名が綴った証言録「嗚呼戦艦武蔵」「続!!嗚呼戦艦武蔵」を完全復刻し収録。士官や下士官兵が体験した、「武蔵」の艦内生活や苛烈だった戦...
嗚呼戦艦武蔵 軍艦武蔵会会員の実録
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商品説明
沈没した戦艦武蔵から生還した乗組員215名が綴った証言録「嗚呼戦艦武蔵」「続!!嗚呼戦艦武蔵」を完全復刻し収録。士官や下士官兵が体験した、「武蔵」の艦内生活や苛烈だった戦闘の実相を余すところなく伝える。〔「嗚呼戦艦武蔵 正・続」(武蔵会 昭和62,57年刊)の改訂,合本〕【「TRC MARC」の商品解説】
本書には士官や下士官兵が体験した「武蔵」の艦内生活や苛烈だった戦闘の実相が余すところなく描かれている。
投稿者は「正」が八十九名、「続」が百二十六名の合計二百十五名で、中には母親や妻子、兄弟たち三十二名による追悼文も含まれている。一隻の軍艦に関してこれほど多くの人たちの原稿が編まれた手記集は、海外は知らず日本には存在しないだろう。
話題は昭和十九年十月二十四日に生起した対空戦闘、その後のフィリピン方面の陸上戦、輸送船「さんとす丸」の遭難のほかにも、「武蔵」の各分隊と戦闘配置、親と子や兄弟のこと、海軍入隊前の思い出や戦後の生活、「武蔵会」設立の事情などが語られている。中でも特筆すべきは、「武蔵」の沈没地点であるフィリピン・シブヤン海への慰霊の旅を回想した文章である。そこには夫や親を喪った遺族の想いが切々と綴られ、読む人の胸に切々と迫るものがある。
二百十五名が想いの丈を籠めて綴った正続二巻の復刻版『嗚呼 戦艦武蔵』と『続!! 嗚呼 戦艦武蔵』が、「武蔵」戦没者の魂を慰めるとともに、未来永劫に日本人の精神を伝え続けてくれることを願ってやまない。
――軍艦武蔵会顧問 手塚正己(編纂者)【商品解説】
著者紹介
手塚 正己
- 略歴
- 手塚正己
昭和21年12月15日、長野県生まれ、東京で育つ。日本大学芸術学部映画学科中退後、フリーの助監督として、映画・テレビの助監督を務める。岩波映画製作所でドキュメンタリー映画を初演出後、ドラマやドキュメンタリー・テレビ番組などに携わる。平成元年4月、映像制作会社シネマジャパンを設立。3年4月、長編ドキュメンタリー映画『軍艦武藏』を製作・監督する。主な著作に、『軍艦武藏』、『『軍艦武藏』取材記』(以上、太田出版)、『海軍の男たち』(PHP研究所)等がある。現在、雑誌『歴史群像』(旧学研/ワン・パブリッシング)や、『丸』(潮書房光人新社)で執筆中。
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